我が家の四季の花、  4月。      09,04,10

  春全開である。千鳥が淵の桜もよかったが、我が家の周辺の桜も花吹雪が散る見事な景観です。
 桜の散り際の潔さを武士の心構えになぞらえた昔の人は、さぞかし花を愛で愛惜の情を豊かに持つ
 感受性に富んだ歌人でもあったことだろう。私ですら散る桜を見ていると、きれいと思う一方、何故か
 はかなさと切なさが感じられるのだから・・・。我が家の庭も春の花が次々と咲きだした。一昨年梅と
 一緒に植えた杏もようやく咲き出したが、花芽の数はまだ少なく、まだ成木とはいえない。5年前に
 植えたハナミズキはまだ咲かないが、こちらも花芽が少なく心もとない。あと2〜3年経てば花一杯の
 立派な木に育ってくれるのだろうか。5月はこのハナミズキとツツジが我が家の庭を彩ってくれる。


  蕾だった木蓮が満開になりました。
  この花は咲いたと思うとすぐに色褪せて
  盛りを過ぎてしまうので、写真を撮るのも
  油断がならない。
   はなももです。桜のような桃のような花で、
   長い間疑問に思っていましたが、家内が
   「はなもも」と判定してくれました。
  海棠(かいどう)です。
  隣の庭と我が家との境界に咲いています。
   一昨年、梅と一緒に植えた杏の花です。
  3年経って木は大きくなりましたが、まだ花の
  数は少なく、密集した見事さはありません。
  蘇芳(すおう)のようですが、自信はありません。
  植物辞典で見ると、蘇芳はマメ科の花で葡萄の
  様に赤紫の房が連なっているので、多分そうで
  しょう。