ふじの花。  17,05,07

  ふじの花が見頃だというので、車で15分ほどの横須賀市のしょうぶ園に見に行ってきた。
 市の触れ込みによれば、ここは全国屈指の規模を誇る14万株の花菖蒲で有名との事だ
 が、本当かどうかは誰も判らない。

  花菖蒲の季節には少し早いが、園内は11品種、250本のふじの花が満開で、紫色と桃
 色の花、2〜3日前からは白色のふじの花も一斉に咲き、今日は絶好の花見の当り日に
 なった。

   

  大型連休も今日で終わりなので見物客もピークを過ぎて程々の賑わいぶりで、のんび
 りと花を楽しむ事が出来た。ふじの花の群生からやや離れた一角に大手鞠が真っ白な
 花を咲かせていた。水仙とシャクナゲ、ヤエヤマブキは終わったが、シャクナゲの花が
 少し残っていた。


   


  6月になると花菖蒲が咲きだす。14万株の苗が大きくなってもうすぐ咲きそうな気配だ
 った。一斉に咲いたらさぞ見事だろう。

  パンフレットによれば、このしょうぶ園の花菖蒲の種類は、江戸系、肥後系、伊勢系、
 米国系に分類され、江戸系では青岳城、肥後系では朝日の里、伊勢系では美吉野、
 米国系ではピンクフロストが、7000uの田に412品種、14万本も植えてあるそうで、苗に
 はそれぞれの名前を書いた立札が立ててあった。

  門外漢の私にはどの種類がどんな色と形なのかはさっぱりわからない。客の集まり
 がピークを過ぎたとはいえ、ソフトクリーム、お団子、パンなどの茶店はまだまだ賑わ
 いを見せていた。2時間ほど散策して疲れたので、ソフトクリーム1個を家内と分け合っ
 て食べて帰宅した。