久し振りの夜メバル。    17,07,15

  葉山の釣友会の7月イベントは例年夜メバルと決まっているが、毎年この日は
 箱根CCの開場記念杯ゴルフとぶつかっているので、夜メバルは欠席している。

  今年は釣友会の夜メバルを例年より1週間前出ししてくれたのでようやく7〜8
 年ぶりに参加できた。場所はいつもの久里浜山下丸ではなく、走水の関義丸に
 なった。関義丸にはいつもアジで世話になっているが夜メバルは初めてである。

  釣り場は観音崎沖で水深は比較的浅い10m前後だった。いつもの事だが、
 明るいうちはカサゴが中心で、日が暮れて暗くなってからはメバルが食い始める。

  久し振りの夜メバルだが、海上は昼の暑さから解放された別天地で、星空が
 綺麗で微風が何とも心地よい。陸地の灯りがきらきら光り、久里浜沖では夏の
 花火が上がっていた。

  今日は柔らかいメバル専用竿(サクラ)と、やや短めのライトタックル竿の2本
 を持参した。仕掛けも自前で6セット作った。市販の仕掛けの枝針は3本針30p
 が標準だが、それよりも15センチ長い45センチで作っておいた。この方が釣果
 が上がることを長年の経験で知っているからである。

  果たして良型のカサゴとメバルがよく食ってくれて、参加者9人中で2番目に多
 いメバル17、カサゴ8匹の釣果だった。メバル独特の竿先がギュンとしなる強烈
 な引きで、久しぶりにメバルの引きを堪能した。

   

  メバルもカサゴもすべて煮付けにした。焼いても刺身でも旨いとある人は云う
 が、やはり煮付けが王様だ。昔はカサゴの唐揚げを頭から骨ごとかぶりついた
 ものだが、入れ歯だらけになってからは噛むことが出来なくなってしまった。

  メバル、カサゴ大小合わせて25匹もあると、煮付けにするのも大変だ。ふたつ
 の鍋を使って数回に分けて煮付けたが、日本酒が大分減ってしまった。お酒に
 ケチな左党としてはこちらの方が勿体ない気分である。

  家内も娘親子も旨い旨いと食べてくれたのがせめてもの慰めである。