タイ暖簾(のれん)。        17,05,26

   子会社K社の今月の釣り例会は、三浦半島剣崎沖のタイ釣り。今が乗っ込み
  シーズン真っ最中なのでタイは産卵のため荒食いしていて、連日良い釣果が出
  ている。

   大きなクーラーを娘家族の行楽用にやってしまったが、4〜5キロのタイが釣
  れた時に備えてクーラーを昨日我が家に届けさせておいた。その準備が功を奏
  したか、今日は数年ぶり、いや釣り人生初めての釣果となった。

   午前中は生憎の小雨だったが風がないので寒くなくまずまずの天候だった。
  一投目で間もなく当たりが来たが、タイにしては引きが物足りない。やはり良型
  ではあるがメジナだった。続いて2投目で強い当たりがあったので期待しながら
  慎重に取り込んだら、3キロほどもある立派な黒鯛だった。こんな大きな黒鯛を
  釣ったのは初めてなので、これからの時間帯を大いに期待した。

   その後も数匹黒鯛とメジナを釣ってしばらくして、強烈な当たりがあり、いわゆ
  るタイの三段引きがあった。海中から姿を見せたのは姿が赤い待望の真鯛だ
  った。船長がタモで掬ってくれてようやく緊張から解放された。なにせ数年ぶり
  の見事なタイだ。仲間達が祝福してくれた。船長が計量したら1,5キロあった。

   暫らくクロダイが続いて、少し小振りだが1`はあるタイが来た。船長の要望
  (船宿のブログに載せるPR用)で、2匹を手持ちにして船長が撮った写真です。

   
     

   そしてまたしばらくして本日最大の3キロのタイが釣れ、結局釣果はマダイが
  3匹、黒鯛が7匹、メジナが4匹という大釣果だった。マダイは3キロ弱を筆頭に、
  残りは1,5キロと1キロだった。夢に見ていた5キロは釣れなかったが、食べて
  は最高に美味いサイズのタイが釣れて大満足だった。

   6〜7年前に佐島沖でタイが6匹も釣れた時、船宿の若女将が6匹のタイを
  暖簾に見立てて、写真を撮ってくれて、”タイ暖簾”と名付けてくれてたが、あの
  時は皆1キロ未満のサイズだった。あの時以来の”タイ暖簾”となった。

   持参したクーラーには全部は入りきらない。タイ3匹とクロダイ2匹、メジナ1
  匹だけで満タンになったので、残りはすべて同伴の仲間達に進呈した。

   今日の仲間は7人だったが、タイの竿頭は私で3匹、あとは2匹と1匹で、船
  中9匹、残念な人は2人だった。それでも全員クーラー満タンとなり、10時半に
  早上がりにした。

   さてどう料理をするか、早くも娘と孫からは、タイの刺身とクロダイの塩焼き、
  タイ飯のリクエストがあった。その他にも、ため込んである料理のレパートリー
  を駆使して、見栄えの良い、旨い料理を作って家族を喜ばせたい。

   悪友からは ”80歳直前になってホールインワンとタイの大漁という二つの
  ドでかい事をしでかして、もしかして人生急いでいるのかな?” という意味深な
  お祝いのメールがあった。