ヒラメ釣り。   17,04,21

  サラリーマン時代に子会社の釣りクラブに特別参加してからほぼ15年になる。
 今ではゲストというより正会員の様に振る舞っているし、メンバーの面々もそれを
 当然と思っている。

  2月と8月を除いて毎月例会が開かれているが、半分以上は出席している。昔
 は義理で付き合う感じだったが、ヒマになった今ではかけがえのないお誘いにな
 っていて、声がかかるのをいつも楽しみにしている。

  会員は20人ほどいるが、いつも参加する常連はほぼ10人弱になってしまった。
 既に現役が一人もいなくなり、皆さんOBばかりになって、高齢化の波が例外なく
 この会にも押し寄せている。幹事はイベント企画やら集金やら忘年会行事やらで
 苦労をしている。こまめに働く幹事がいてこそ続いている釣り同好会である。

  さて4月の例会はヒラメ。そんなに釣れる魚種ではないので皆さん坊主覚悟の
 釣行だったが、7人参加で船中8枚。トップが4枚という釣果だったので今日は上
 出来というべきだろう。ヒラメの他に外道としてカサゴ、イナダ、マゴチが揚がった。

  私は写真のようになんと50センチ、推定1,5キロの座布団ヒラメをゲットした。
 当たりがあってから引き込むまでじっと我慢していたらようやく強烈な引き込みが
 あり、慎重に引き上げて取りこんだ。ヒラメの他には丸々と太ったイナダもゲット
 できた。

  私をはじめほとんどがヒラメ釣りは初めてなので、活きエサのシコイワシを弱ら
 せないで釣り針に付けるやり方を船長に教わったり、ヒラメ40といわれるように、
 当たりがあっても食い込むまで40秒程じっと我慢して待つ事などを丁寧に指導
 してくれたのがこの釣果になった。トップで4匹も釣り上げたM君のヒラメの1枚は
 60センチ推定2キロの大物だった。

  さてヒラメをどのような料理にしようかと思案中である。5枚におろして刺身にす
 るのは当然だが、なにせ50センチの大物だから、刺身だけでは食べきれない。
 唐揚げがいいか煮物がいいか、どちらにしても初めての調理だから出来上がりと
 味は興味津々である。


   
 
     ・写真の角度が悪く、やけに尻尾が大きなヒラメになってしまった。