2004年10月2日、長女・裕子の結婚式です。


   29歳9ヶ月間、裕子は葉山の我が家で家族と一緒にのびのびと成長し、屈託のない明るさと、素直で芯のある心根
   を持ったやさしい女の子に育ってくれました。今朝、裕子はこの成長の思い出を胸に抱いて、希望と幸せを体一杯に
   溢れさせながら笑顔で我が家を巣立ちました。今日から孝也君と新しい家庭を作る記念すべき旅立ちに出かけ
 ます。裕子、今まで笑顔を有難う。これからは孝也君と幸せに!
          
  <コルディアーレ麻布>
  西麻布の結婚式場。最近評判のハウス・ウェディング
  での人前結婚式が二人の選んだ結婚式です。
  庭園で結婚式、洋館のサンルームが披露宴の会場です。
  
  今朝は素晴らしく晴れ渡った秋晴れの快晴。
  天候も若い二人の門出を祝福してくれました。
  (因みに翌3日は朝から一日中強い雨でした。)


 会場のいたるところに二人の心のこもった歓迎の品々が
  展示されていました。会場内にはソファーの隅々に二人
  の子供の時からの可 愛い写真が飾られ、おまけに思い
  もかけず私達両親のウン十年前の若かりし時の結婚式
  の写真まで飾ってありました。決められた配席の席上に
  は、皆さん一人一人にあてた個別のお礼の手紙が添え
  られてありました。
  式の設営に二人が知恵と労力をかけた心憎い演出の
  苦労が充分に偲ばれました。出席した皆さん喜んでいま
  したよ。
   
 
 
 人前結婚式は、出席していただいた方々が結婚の承認者。
  二人で声高らかに誓いの言葉を読み上げます。
  司会者の承認を求める問いに答えて会場の全員が「承認
  します!」の声。めでたく結婚の立会い者の承認をいただ
  きました。このあと婚姻届などの署名が行われました。

   二人とも元気な声でとても好感が持ててよかった。
  
  重田・佐々木両家の記念写真。
  裕子のたっての希望で愛犬ゴンが祝福の飛び入り。
  いつもお世話になっているハナさんが葉山の自宅から
  ゴンを連れてきていただきました。ハナさん、有難うご
  ざいました。

  ビデオカメラやらデジカメやらで結局デジカメが少しおろ
  そかになり、あとで気がつくと花嫁と我々家族の写真は
  これだけでした。
  裕子が披露宴の最後に両親にあてて「感謝と決意の言葉」
  を読みあげ、そのあと私達にぬいぐるみをプレゼントして
  くれました。なんとこのぬいぐるみは重さが裕子の生まれた
  体重と同じ2910グラムです。その上、右足の裏には生まれ
  た日と体重が、左足には名前と今日の日にちが書かれて
  います。わざわざこの日のために準備してくれたのです。
  私達夫婦の宝物として大事に飾っておきます。

  孝也君も裕子も緊張した一日だったろうけれども、終始笑
  顔の絶えない二人を見て似合いのカップルだと本当に安心
  しました。会場の雰囲気もよく、とてもよい結婚式でした。
  さぞ孝也君のご両親も安心された事でしょう。

  子供の幸せが一番の親孝行です。二人の前途に幸あれ!