陽春。       21,04,05

   早くも桜が散り、ツツジが満開を迎えた。
  我が家のツツジは赤と白と薄紫で、赤の色も真紅とピンク色の赤などがあり、
  様々な色彩が目を和ませてくれる。

   我が家から徒歩5分の「花ノ木公園」はさくらとツツジの名所で、遠く東京や
  横浜あたりからも見物客が訪れてくる。ただし今年はコロナ禍の影響から、
  客の姿はまばらなので、お陰で静かな散歩と公園のベンチでのしばしの休息
  を楽しむことができる。

   週末には天気が悪そうだし、ツツジも最盛期を過ぎて花も散り始めそうなの
  で、カメラ片手に下手な写真を撮りに重い腰を上げて出かけてきた。たかが
  5分の外出も億劫になっている。

   東京にいる末娘がツツジの写真を送ってほしいとせがむので、我が家を偲
  ぶ一助になるよう数葉の写真を送る予定である。

    2人の孫が中学3年と1年生になるつかの間の休みなので、例年のように
  桜見物を兼ねて観音崎ホテルの昼食バイキングに今年も出かけてきた。
  
   孫達はいつまでジジとババに付き合ってくれるのだろう、そろそろ一緒に
  行くのを断られはしないかとびくびくしながら、懸命に楽しませている健気な
  ジジとババなのでであります。

   今年からバイキング方式は変更になって、自分でトレーを持って好きな食
  材を係員の女性によそおってもらう方式だった。社員食堂や学生食堂でトレ
  ーをもって一列に並ぶやり方と同じである。やはり趣はバイキング方式がよ
  いが、時節柄ホテルも考えてやったのであろう。

  <,上段2枚が我が家の庭のツツジで、下段の2枚が花ノ木公園のツツジ。>



     

   孫達は、娘婿さんの実家のある千葉の君津に先週泊まってきたそうで、
  どっさりとお土産を頂いた。実家は大きな農家で、広大な畑で沢山の野菜が
  収穫でき、孫達にとっては自然との触れ合いにとっておきの貴重な経験が
  できる農場である。

   今が旬のタケノコ、ワラビ、セリ、ネギ、等の野菜を土産に持ってきたが、
  タケノコは孫が自分で掘って収穫して、自分で湯がいて食べごろにしたもので、
  孫の成長を強く感じたものである。

   ワラビもセリも家の山の麓で収穫して,孫が茹でてくれたものである。
  明日からタケノコご飯や、タケノコとワカメの煮物など、多彩なタケノコ料理に
  腕を振るうことになる。
   これで毎日怠惰な時間を過ごしている私も少しは張り切って充実した時間を
  過ごせるだろう。