父の日ほか近況。 22,06,19 このところ色々イベントがあってそれ相応に忙しい日を過ごしている。 日頃は毎日が退屈な生活なので、少しでも生活に変化があると、大したことでもない のに忙しく感じて充実した気分になる。寂しいことだが、案外老人は生活の変化が生 き甲斐なのかもしれない。ちょっとした最近の生活の変化ぶりの近況を知らせよう。 1,父の日とシウマイ弁当。 私が働き盛りだったころ、名古屋まで毎月2,3回は出張をしていて、新横浜駅で シウマイ弁当を買い新幹線の車内で昼飯として食べるのが20年以上も続いた。崎 陽軒のシウマイ弁当は私の思い出の詰まった弁当である。今でも横浜に出かけると 駅の売店で860円のシウマイ弁当を家内への土産に買うことがある。 シウマイ弁当にはシウマイ5個に、鶏のから揚げ、マグロの照り焼き、タケノコ煮、 卵焼き、切り昆布、千切り生姜、アンズのおかずが詰められている。私はとりわけ 甘辛く煮たタケノコ煮とマグロの照り焼きが好物だった。弁当の隅にちょこんと添え られた切り昆布、真ん中に堂々と居座るアンズも箸休めにもってこいの添え物だった。 先日、長女が父の日に崎陽軒特製の「父の日弁当」をプレゼントしてくれた。長女 は私がシウマイ弁当が好きだという事をよく覚えている。崎陽軒も商魂たくましい商 品を出すものだ。 「父の日弁当」の中身は、シウマイ3種、エビチリ、酢豚、青椒肉絲、鳥のから揚 げ、春雨、炒飯、鳥そぼろご飯、中華クラゲ、ザーサイ、と種類豊富な弁当で、目と 舌を楽しませてくれたが、しかしお目当てのタケノコ煮も切り昆布もアンズもないの で少しがっかりした。それでも娘の心配りに感激した父の日だった。 一方、息子と次女からはiPadで感謝のメールが来て近々葉山に行くと連絡が来た。 子供3人とも敬老の気持ちが溢れていてうれしい。孫二人も顔を見せにきたが、背 がみるみる高くなっていて、2人とも我々夫婦よりも高くなっていた。長女は高2で バレーボールを、次女は中3で吹奏楽部でクラリネットを部活でやっていてそれぞ れ楽しく学生生活をエンジョイしていて頼もしい。そのほか近々幼児のころからや っているピアノの演奏会があるので出席が楽しみである。 2,最近の囲碁。 ー1葉山町囲碁大会の再開。 昨年までコロナで中断していた大会が、3日間にわたって開催され勇躍参加した。 段級位別に、A,、B,、Cの3クラスに分かれ、私は最上位の6段なのでAクラス。 相手は5人なので3日間で5局を打った。結果は3勝2敗とやや不本意だったが3位に なり500円の図書券をもらった。2敗はすべてポカミスによる大石の頓死によるもの で反省しきりだった。 ー2、天狗会も再開。 新横浜の囲碁サロン「白ゆり」に毎月集まっていた「天狗会」の仲間からメール があり、コロナで中断していた「天狗会」を「二木会」と改称して再開したので是 非来るようにと半ば強制的に誘いがあった。 懐かしい碁仇ぞろいなので行きたいのはやまやまだが、腰痛があるので新横浜ま で遠出できるかどうか心配でまだ決めかねている。でも懐かしい仲間の顔を見たい。 7月の第2木曜日が決断の日。 3,イサキ釣り。 釣り仲間から荷物運びはすべて面倒を見るからと誘われ、意を決してほぼ1年ぶり にイサキ釣りに出かけた。何とか腰痛も起きずに、やや小型のイサキを13匹、アジ 5,キントキ1、ウマズラ1,カサゴ1の釣果だった。 我が家に週2回通ってくる若い女性のマッサージ師とご主人と2歳の子供が、魚が 大好きというので、大半を土産に差し上げたら、喜んで受け取り、次週に来宅した 折、写真を持参してくれた。 彼女のご主人もマッサージ師だが前職がシェフらしく、調理した写真はプロはだ しの見事な出来栄えだった。タチウオが好きだというので、次回タチウオを上げる と調子よく約束をしてしまった。いよいよ釣りも復活か? 4,横浜ショッピング。 我が家から横浜に行くのは、バスと電車の乗り継ぎが普通だが、我が家の前のバス 停から横浜駅東口まで乗り換えなしで直通のリムジンバスが走っている。腰の負担 を考えて、このリムジンバスで横浜にショッピングに出かけた。 それでも相当歩いたので帰りには激しい腰痛で歩けなくなり、道路のあちこちで 座り込む醜態を演じてしまった。家内の助けを借りたものの、まだまだ1人外出に は用心が必要だと痛感した。それにしても横浜は大都会で活気があり若い人たち が生き生きとしている。 5,居酒屋。 昔の仕事の後輩が3年ほど前に、本業の建築業の傍ら横須賀に居酒屋を開いたの で、是非一献傾けたいと2年前から誘われていて、ようやく家内同伴、昔の仕事仲 間も同伴して横須賀に出かけた。 彼は現職が1級建築士で住宅施工の会社を経営しているだけあって、内外装とも 客が入りそうな店造りになっていて、内装などは旧家の部材の廃材を上手に再利用 した古民家風の趣のある店構えに仕立ててある。まるでテレビ番組に出てくる住宅 再生のプロ「匠」のようだった。 焼き鳥や一品料理など手頃で一工夫があり若い男女を中心に繁盛していた。 彼の奥さんは私の長女と友達、子供同士も同い年の友達、我々もかっての仕事仲 間だったのでお互いに奇縁というべきか。 かかる日々を過ごしながらリハビリにも精を出しているので、少しづつでも腰痛 が収まる事を期待している。 |