新年挨拶。 18,01,05

  あけましておめでとうございます。本年も拙いHPによろしくお付き合いください。
 今年の正月は好天に恵まれポカポカ陽気の元旦だった。例年通り子供と孫達が元日
 に我が家に集まり、総勢9人で翌日まで楽しんだ。

  初日の夕食はいつもと趣向を変え、広いテーブルにガスコンロとホットプレートを置き、
 タラバガニの鍋と餃子をメーンにして、鴨肉、マグロとタコの刺身、煮しめ、それにおせ
 ち料理の一部を脇役にした。

  餃子の皮に具を包むのは孫二人の仕事になっているが、手つきがよくうまいものだ。
 将来料理上手になることは請け合いである。全員よく食べ、多少多めに作った60個の
 餃子はまたたくに無くなった。タラバガニも好評で、来年もこのメニューがよいと衆議一
 決した。おせち料理がずいぶん売れ残り、かすんでしまった。

  翌日の朝早くから餅料理の準備をした。お雑煮、アンコ、きな粉、納豆、ゴマ、大根お
 ろし、ショウガ餅、ずんだ餅が我が家定番のもち料理だが、今年は横着して6種類に減
 らした。娘婿は田舎流の具だくさんの雑煮が好物で2度もお代わりをしていた。

  お屠蘇を飲み、餅をたらふく食べ、しばらく歓談して、孫の要望で去年はやらなかった
 百人一首をした。実力通り長女が優勝、家内が2位、3位が長男で4位が下の孫。2人
 の孫の健闘が大人をうならせた。

  帰り際に恒例の家族写真を撮ったが、デジカメに加えて今年はiPadを使ってみた。
 私にはまだ使いこなせないので次女が写真を撮り、パソコンに入れるまでをやってくれ
 た。子供と孫たちは森戸神社に行き、それぞれ自分の住処へと帰り、ようやく我が家に
 いつもの平凡な老夫婦の生活が戻った。

   

  新聞やテレビには早くもビッグニュースが踊っていた。

  北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は元日のテレビ
 の新年の挨拶で、「米国全土がすでに北朝鮮の核兵器の射程圏内にあり、自分の机に
 は常に核兵器発射のボタンがある」 とアメリカを威嚇し、アメリカのトランプ大統領は、
 「おれも核のボタンを持っているが、ロケットマン(金正恩)の物よりはるかにでかく、よ
 り強力で、いつでも押せる状態だ」と反撃した。

  まるで知性のない子供の喧嘩だが、ひょんなことからどちらかの堪忍袋の緒が切れて、
 ボタンに指がかからないとも限らない。その一瞬でこの世は地獄となる。

  景気の良い話では国内外の株価の高騰が続いている。、アメリカでは4日に初めての
 2万5千ドル越えを記録し、東京市場では日経平均株価が昨年末より741円(3.3%)上昇
 し26年ぶりに2万3500円台を回復した。東証1部の時価総額は初めて700兆円を超えた。
 米国や中国の経済指標が改善し企業業績の拡大に期待が強まり、バブル期の再来か
 と思わせる異常な株価である。

  一方では、改憲の動きが加速している。安倍首相が自民党の改憲原案を年内にも
 まとめ、総裁任期終了前にも国会に憲法改正発議を行うことに意欲を見せている。
 北朝鮮の跋扈がいたずらに国民の防衛意識を高め、憲法9条改正を容認する機運が
 国民の間に膨れ上がっているのが怖い。

  将棋の羽生善治氏と囲碁の井山裕太氏の国民栄誉賞受賞が閣議で決定した。めで
 たい話である。大相撲では、理事の貴乃花親方の2階級降格が決まった。

  年始早々、こうしたビッグニュースが流れ、波乱の幕開けとなったが、2018年は平穏
 無事な年になるか否か、今年も内外情勢から目を離せないし、足下の我が家も何が起
 きるかわからない。

  加齢とともに私の筆鋒も鈍くなりがちだが、時折は「ミミズの戯言」に時勢を嘆く嘆き節
 を書くことにしよう。若いころ私が多大な影響を受けた人 「べ平連」や「9条の会」を動か
 した哲学者鶴見俊輔氏は、今の私と同じ80歳で初詩集「もうろくの春」を出版し、「もうろく
 はひとつの創造だ」と云って老境を楽しんだという。

  2018年、今年もよい年になることを祈りつつ、ご愛読、ご叱正の程よろしくお願いいた
 します。