野毛山動物園と中華街。  14,08,08

    小学校と幼稚園が夏休みなので、孫2人にせがまれて横浜に遊びに出掛けた。
   野毛山動物園は3年ぶりで、当時の写真を見ると2人とも随分成長したものだ。
   気が付かないうちにどんどんいろんなことを吸収していつの間にかいっぱしの口を
   きくようになっていく。その分大人たちは少しずつ老いを重ねていく。

    動物園の動物達も少しづつ入れ替えがあったらしいが、お目当ての虎やペンギンや
   白クマ、キリンなどは相変わらずだった。3年前には触ることもできなかったモルモット
   やハムスターにも触ることが出来て大喜びだった。


    

   昼過ぎに中華街に行き、馴染みの店”菜香新館”で昼食にした。この店は野菜中心の
  広東料理で四川料理のように辛くなく子供にも優しい薄味の中華料理で人気が高い。
  孫たちは円卓テーブルが回る中華料理の店は初めてとの事で珍しがり、ジジとしても
  今まで連れてこなかったことを反省した。

   酢豚、エビチリ、小龍包、春巻き、空芯菜、チャーハン、忘れたがあと2〜3品を2人
  とも美味しい美味しいと云って沢山食べてくれた。中でも上の孫のはるは食欲旺盛で
  大人顔負けの豪快な食べっぷりだった。なんでも学校の給食ではいつもお代わりを
  するそうで、腕の力こぶを自慢げに見せてくれた。沢山食べて沢山遊ぶ元気な2年生
  である。

   ジジが必須教養として企んで手ほどき中の「囲碁と百人一首」 も順調に興味を持
  って取り組んでいる。学校での好きな時間はと聞くと、「給食と図工」と言ってのけるが、
  どうも担任教師には「とても出来の良い子供」と評価が高いらしい。そんなことはおくび
  にも見せない天真爛漫な孫である。

   下の孫のすずは相変わらず姉の真似をして絡みついているが、それでもどうして
  どうして、自我の強い事では姉に負けてはいないし、姉にはない別の天賦の才が見え
  る。喧嘩したり、と思うとすぐに一緒に遊んだり、姉妹の仲とはこんなものなのだろう。
  仲睦まじい姉妹である。