認知機能検査 。         2,04,25

   我が家のツツジも1週間前まではご覧のように満開だったが、もう峠を過ぎて早くも
  色褪せ始めている。街中を車で走ると、今が盛りと咲き誇っているツツジや、これから
  咲く遅咲きの種類のツツジ、枯れ始めているツツジ、などで何処もかしこもツツジ一色
  である。さすがツツジが葉山町の「町花」に定められているのが納得できる。


   因みに葉山町の町の木は「黒松」、町の鳥は「ウグイス」で、我が家では「ツツジ」
  を含めてこの3つのシンボルはいつでも目にし耳にすることができる。


      


   気温も20度を超えて半袖で歩く人も多い季節になったが、ポカポカ陽気の中、昨日
  運転免許更新のための認知機能検査を受講しに横浜まで出かけてきた。

   自家用車処分と免許証返上をさんざん考えた末、今年の更新を最後にすることに決
  めている。事故なく無事に免許証を返上できるよう、運転は高速道路や遠出は避け、
  近場のスーパーや病院通いだけに限定、つまりアッシー君に徹するつもりである。

   車もクラウンから小さなヤリスに乗り換えた。販売店に車を売却してその売却代金
  で5年間のリース契約にした。つまり「所有」から「保有」に切り替え、税金その他
  一切の費用は販売店持ちで、私は任意保険とガソリンだけ負担する。不慮の時には
  リース期間中に簡単に契約解除ができる仕組みになっている。

   さて肝心の認知機能検査だが、場所は横浜市大医学部前にある南横浜自動車学校
  なので、我が家からはバスと電車で乗り換えが3度あり腰痛持ちには結構負担だった。
  電車から見える八景島シーパラには沢山の人出があって賑わっていた。

   75歳以上の免許証更新には必ず受講が義務付けされているこの認知機能検査は、
  受講した人なら誰でも感じることだが、小馬鹿にされたようで何とも惨めな気分に
  させられる。

   検査方法は、①時間の見当識、②手がかり再生、③時計描写、の3つあり、特に②
  の「手がかり再生」がこの検査のハイライトで、受講者はこの検査で苦労する。

   私も大変苦手で、いつも示されたイラストが思い出せず不本意な低得点で終わる。
  友人からネットに問題集が出ているから予習したら、といわれ、かなり予習をして
  試験に臨んだが、結果はやはり出題された16枚のイラストの半分も思い出せなかっ
  た。おそらく前回の検査よりもさらに低得点だろう。

   昔から物覚えは人並だったが、すぐに物事を忘れてしまい思い出せない悪癖は治
  らない。「認知症」というよりも「健忘症」、つまりは頭が悪いという事だ。

   これでは認知機能検査の合格点の基準を満たすことは出来ない危険性がある。
  2週間後に結果の通知が来るようだが、不合格だと再講習又は免許更新時に医者の
  診断書の添付が必要になるらしい。

   不名誉なことだが致し方ない。その時はその時である。みっともないこと夥しい。