新緑の箱根に家族旅行。
０８，０４，１９〜２０春の行楽シーズンなので、家族3人と娘家族3人の6人で箱根に1泊小旅行にでかけてきた。箱根は今が桜の真っ最中。
箱根は私の現役時代に2年間毎週乙女峠を越えて通勤した通いなれた道だし、箱根CCは私のホームコースなので勝手
知ったる行楽地だ。おまけに宿泊した宮城野・明神平の会社保養所・箱根荘は浅からぬ因縁のある懐かしい思い出の詰
まった宿舎。小雨が心配されたが何とか2日間楽しいドライブを楽しむ事が出来た。初日は元箱根の芦ノ湖畔の公園で手
作りの弁当を食べ、箱根園の水族館で魚やイルカなどを見て孫を楽しませて保養所で1泊。
翌日は湖尻の桃源台からケーブルで大涌谷に行って地獄谷見物と温泉卵を楽しみ、昼食は私のお勧めのすし屋”宮ふじ”
で絶品のアジ丼を食べさせた。この店はアジに拘ったアジ専門のすし屋で、親父は知る人ぞ知る頑固な職人気質のアジ
職人。いいアジが入らないと店を開かないと言うほどの拘り方で、値段も手頃で通が通う隠れた小粋な店だ。やはりアジ
丼は人気抜群で家族全員”うまいうまい”と喜んでくれたので連れて行った私も嬉しい。最後の締めは天下の”富士屋ホ
テル”に立ち寄り、お茶とケーキで館内の重厚な雰囲気を鑑賞して帰宅した。
行き馴れた箱根とはいえ、考えてみれば大涌谷は30年ぶりだし、息子が２，３歳の時に連れて行った小湧園のこどもの国
などはとうの昔に無くなっていたし、時間の都合で乗れなかったが芦ノ湖の遊覧船などもいつが最後だったか記憶が遠い。
ゴルフ場通いと御殿場への通り道、たまに立ち寄る温泉宿、だけが最近の私と箱根の関わりの全てで、行楽地の見物な
どは絶えて久しいものだった。しかし、家族、特に孫の喜ぶ顔を見ると又一生懸命に玉子焼きと鳥の唐揚げとお結びを作
ってあげたいと思う最近の古希のジイジイである。
