箱根の温泉。 ![]() 暖かくなって外歩きの好きな人たちは、あちこちに春を探しに旅気分を楽しみ始めた。 コロナ対策のマスクも少しずつ緩和され始めてきたが、しかしまだまだマスク姿が多く マスクをしない人は少ない。同調圧力というのか、誰かがマスクを外すまでは自分から 率先して外すのはかなり勇気がいる。いわゆる「後追い」が気楽だ。 天気予報の晴れを確認して箱根に一泊旅行に出かけた。宿屋はホテル奥湯本。 神奈川県の地域振興クーポンを使うと1泊5千円引き、それに箱根町独自の1人3千円の クーポン券をもらえるのでこれでお土産が買える。 正月に乗り換えたばかりの新車ヤリスで初めての海岸線のドライブだが、やはり長い 距離を走るとクラウンよりは乗り心地と走行安定性が落ちる。走っていて少しガタガタ するのはコンパクトカー特有の現象で、クラウンと乗り心地が格段に違うのは衝撃吸収 のサスペンションの違いのためだろう。 20年以上クラウンに乗ってきたので走ってみるとやはりクラウンの優位性が納得で きる。昔いつかはクラウンというキャッチフレーズがあったが、やはりコンパクトカー はコンパクトカーで、例えていえばVIPが突然庶民に格落ちしたような気分だったが、 これは初めから覚悟していたことなので我慢するしかない。 もともと町内のスーパーや医者通いだけに限定するつもりで買い換えたヤリスである。 さて、箱根湯本の馴染みの商店街でクーポン券を利用して土産を買いこみ、ホテル 奥湯本到着。早速露天風呂へ。絶えず痛みがある腰を少しでも温泉で癒すのと、朝夕 の食事が何といっても温泉旅館の楽しみである。 夕食も朝食も一部バイキングの形式で、ステーキと天ぷらはオーダーシートに個数と 種類を書き入れるとテーブルに運んでくれる。ご飯やみそ汁副菜はバイキングで食べ 放題。そのほかテーブルには前菜や小鍋などがあらかじめ並べられている。なかなか の味で家内は大いに気に入っていた。晩酌は熱燗を2合家内と飲む。 翌朝はのんびりと10時頃出発して箱根神社と山のホテルへ向かう。 通い慣れたコースなので気楽なドライブだった。源頼朝が熱心に信仰した箱根神社で 参拝し、茶店で名物の5色餅と蕎麦を食べる。5色餅はアンコ、キナコ、ゴマ、醤油、 磯部巻きの5色。孫達が好きなので土産にする。つぎに山のホテルに向かう。 三菱財閥創業者の岩崎弥太郎の甥の岩崎小弥太の別荘だった芦ノ湖湖畔の広大な 敷地に「小田急山のホテル」が開業したのが1948年。箱根・芦ノ湖でも屈指のロケー ションを誇っている。 庭園のツツジとシャクナゲが有名で、ツツジは江戸時代に作出された他所ではほと んど見られない古品種を含む84種類約3000本が植えられていて圧巻だが、10日ほど 前にピークを過ぎていた。庭園の片隅にひっそりと一株だけシャクナゲが咲いていた ので写真を撮った。 庭園と芦ノ湖を見下ろすホテルのベランダでトーストとコーヒー紅茶を飲んで優雅 な時間を過ごし、一路帰宅した。 久し振りの箱根だったが、故郷に帰ったような懐かしさに包まれた。箱根の日帰り 温泉とランチを長年楽しんだ家内も同じ気持ちだったようである。 ![]() |