2002/1/16
暗号


 いろは歌を7文字で区切って書いて最後の字をつなげて読むと「とかなくてしす」、

すなわち「咎無くて死す」になり、これは無実の罪をきせられて殺された柿本人麿の

隠しメッセージだとか怨念だとかいう、いかにもトンデモな話をよく聞く。

(トンデモ:歌の作者の意図とは全く別の解釈で楽しむこと)

 先人を「トンデモ」と決め付けつつ、ふと、このやり方で現在の50音表に隠された

メッセージを捜してみた。

 すると、調査を開始して3分足らずで恐るべき隠しメッセージを発見したのだ。

俺は恐ろしさと歓喜のあまり、深夜1時だというのに絶叫&失禁してしまった。


50音表を8文字で区切って書いてみよう。


 なんと、頭の文字をつなげると「あけちのむら」。これはどうみても「明智の村」である。

すなわち50音表発祥の地は小栗栖村なのではないだろうか? 日本人が幼少から

親しんでいる50音表には、実は小栗栖村で土民に殺された明智光秀の怨念

こもっているのだ。

 さらに2文字目をつなげて読むと「いこつはめり」。いこつ=遺骨まではわかるが、

「めり」がわからない。めり・・・めり・・・メリ・・・減り・・・!!??

そう、「めり」を漢字変換すると、「減り」という字に変換されるのだ。

これを踏まえて、2文字目・3文字目までつなげて縦に読んでみよう。

明智の村 遺骨は減り 宇佐で火盛る

すなわち、

小栗栖村で殺された明智光秀の遺骨を家来が持ち去り、

大分県・宇佐市で火葬した

と、解釈できる。


 現状、残念ながら4文字目以降の解読には成功していないが、ここまででも既に

新聞の1面に載ってしかるべき大発見ではあるまいか。ただし、この事実が

既出だったらもともこもない。

 震える手で検索してみたところ、「咎無くて死す」「咎なくて死す」「とかなくてしす」は

合わせて205件HITしたが、「明智の村」「あけちのむら」に気付いた人は現時点

(2002年1月16日)では皆無のようだ。日本史学会・日本語学会につむごん旋風

巻き起こす日は近い。マジで、会社やめてこの研究に生涯を費やしてみようかな。

(トンデモ学者の仲間入り)

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