2.遺言ドラマをさらに劇的にするには。
a.格差を大きくする。
近年、少子化が進み、平均兄弟数は2足らずである。
前項の例で、n人の兄弟の場合、結果的にn+1倍の格差になる可能性がある。
例えば、2人の場合、Aに500万円遺贈し、残りを等分すると250万円ずつで、Aは750万円、Bは、250万円で、その比率は、3(=2+1)対1である。
したがって、nを大きくすると、その格差が広げられることになる。
b.複雑にする。
近年の長齢化に伴い、子、孫、曾孫と多世代に渡る登場人の構成にするのも、一案である。