東京室内声楽アンサンブル
長年メモリアルアートの大野屋クラシック・コンサートの為に活動を続けて
きたJCA(日本コンサートアカデミー)合唱団有志に新たな団員が加わった
ことを契機に1999年に結成された。
金井 敬氏の指導のもとオーケストラの表現様式を学びながら質の高い
緻密な音楽創りを目指し、バロック音楽・宗教曲・オペラなど、幅広いジャ
ンルの演奏を続けている。
近年はバッハ・コレギウム・ジャパンなど第一線で活躍中のソリスト等とも
共演し意欲的に活動をしている。
これまでにヘンデル「メサイア」、フォーレ「レクイエム」、ハイドン「ネルソン
ミサ」、初演当時の響きの再現を目指した二管編成によるベートーヴェン「
交響曲第九番」、J・S・バッハ「ヨハネ受難曲」、デュルフレ「レクイエム」、
W・A・モーツァルト「レクイエム」、などを演奏し好評を博した。
金井 敬氏指揮による海外演奏会では、イタリア・サンタマルゲリータ、イ
タリア・クレモナ、に続き、2007年アムステルダム・コンセルトヘボウにて
ヴェルディ「レクイエム」、2009年11月には、ウイーン楽友協会・黄金のホ
ールにてブラームス「ドイツレクイエム」に多数の団員が参加している。
いずれの演奏も聴衆を魅了し現地メディアからも絶賛された。
創立10周年を迎えた2008年11月よりメインヴォイストレーナーに古楽界
注目の広瀬奈緒氏を迎え、透明感のあるハーモニー創りにも力を注いで
いる。