草戸山コース

高尾駅から南に向かい、途中から草戸山を目指しますが、この写真の日2005年2月26日は前日の雪が溶けずに残っていました。
時々足をとられながらも、いつもと違った風景も良いものです。
山に入ってアップダウンの連続で走ることはままなりませんが、平地と異なり、普段使わない筋肉を刺激して気持ちのいいものです。
スタートして約5kmで町田市最高峰の
草戸山に着きます。
この山は標高365mですので、1年山とも呼ばれるそうです。

草戸山は八王子市と町田市の境にありますが、ここから城山湖を見下ろすことができます。
草戸山の手前に草戸峠がありますが、その峠を南に200mほど下ると林道にぶつかり、右に曲がると500mほどで
境川の源流に至ります。左折すると町田市の大地沢青少年センターがあります。
草戸山から城山湖の本沢ダムに下り、道なりに進み金毘羅神社の階段をおりると鎌倉時代の小松城址のハイキングコースに入ります。

ハイキングコースを出て境川を渡り、町田街道を突っ切り東京家政大学の前にアイスクリームの店ラッテがありますが、評判がよくいつも賑わっています。ここから七国峠に入りますが、峠からは七カ国が見えたそうですが、この峠に出羽三山石塔が残っており、この横には鎌倉古道も現存しています。この鎌倉古道は上州や武州の武士たちが鎌倉に駆けつけた道であり、明治時代には絹の道ともなりました。

林の中を過ぎ東京造形大学の横を抜け16号線の八王子バイパスの高架を通ると16号線にぶつかります。多摩美術大学の横を通り、戦車道路に入りますが、この道は帝国陸軍相模原造兵廠(しょう)の戦車のテスト道路として使用されていましたが今は市民の憩いの場となっています。戦車道路は尾根緑道の一部ですが、尾根緑道のさくらの季節は20種類以上の桜がまた素晴らしいものです。この道を6km進み桜美林大学から再び町田街道を突っ切り、境川のサイクリングロードに入り南町田まで一気に行きます。