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森昌子の笑顔、いつまでも大切にしたい。疲れたときYouTubeに映し出される笑顔を見ると、癒される。きれいな声と笑顔、そして優しさ、清らかさ、そして力強さ、恋心。これらの総合的な魅力なのだろうけど、彼女に微笑みかけられると、こちらも微笑んでしまう。顔がにやけてしまう。悲しい曲でも、恋心を歌うときでも、どこかで微笑んでくれる。それが、歌に、声に、表情に出ていると思う。それが歌手、森昌子の一つの魅力なのだろう。モナリザ?に負けないほほえみだと思う。
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ブログ39.大人の世界である、演歌(森昌子を例にして)
私が若かった頃、歌謡曲は皆でテレビを囲みながら聞いていたものだ。しかし、今はテレビを囲んで歌番組など聞かない。逆に、walkmanやスマホやPCなどで、個々人が好き勝手な時間に、すき勝手な場所で聞くのが通常だ。私も、電車やバスの中、歩道上、コンビニなど、人目を気にせず、場所を選ばずに聞いている。そのほうが、演歌などを聞くのに好都合だ。私の意識の中に、演歌を聞くのは恥ずかしい行為だ、と言う言葉が刷り込まれている。だから、歌謡曲は聴くが、演歌となると、腰が引けてしまう。 そして、個別に歌を聞くおかげで、私は演歌のよさを再認識した。私は森昌子以外の歌を聴かないが、彼女のおかげで、なぜ演歌が多くの人に支持されているのか、わかってきた気がする。それは、歌とメロディーが何より心に響いて来るからだ。心地よさ、軽快さ、男女間の思い、異性への熱い思い、失恋の悲しさつらさ、異性へのぐち、大人の男女が異性へ抱く思いをそのままに表現しているのだ。まさに大衆芸能だ。ねっとりした歌もあれば、さわやかな歌もある、希望の歌もある、ふるさとを思う歌もある、片思いの歌もあれば、夫婦の歌もある、まさしく日常の出来事をおばちゃん風な視点で表現しているとも言える。人間の気高さを歌うのではない。森昌子の十代の歌は、ある面、人間の気高さを表現していた。それは意識してでは無くて、その熱心さに、人間の気高さが表出されたのだと思う。 でも、二十代の歌はどうだろう。もう人間性の気高さは感じない。でも、それとは違った別の世界へいざなっている。まさしく大人の世界であり、演歌の世界だ。森昌子の演歌は、多分大衆的な歌なのだろうけど、歌そのものは個別的だ。テレビで囲んで見るより、walkmanで聞くほうが、心に染み入ると思う。今、森昌子が多くの人の耳に心地よく聞こえるのは、それは森昌子の歌がより個別的だからだ。 YouTubeから キャニオンレコード移籍後から引退間際のシングルA面曲を集めました 1、ためいき橋 (一九七九年十月) https://youtu.be/h0VYnqXSWLM https://youtu.be/aqLNt8rp1E4 https://youtu.be/puTDP_1O09U 2、故郷ごころ https://youtu.be/yJvHJB-OsLk 3、信濃路梓川(一九八〇年六月) https://youtu.be/W49SsxNFVQU https://youtu.be/N0g72GuVf1Y https://youtu.be/bo1nmyUawEc 4、波止場通りなみだ町(一九八〇年九月) https://youtu.be/OJ20CXpPE0k https://youtu.be/7PeGpYMMQ40 5、北寒港(一九八一年一月) http://youtu.be/KjzPdUIwyTo 6、哀しみ本線日本海(一九八一年七月) http://youtu.be/4u1RxBNRezM 7、鴎唄(一九八二年三月) https://youtu.be/J59WNF1_h20 https://youtu.be/kCcwTKg2LrE 8、立待岬(一九八二年八月) https://youtu.be/l4rFYMlfJ0w https://youtu.be/7SKSbqz8fPo https://youtu.be/Aqrb_wL_0aI https://youtu.be/EWv_tWOJbdA 8、ふるさと日和(一九八三年四月) https://youtu.be/onlESUnDRzc https://youtu.be/AhssetxBwn8 9、越冬つばめ(一九八三年九月) https://youtu.be/GZiJgQhF_mY https://youtu.be/A4iDtjmRTWE https://youtu.be/kyudV2H_pv4 https://youtu.be/5jcEcT13QjA 10、寒椿(一九八四年四月) https://youtu.be/X27GlI7kHlQ https://youtu.be/oPe4-zDhbbY https://youtu.be/ro9QKhUDPfg?list=PLCC67FB6D0B5E490B 11、ほお紅(一九八四年十月)https://youtu.be/Sk-Q1rx27UU 涙雪 https://youtu.be/Veruj6k4LUU 12、恋は女の命の華よ(一九八五年二月)
https://youtu.be/J_fIS0ceRtA 13、愛傷歌 https://youtu.be/h1ci5j2_gMM https://youtu.be/IghBpm8MdSM 14、孤愁人 https://youtu.be/I82_3PODMvI https://youtu.be/kZjf2l-vIVI |
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私の一つの課題は、森昌子の「越冬つばめ」がなぜ、はやったのか、という理由を自分なりに解き明かすことだった。今日、岐阜の出張先の宿屋で考えたことは、平凡だが、歌が上手で、気持ちがこもっていて、声が綺麗だということだ。 |
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