音楽・・・森昌子

T 2015/4/17 アルバム「日本のうた〜森昌子15周年記念」のDISK3を聴く
2015/4/11 森昌子「日本のうた〜森昌子15周年記念」アルバム3枚組のうちDISC2を聴く
2015/4/7 歌謡曲における戦前・戦後の連続性について
2015/4/4 森昌子作詞、”愛をこめて”(10周年記念リサイタル)を聞いて
2015/3/27 森昌子の歌声の変遷ー声というものを中心にして
2015/3/8 森昌子の歌への独り言
2015/2/26 山口百恵と森昌子の歌比べ
2015/2/17 森昌子が歌う、”私が好きな女”の曲
2015/2/12 森昌子の歌から、”おかあさん”を考える
2015/2/11 山口百恵、シングルA面を聞く
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2015/4/17

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 前回の続きで、アルバム「日本のうた〜森昌子15周年記念」(1986年1月発売)のDISK3を取り上げたい。前にも書いたが、僕はこのアルバムを持っていない。従って、今回も森昌子のホームページから内容をコピーさせてもらった。

 DISK3は艶歌編で、その副題が「浪花節だよ人生は」。12曲からなり、すべてカバー曲からなる。当時の演歌のヒットソングで、馴染みのある曲が多く、youtubeでもよく視聴されており、再生回数も1万〜20万回近いものがあるなど、森昌子にしては視聴回数の多い部類の歌が並ぶ。でも、都はるみなどに比べると雲泥の差で、その実力差が如実に示されている。

 ”越冬つばめ”以降、森昌子が歌うカバー曲は趣が深くなってきていると僕は書いた。果たしてカバー曲の最終アルバムは、聞くものをどのような世界へ誘ってくれるのか。オリジナルな歌手と何が違い、何がいいのか、また何が物足りないのか。多分それは人それぞれに感じ方は違うだろうけれど、共通している部分もあるはずだ。ただ、僕は演歌と呼ばれるものが、基本的に好きでない。それは特に不倫の歌など、経験がないし、気持ちが入って行かない。非モテ系の僕には片想いの曲の方が合っている。どこまで、このアルバムを理解できるのかわからない。

DISK3 艶歌編  

1.「浪花節だよ人生は」 https://youtu.be/Wv7zwGu_-5g
  細川たかし https://youtu.be/F7QzUEUScYw
 木村友衛 https://youtu.be/kLQaW2XupFQ 

2.「夫婦舟」 https://youtu.be/3kw1M7HnZLg
三笠優子 https://youtu.be/zlIvU6FJjMY

3.「長良川艶歌」 https://youtu.be/Tel23MO-Fug(動画) 
 五木ひろし https://youtu.be/EUvKCr9fxJU

4.「おんなの出船」 https://youtu.be/Pmdtwk44nCM 
  松原のぶえ https://youtu.be/3E-EEFnqWus(動画) 
  石原詢子 https://youtu.be/FKTODtgXxhg(動画) 

5.「氷雨」 https://youtu.be/_tg255DGZAw
 日野美歌 https://youtu.be/AY_vR1xNxgo(動画)
 
6.「北の宿から」 https://youtu.be/E5Yt1RXT2ho(動画) 
  https://youtu.be/PGr5OEHPI1Y(この歌い方は聴きごたえがある)
  都はるみ https://youtu.be/rUfz7H4J2Vw 
 
7.「風雪ながれ旅」 https://youtu.be/v214yV9hiOk (彼女の声としては初めて聞くかも。なかなか味わいのある歌い方だ)
 北島三郎 https://youtu.be/jSSJOV-utIM
 島津亜矢 https://youtu.be/0tpeISMpN_k
 船村徹 https://youtu.be/LeR9i3cpt8o(北島三郎とよく似た歌い方。でもとても味わいがある)

8.「大阪しぐれ」 https://youtu.be/lz7En_PYR3Y(動画)
 都はるみ https://youtu.be/k7v5czbqTLU https://youtu.be/yc9b-fi_nDI (動画)

9.「矢切の渡し」 https://youtu.be/oDsslN2JGFM(動画)
 ちあきなおみ https://youtu.be/DwrxYT2RS10(動画)
 細川たかし https://youtu.be/rzN2TsnVTLE(動画)

10.「夫婦坂」 https://youtu.be/42b_1nJC_sM(この曲も初めて聴いた感じがする)
 都はるみ https://youtu.be/7s3nsjWzkBQ https://youtu.be/x0idc3Okhk8(動画)
 https://youtu.be/dqvAR0Z0mH0(動画)

11.「さざんかの宿」 https://youtu.be/zpaIRwnuou0 (動画)
 大川栄策 https://youtu.be/5r_iQiELIq0(動画)
 
12.「北の蛍」 https://youtu.be/yIj99E9Bbxc 
 森進一 https://youtu.be/IoNdfSU4DyU

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2015/4/11

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 僕は森昌子の若いときの主要なアルバムは大体持っているのだが、引退間近の3枚組みアルバム「日本のうた〜森昌子15周年記念」(1986年1月発売、27歳)を持っていない。オークションで時たま探すのだが、7000〜8000円ぐらいしており、手が出ない。このアルバムはカバー曲だけれど、なかなか味わい深い曲が多いようだ。 3部門から構成されており、DISC1が愛唱歌編で、DISC2がポップス編、DISC3が演歌編だ。少し前、”越冬つばめ”以降の森昌子の歌を形容して、”黄金期”だと言った。今回、その黄金期の終盤に発売された歌を聴いて見よう。でも、森昌子の歌は、すべてその時々に応じて心を打つ曲が多い。そうだとするなら、黄金期と言う言い方は適してないかもしれない。

 DISC1の愛唱歌編は子供のうたや馴染みの薄い歌が多いので、DISC2のポップス編から聴いてみよう。

 森昌子のホームページの作品情報からDISC2の内容をコピーさせてもらいました。
youtubeから
森昌子歌唱 DISC2 ポップス編

 1.「小指の想い出」 https://youtu.be/j8XWiO2JDEI
 https://youtu.be/x1fPWtecElY(20才?前後の動画)
 伊東ゆかり https://youtu.be/tS24d0fCFfA

2.「手紙」 https://youtu.be/Al7o2htAaHk
 由紀さおり https://youtu.be/taaGx0NkaiQ

3.「見上げてごらん夜の星を」 https://youtu.be/JCMgSSGdTDk
   (坂本九 https://youtu.be/OFjUDNj2VXE

4.「希望」 https://youtu.be/Z23Om9ax_M0 
  岸洋子https://youtu.be/T9KwRM3aGN4 
 
5.「忘れな草をあなたに」 https://youtu.be/hhNSvsYfymE  
  菅原洋一https://youtu.be/r5HfHYb4ELY、倍賞千恵子https://youtu.be/mqJ2XkD_OuM

6.「誰もいない海」 https://youtu.be/6Cg6M1seRcQ
 トワ・エ・モア https://youtu.be/F-nhIagoSsA (いいねえ)

7.「いい日旅立ち」https://youtu.be/jQnDLk7CoRI(綺麗な声) https://youtu.be/0kDqMrGxBjg(この動画は彼女らしい、いい動画だ)
  山口百恵https://youtu.be/IPyRxvV0tZA
   百恵は小説家だ。歌をドラマにする。昌子はできない。

8.「わかって下さい」 https://youtu.be/Pyfh_pZgxMw
 因幡晃 https://youtu.be/3OCZluBj2xQ

9.「冬のリヴィエラ」 https://youtu.be/pHnXyd6HRBg 
 森進一  https://youtu.be/x5Ki7eT7AzA
10.「池上線」 https://youtu.be/xhV8l1EA5oU 
  西島三重子https://youtu.be/EtbamP3Ve-U

11.「22才の別れ」 https://youtu.be/eqrpAV95Ksk https://youtu.be/s5cW4CtP9qo(動画)
  伊勢正三 https://youtu.be/naA3BPq8gU8
  風、”君と歩いた青春”https://youtu.be/rKYc5nkue3w?list=PLveCLV0Ra7C_CJJxP9btApcmFirqHVZeJとても懐かしい曲
  太田裕美 バージョン https://youtu.be/TF5f7u8dM5U

12.「風」https://youtu.be/YIt0ymk83xE 
 はしだのりひことシューベルト https://youtu.be/ugtGClQLUdQ

 なんだか全ての曲が懐かしくて、オリジナルな歌手を探していたら、だんだん脱線してしまう。カバー曲というのは、どうしてもオリジナルな歌手のイメージが強くて、森昌子をテーマにしたブログなのに、森昌子の影が薄くなってくる。でも、どの曲も森昌子は上手に歌っていると思う。

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2015/4/7

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 今日の朝日新聞、オピニオンページに、ある大学教授が戦後をひとまとめにして考えることが多いが、そういう見方だけではなしに、戦前から戦後も連綿と続いてきたものがある一方、戦後に急激に変化したものがあることを述べていた。私が幼い頃、周囲は素朴だった。いつしか、急激に都市化し、人間関係も変わっていった感じがする。それは一つには高度経済成長期に入ったからだろう。その断絶は、日本にとって、終戦と同じぐらい、大きな変化だったのかもしれない。教授はそういうことを述べている。

 ”戦後”と言う言葉で、私たちの多くは、ひとまとめにしているが、戦前から続いているもの、あるいはそれが戦後の途中から変質して行ったものなど、”戦後”と言う区切りで、収まりきらないものを見る視点も必要だと思う。

例えば、僕は森昌子の音楽をよく聞く。彼女の歌う歌謡曲の中で僕が最もすばらしいと思うのが、LPレコード「21歳の演歌、古賀メロディを歌う」の曲だ。始め聞いたときは、古い曲だな、と言う感想だったのが、いつしかとても聞きやすく、その歌詞やメロディが心に響いてくるのだ。作曲家古賀政男は、幼い頃テレビでよく見ていたのでなじみのある人だ。その人の作曲だから、戦後の作品だと思っていた。しかし、これら古賀メロディと呼ばれるものの多くが戦前の、昭和10年前後の作品なのだ。

 戦後は美空ひばりの”柔”や”悲しい酒”、その他にもヒットした作品を作曲している。これらの曲に共通しているのは、戦前・戦後で作風がほとんど変化していないことだ。美空ひばりが戦後歌った曲も、藤山一郎が戦前歌った曲も、ほとんど同じだ。つまり戦争前に民衆が口ずさんでいた曲も、戦後の焼け野原で、人々が口ずさんでいた曲も、明るくて楽しい、人々を勇気付けるような曲で、戦争の影響をほとんど受けずに継承されているのだ。それは”大正ロマン”といわれる大正時代の曲も同じような傾向を持つ。

 森昌子は1970〜1980年代に活躍したアイドルだ。そのアイドルが歌う曲と、戦前の曲が直接にはつながっていないが、彼女が歌う古賀メロディには、精神的な、心でのつながりがあると思う。そこにはよく似た精神性があると思う。美空ひばりらが代表的な戦後の歌謡界は戦前から引き継がれ、1970年半ばぐらいからは、八代亜紀や五木ひろし、都はるみ、森昌子らの”演歌”と言う形で花開いたのではないだろうか。

当時の演歌と呼ばれる曲は、アイドルが歌う曲とそれほど大きな違いはなかったのではないだろうか。僕は藤圭子が好きだった。デビュー当時のギターを抱えながら歌う、”新宿の女”に、テレビに釘づくになった。パチンコ店では都はるみの”北の宿から”がヒットしていた。そうした曲は、本質的には、戦前から続く歌謡曲と同じだと思う。メロディや歌詞において、また、作曲家がいて作詞家がいて歌手がいるというスタイルにおいて。

 しかし、今の若者らが歌う歌は多分、そうした流れを少し汲みながら、例えば山口百恵のようなポップな歌を加味しながら、一方でそれらに対峙する、フォークやロック、アメリカのポピュラー音楽をメインにして発展していったのかもしれない。

1980年代の終わり頃になると、森昌子が引退し、徐々にアイドルや演歌が衰退し始める。1990年頃になると、バブルが崩壊して仕事の質も変化してきたのかもしれない。

 そうして見ていくなら、日本のポピュラー音楽は戦争により断絶はしていなくて、戦後、1990年前後から新しい音楽がめばえ、今の音楽界を席巻していったといえるのではないだろうか。戦前から戦後と続く歌謡曲は、演歌と言う一つの小さな部門に姿を変えて、カラオケを武器にしながら細々と生き伸びているのかもしれない。新しい音楽を引っ張っていったのは、団塊世代の二世たちだろう。そして今は、森昌子らの世代の二世たちが引き継いでいるのではないだろうか。


森昌子のアイドルな歌
”あなたを待って三年三月” https://youtu.be/_81YB9Jb1m8

昭和10年前後の歌を歌う森昌子
LPレコード「21歳の演歌、古賀メロディを歌う」より
”サーカスの唄”(昭和8年、古賀政男作曲) https://youtu.be/KAXhUZm-BYg
”青い背広” https://youtu.be/Mi8gR_ejryc
”青春日記” https://youtu.be/09FwlBkkn58
”人生劇場” https://youtu.be/i0KRm7H6gt8 https://youtu.be/g0VZKRmJ5IQ(1985年、動画)

LPレコード「18歳の演歌」より
”長崎物語”(昭和14年、作詩 梅木三郎  作曲 佐々木俊一) https://youtu.be/RZPFY1YKp3Q

戦後の古賀メロディ
近江俊郎 ”湯の町エレジー”(1948年) 大川栄策https://youtu.be/c4uPVclzMHI
美空ひばり ”柔”(1964年作品) https://youtu.be/lKpfrv7cQb0
美空ひばり ”悲しい酒”(1966年作品)https://youtu.be/zi1yedKi3FE

古賀メロディではなくて美空の歌唱力の凄さ
美空ひばり ”人生一路” https://youtu.be/FF1TK_bqSR4

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2015/4/4

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僕はこのブログを使って、歌手森昌子の歌についてかなりいい加減なことを書いている。それは自分が感じたことを書いているだけなのだが、その感じ方はゆがんだものだから、人から見れば、かなりいい加減に映るだろう。前回、僕は”越冬つばめ”以降の歌を、森昌子の黄金期だと勝手に名づけたが、それはそう僕が感じたまでで、何かの音楽の本や当時の情勢を知っていて書いたのではない。逆に、僕は森昌子の演歌と呼ばれるものがあまり好きでなく、聞いていないのだ。だから、本当の森昌子ファーンからするなら、あきれ返る様なことを平気で言っているのかもしれない。

 でも、僕は森昌子と言う歌手はすばらしいと思う。昨日、10周年記念リサイタルのアンコール曲、”愛をこめて”を聞いていたら、その歌詞〜今、私は、明日を信じて、歩きます。愛するものへ、愛する人へ、心をこめて〜が、僕の胸にずしんと響いてきた。僕も、今これからどのように生きていこうか、考えている最中なのだ。はっきり言って、その方向性が見えないのだ。でも、それがどのようなものであれ、自分が信じる道を歩んでいけば、いいのじゃないのか、自分を信じ、明日を信じて、と思えるようになってきた。これは森昌子が作詞したそうだ。

 このリサイタルのLPは1981年11月発売の23歳になったばかりの頃。森昌子自身も、その頃悩んでいたのだろう。そして、その結論が、”明日を信じて、歩きます”という言葉につながったのかもしれない。

僕はこの10周年記念リサイタルのLPは雰囲気が暗くてほとんど聞いていないのだ。でも、彼女の22,23才の頃の考えや在りようが垣間見えるような感じがする。”悲しみ本線日本海”をなんとかヒットさせよう、そして年末に賞を貰いたい、そういう気持ちが伝わってくる。なぜ、賞にこだわるのか。それは自分が置かれた状況がそれだけ厳しかったのだろうと思う。明日が見えなかったのかもしれない。レコード会社を変わったことにも触れている。それはサラリーマンが急に知らない土地へ転勤するようなものだ、と話している。

21歳ごろまでの無邪気さや明るさは影を潜め、徐々に歌手と言う職業の厳しさに立ち向かう姿勢が鮮明になってきている。その思いが、”悲しみ本線日本海”のヒットにつながったのかもしれない。

僕はこのLPを聞きながら、森昌子と言う歌手に頭が下がる思いを抱いたのだ。

youtubeには森昌子が歌う”愛をこめて”はありません。


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2015/3/27

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 声と言うものは、目には見えないけれど、平凡な声やきれいな声、心がときめく声、そして色気があって男心をくすぐる声など、色々変化する。それは人によるし、また個人の中でも変化する。実際、森昌子の声は21歳ぐらいまではきれいだ。聞くだけで、気持ちが明るくなり、癒される。

 しかし、その後の演歌の声には感動しなくなる。演歌を歌う中で、感動し始めるのは多分、越冬つばめを歌ったあとぐらいからではないだろうか。それは声そのものよりも、歌い方の味わいと言うようなものだと思う。
 
 今回、ピンポイント的に森昌子の歌声の変化をたどり、結局、どういう歌手になったのか、みてみたい。

10代の声はすべてきれいだし、躍動的だ。声に張りがあるというのだろうか。
「砂時計」(高校一年生) https://youtu.be/GUBf4f8xxi4
「純情詩集」(18才)https://youtu.be/ScQ5dXanKss

20歳ぐらいになると声の質は落ちてくるが、色気が出てくる。

風の旅路(アルバム”昌子 哀愁”20歳)youtubeになし.
若狭の海  (〃) https://youtu.be/3b2lQIsDXe0
お茶の水時代(〃) https://youtu.be/ECQ3CxiGMiw
夢の重さ   (〃) https://youtu.be/JU_JN6Gfv-8
酒場の鯉のぼり(〃)https://youtu.be/W4R2w2t9cYk 

森昌子が歌う曲の中で、このアルバムだけが声に特有の色気が感じられる。もしかして、阿久悠に恋をしていた?あるいは好きな人ができた?あるいは高校を卒業して気が楽になり、スケベ心が出てきた?

この時期の他のアルバム。色気は感じないし、声にも特徴は無いようだ。
涙の朝(アルバム”20歳の演歌”より)https://youtu.be/YiLWjSZEmYA
港夜景(〃)https://youtu.be/lQz5V4sM96A

ちょっぴり女というものを感じる動画がある。

春日和(21歳)https://youtu.be/rX_t669jKOI https://youtu.be/eeN91boRk8k

”21歳の演歌”の古賀メロディーは独特の味わいがあるが、声そのものはいいのか悪いのかわからない。でも、何度聞いても、素晴らしいと思う。
人生劇場 https://youtu.be/i0KRm7H6gt8 

21歳になるとレコード会社を変わり、演歌主体となる。これは山口百恵の反動かなと思う。

この方向転換は成功したと思う。
声そのものに魅力がなくなったきた分、歌に味わいが出てきた。それはA面、B面ともに心に訴える曲を歌い始める。22歳に出したアルバム「そしてひとり」も、その表紙写真の陰鬱な表情から、並々ならぬ決意が伺える。曲全体も演歌調になる。
アルバム「そしてひとり」から”愛の白夜” https://youtu.be/iUMw-vfWrZY

そして22歳の7月発売の”悲しみ本線日本海”(https://youtu.be/4u1RxBNRezM)はまだ、声に力強さを感じる。でも、声の質は感動を呼ぶほどではないと思う。
このあと、再び森昌子の人気が出てくるようだ。

”越冬つばめ”(https://youtu.be/GZiJgQhF_mY)の声は今、CDを聞いても少しも感動しないが、動画を見ると、声はきれいだと思う。このあたりの声は伸びやかで繊細で綺麗なのだが、10代のような感動する声ではない。

でも、”越冬つばめ”以降、歌い方や声に変化が出てきたと思う。それは一つには都会的な歌を歌い始めたことだ。これまでは岬や半島、港、鴎など地方的なイメージの歌が多かった。それが、都会の風景や男女を歌うようになって来た。寒椿”、”ほお紅”や秋元康(あきもとやすし)作詞の”涙雪だ。また、アルバム「女の暦〜ゆれる想い」に含まれる秋元作詞の”吉祥寺物語”や”冬化粧”も都会的な雰囲気のある、味わいのある曲だ。

そしてもうひとつの変化が、声に感情が入るようになってきたことではないだろうか。多分、この頃、テレビ出演が増えて、多くのカバー曲を歌っているようだ。その結果、多くの新しいファーンを獲得したのではないだろうか。そのファーンというのは多分10代の時のファーンではなくて、演歌好きなファーンだ。今も森昌子が好きなファーンというのは、この時のファーンなのかもしれない。

”越冬つばめ”から引退までは、森昌子の黄金期だろう。もともと綺麗な声の持ち主だから、その声に味わいが出てきたのだから、テレビで歌う、若くて、大人しくて、しとやかな森昌子は、10代とは別人のように、あるいは、人々は10代の記憶は完全に忘却し、新しい演歌歌手として受け入れたのではないだろうか。演歌歌手・森昌子の誕生である。

でも、森昌子って罪作りな人ですね。新しく多くのファーンを獲得して、引退してしまうのですから。ファーンは当時、かなり苦しんだのではないでしょうか。それが、再デビューにつながったのしょうか。

youtubeから 演歌歌手・森昌子の黄金期の歌声

テレビの動画より
他人船(1985年) https://youtu.be/wPQJF7eqZEA
女の海峡(1985年)  https://youtu.be/i6vDsolsyeQ
人生劇場(1985年)   https://youtu.be/g0VZKRmJ5IQ 
折鶴(1985年) https://youtu.be/Tu4UiI2aWfc
千恵子抄(1984年) https://youtu.be/wGYT6OO13p8
細雪 https://youtu.be/kH3Bj0B7HT0?list=PL9VYzIzdSP6tB4QBTMurOgy4VMNJtgwoY
つぐない https://youtu.be/TH4km4Anm68

A面、アルバムより
寒椿(1984年) https://youtu.be/ro9QKhUDPfg
ほお紅(1984年) https://youtu.be/qROjFbpy9Vg
涙雪 (1984年)https://youtu.be/XxwKOMKOMf4
吉祥寺物語(1984年) https://youtu.be/fqJ7z5BUACg
冬化粧 (1984年) https://youtu.be/yt798NiYruY
いつまでも〜愛彩川 (1986年)https://youtu.be/hswngC-akk4

アルバム「日本のうた〜森昌子15周年記念」(1986)より
見上げてご覧夜の星をhttps://youtu.be/60eabbHw3sM
忘れな草をあなたに https://youtu.be/hhNSvsYfymE
小指の思い出 https://youtu.be/8t-TGPTpYmc(テレビの録音?)
池上線  https://youtu.be/xhV8l1EA5oU

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2015/3/8

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少しずつ春になってきて、仕事も社会も明るさが見えてきたようなそうでないような。でも、この曲を聴くと、若い頃の恋心が少し思い出されて、ちょっと元気になるかな。森昌子の10代の声はなんともいえず、魅力的だ。この声も、聞くと体が自然と動き出す。
”春の目覚め” http://youtu.be/3yXG4I0cA28 http://youtu.be/bjsQjQV1gY8

森昌子の”古賀メロディ”や”昌子哀愁”はまだ声に魅力が残っている。でも、演歌を歌うようになると、声そのものの魅力ではなくて、歌の味わいや哀愁に移ってくる。森昌子のA面で最も哀愁感が漂い、素敵だなと思う曲が、”涙雪”だ。やはり、”越冬つばめ”以降の曲に、味わいが深まるのかな。
”涙雪” http://youtu.be/pl5LkNazcCg http://youtu.be/tLDa90KBElk

それに、コメント欄に26〜27歳の森昌子の歌う”つぐない”がいいとあった。この曲は多分レコードではなくてTVからの録音かも知れない。僕は残念ながら、流行歌のカバー曲がそれほど好きでない。どうしても最初歌った歌手の声が記憶として残っていて、その声が蘇るからだ。初めて聴く曲に新鮮さを感じる。ただ、最初歌った歌手より上手なら、感動する。山口百恵の”秋桜”より森昌子のほうが印象に残る。
”つぐない” http://youtu.be/TH4km4Anm68
”秋桜” http://youtu.be/TsQUiiRjRrg

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2015/2/26

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山口百恵の歌を少し前取り上げたものの、それほど聞く機会に恵まれていない。彼女のCDを持っていないので、車で聞けないからだ。やはり、音楽を聴くのは車が中心だ。運転しながら聞くと、音楽に集中できる。

 そういうわけで、百恵の歌を評価できないのだが、youtubeで聞いた感じでは、百恵の歌は、劇場型というのか、ある物語の中で、歌を歌っているという感じがする。それと、歌がやはり魅力的だ。とても聴きやすいし、メロディーが頭に残りやすい。それに百恵が持って生まれたやや薄幸で、厭世的な、哀愁感がある。その感覚と百恵の声が上手く響き合っている。

一方で、その薄幸な女性を抜け出し、今度は社会と敵対するようなストーリの歌を歌う。それがまた、上手く合っている。そして、最終的には、とても落ち着いた、幸せな感じの女性の歌を歌ている。それが、「秋桜」であり「いい日旅立ち」だろう。

そして、どれもが、上手く歌いこなせている。特に目が引くのが、百恵の大人の女性としての雰囲気だ。高校生の時から、もう大人の女性という感じだ。これには、全く森昌子は太刀打ちできない。昌子は20歳すぎぐらいまで子供っぽい。

こういうわけで、森昌子と山口百恵と二人の歌手を比べたら、まるっきり性質が違っている。悪く言えば、大人とガキだ。多分、当時の二人の人気やレコードの売り上げ、テレビ出演、舞台での観客動員数など、雲泥の差があり、それが、高校卒業するとさらに広がり、三浦友和との交際や結婚宣言などでは、頂点に達したのではないだろうか。

僕も、百恵のことはよく覚えているが、昌子のことは、歌の記憶として、「せんせい」と「悲しみ本線日本海」、「越冬つばめ」ぐらいがしか残っていない。しかも森昌子本人の記憶は少ない。彼女の記憶としてはいがぐり頭と、「越冬つばめ」を歌っている時の姿、そしてその綺麗な声だ。

そういうわけで、簡単に森昌子と山口百恵を年齢別に、代表曲を見て、その違いがどこにあるの見てみたい。

中学2,3年生
森昌子 せんせい http://youtu.be/LYv9NF1_KUM(この動画の髪型のすごいこと。今どきこのような髪型ならなんと言われるか。)
     中学3年生 http://youtu.be/fWJQG07WPlY
山口百恵 青い果実  http://youtu.be/UO1Z9nB0BOU

高校1年生
森昌子 
      おかあさん http://youtu.be/1DFJ4u_YUaU
      白い花の咲く頃 http://youtu.be/CBn3vWqUA_U
      北上夜曲 http://youtu.be/6aid-IitgsM
山口百恵 ひと夏の経験 http://youtu.be/K8IdfNxS6To

高校2年生
 山口百恵 夏ひらく青春  http://youtu.be/4udUE3glFlU
        ささやかな欲望 http://youtu.be/jEu53V2f1RY
       白い約束 http://youtu.be/Sfx2SUqLKj4
 
 森昌子 他人船 http://youtu.be/6hRAmg3miPM
 あの丘越えて http://youtu.be/k5hpG07wKvc
あなたを待って3年3月 http://youtu.be/PQ1FgAqe1hQ 
               http://youtu.be/_81YB9Jb1m8
おばさん http://youtu.be/WpxIPZGQo5I

高校3年生
山口百恵 横須賀ストーリ http://youtu.be/TaVd-hPxUW4
森昌子 夕笛の丘 http://youtu.be/A3P-a2krlZE
     お月さんこんばんは http://youtu.be/Hh351kp9Z_k
     涙の連絡船 http://youtu.be/RqT5STWjoNQ
              http://youtu.be/eTiuYTD8Lxw
     小雨の下宿屋 http://youtu.be/vE1d9Pa-YRM
社会人1年目(18〜19才)
山口百恵 イミテーションゴールド  http://youtu.be/n02z8pqFZA0
        
秋桜 http://youtu.be/Hf6ETuzeDro(森昌子バージョン”秋桜”http://youtu.be/Moh1u9_AUU8

森昌子 涙の桟橋 http://youtu.be/sfMzXNabeeM
      長崎物語 http://youtu.be/RZPFY1YKp3Q

社会人2年目(19〜20才)
山口百恵 乙女座宮 http://youtu.be/amTE7Pq5Pjk
      プレイバック Part2  http://youtu.be/w2MNImkZl10
       いい日旅立ち http://youtu.be/TPkgSV2f1s0  
森昌子 津和野ひとり http://youtu.be/48RRNV_8AI8
      彼岸花 http://youtu.be/LVjKuCqfFUE(この歌い方は説得力がありますね)
      晴れたり降ったり曇ったり http://youtu.be/pzioJo6BIew


社会人3年目(20〜21才)
山口百恵 美・サイレント http://youtu.be/tsnzO66zuno
       愛の嵐 http://youtu.be/oZEjZ4kuTpg  
       
森昌子 銀のライター http://youtu.be/fDAgYOEyjzc
      人生劇場 http://youtu.be/TRo8jGDPRTE(これはレコードの音?)
             http://youtu.be/i0KRm7H6gt8(これはCDの音?)
      ためいき橋 http://youtu.be/h0VYnqXSWLM
              http://youtu.be/H88fD5kWasM
      

社会人4年目(21〜22才) 
山口百恵(21歳で引退、結婚) 謝肉祭 http://youtu.be/puk08DsdssI
       さようならの向こう側 http://youtu.be/H0oUj4LAILo

森昌子 信濃路梓川 http://youtu.be/byfhFE5qCbE (可愛いね)
      波止場通り涙町 http://youtu.be/OJ20CXpPE0k
      

森昌子は社会人になってから、「涙の桟橋」以降、目立ってヒットした曲が見当たらない。「彼岸花」ぐらいなのだろうか。それに対して、山口百恵は高校生の時の勢いをさらに加速させているぐらい、人気が出ている。森昌子が21歳前後でレコード会社を変わったのも、ある面うなずけるというものだ。

でも、森昌子のすごいところは、A面以外のアルバムやB面に心を打つ曲が多いというところだ。アイドルという華やかさの裏に別の面を見せていてくれる。

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タイトル

2015/2/17

本文

森昌子の20代の歌の主題は多分、”女”だろうと思う。恋や愛やふるさとを歌いながらも、そこには女である自分を歌っている。女というのは、どうしても自分を女として見、認識する必要に迫られるのだと思う。男の自分にはよくわからないことなのだけれど。そうした女である自分を自覚しながら歌う歌には、やはり魅力がある。森昌子が歌う歌で、”私が好きな女”を歌っている歌が、何曲かある。私はこうした女性が好きだ。

 ”寒椿” しっとりと落ち着いた歌の中で、”・・・誰ひとり、振り向いてくれないけれど、精一杯花びらをつけては散らす それが定めね悲しいものね・・・”このフレーズが好きだ。そうしたこころねを持っている女性が好きだ。(http://youtu.be/X27GlI7kHlQhttp://youtu.be/ro9QKhUDPfghttp://youtu.be/E9qSchfU8Zw 21歳のバージョン)

”花追い人” ”・・・私の様な女でも一緒に歩けたら・・・”こんなことを、口で言ってくれなくても、心で思ってくれていたのなら、どんなに嬉しいだろう。この歌は、若い時、夢を見る男性と、それと一緒になって、ともに連れ添って生きていこうとする女性のみずみずしさ、そして清潔さ、二人の心のすれ違いがとてもいい。私の彼女もこうした女性であったと信じたい。(http://youtu.be/w3U4svJ5C6U

”涙暦” このなんとも言えない、ねっとりとした男女の関係。その雰囲気が好きだ。どうしようもない、男と女の関係。信じながらも、別れがある。涙は別れてから出るものだろう。(http://youtu.be/QM7vYSFkqHI


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2015/2/12

本文

 前回、僕は山口百恵のシングルを取り上げたが、その中で山口百恵も”秋桜”でお母さんを主題にした歌を歌っている。とてもいい曲だ。森昌子はまさしくお母さん子だという感じで、とてもお母さん思いの歌を歌っている。その代表曲は”おかあさん”だろう。

 でも、テーマはお母さんでも、年齢とともに、お母さんへの接し方も、捉え方も違ってきている。多くの人にとって、お母さんは特別な存在だ。母親というと、一方で父親を連想させるが、お母さんは、独立したなんとも言えない、無償の愛を感じさせてくれる。
 でも、母親のいない子供もいる。そういう子供は、お母さんと呼べる、存在はない。それへの、代わりのものをどのように見出すのだろう。あるいは、そういうお母さんと呼べる、感情をしらないまま、その存在さえ、認識しないまま、育つのだろうか。そして、その穴を、見つけるのだろうか。あるいは見つけないのだろうか。
 お母さんという、どの動物にとっても特別な存在を、森昌子の歌を通じて、考えるきっかけにしたい。

最初に歌うのが、アルバム「お母さんに捧げる詩」の中の”ママに捧げる詩”(http://youtu.be/LV6IPYJ-D58)だ。この曲はとてもいい。けれど、ヘイリーの歌のほうがもっと説得力がある(http://youtu.be/tIyO2NP_4yM)。母親の無垢な愛情を感じる。

同じアルバムに、”時には母のない子のように”(カルメン・マキさん:http://youtu.be/kqi6jpRljjI)がある。この歌詞が今持って何を言おうとしてるのか僕には、よくわからないが、母親でなければならない愛情のよなものがあるのだろう。

次が、お馴染みの高校1年生の時のヒットソング”おかあさん”(http://youtu.be/o7b76vy68K4)。この曲はとても良く出来た曲だと思う。歌詞が印象的だ。

その次が、高校3年生の時のステージ上で歌った、組曲”母に手紙を書くときは”(http://youtu.be/twwQaeBKNWw、この画像はTVだろう)だ。娘と母親との複雑な思いやり、愛情を描いている。そこには娘が母親を思う、心遣いがひしひしと伝わって来る。息子と母親ではこういうことはないだろう。娘と母親との結び付きの深さ、それは将来、自分も母親になった時を想像しての、母への思いやりもあるのかもしれない。この歌唱の画像は、感動せずには見れない。

その後、社会人になってからは、19歳の時のアルバム「すぐに消えそうな愛なら」所収の
「今日から一人で暮らします」(http://youtu.be/_lc9yNvZpJw)と「花まつりの頃」(http://youtu.be/oLjPbHzovWw)が母親から自立していこうとする娘、あるいは恋人との葛藤に苦しむ少女の姿を描いいている。そして親元を離れ、ひとりで生きている女性の母親への想いを歌っている。母親の言葉に、心を痛めながら前向きに生きている。

20歳以降、母親への気持ちを歌っているのは、今思い浮かばない。恋人や異性のこと、ふるさとを思う心など自分中心になっている。

そして、引退時に発表した歌の中に、シングルで「ありがとう〜雛ものがたり〜」(http://youtu.be/iFUBHbeAfqM)がある。女って、恋人を隠したがるものなのでしょうか。そして、母親への感謝の言葉を述べている。女って、それだけ男に依存するものだから、その善し悪しが人生を左右するものだから、なかなか母親には言いづらいのでしょうか。

再デビュー後は、シングルで2009年2月「子供たちの桜」(http://youtu.be/WKTNL6vk754)で、母親の立場から、子供への気持ちを歌っている。子供たちがいることの幸せ、そして、生まれいでたことの意義だけは忘れないように訴えている。

森昌子が歌う、これらの歌からも、母親というものが子供にとってどれほど大切なものかがわかる。では、母のいない子供は、それらの愛情をどのように見つめ、感じ、それをどうしようとしたのだろう。母を讃える歌を聞けば、どう感じたのだろう。何かに傷つき、あるいはそれを無視したのだろうか。心を閉じて聞いたのだろうか。

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2015/2/11

本文

 山口百恵と森昌子。多分、森昌子は山口百恵から大きな影響を受けたただろう。逆に、百恵は昌子からそれほど影響は受けていないのではないだろうか。なぜ、そう思うのか。それは、森昌子が高校性の間、歌手を辞めることを考え続けたこと、高校卒業後、19歳頃から、ヒットがでなくなり、21歳頃にレコード会社を変わったこと、アイドルをなかなか捨てきれなかったこと、演歌歌手である事の踏ん切りがつかなかったこと、歌が現実の社会の様相を歌うより、田舎の景色や現実逃避の歌を歌う傾向があったことなどからだ。一方、百恵はこれらのことと逆のことを行ってきた。高校卒業後もヒットを続けたこと、現実的な歌を歌い続けたこと、演歌を歌わなかったことなど。もしも百恵がいなければ、森昌子はもっと人間的にも歌手としても、成功を収めていたかもしれないと思う。

 そういうことを頭の片隅において聞いてみた。

 インターネットの百科事典「ウィッキーペディア」より資料をコピーして、山口百恵のシングルA面をリストアップした。それを年齢ごとにまとめた。
百恵の誕生日を1959年1月17日として満年齢で表した。

youtubeから
(出典:「ウィッキーペディア」の”山口百恵”より)

14歳(中学3年生)
1 としごろ 1973.05.21

2 青い果実 1973.09.01  http://youtu.be/UO1Z9nB0BOU

3 禁じられた遊び 1973.11.21  

15歳(中学3年生〜高校1年生)
4 春風のいたずら 1974.03.01  

5 ひと夏の経験 1974.06.01 http://youtu.be/K8IdfNxS6To

6 ちっぽけな感傷 1974.09.01

7 冬の色 1974.12.10

16歳(高校2年生)
8 湖の決心 1975.03.21 http://youtu.be/f3XhIDFn5TM

9 夏ひらく青春 1975.06.10  http://youtu.be/4udUE3glFlU

10 ささやかな欲望/ありがとう あなた 1975.09.21  http://youtu.be/jEu53V2f1RY/
http://youtu.be/USW5I5p2OXo

11 白い約束/山鳩 1975.12.21 http://youtu.be/Sfx2SUqLKj4 /
http://youtu.be/-si7m2brs8Y

17歳(高校3年生)
12 愛に走って/赤い運命 1976.03.21 http://youtu.be/zXtTIzTh1Pk
http://youtu.be/GsWs5qzep54 /
http://youtu.be/lPdMZbdTEnU


13 横須賀ストーリー 1976.06.21 http://youtu.be/TaVd-hPxUW4
                     http://youtu.be/WeB_g2sQjtQ

14 パールカラーにゆれて 1976.09.21 http://youtu.be/6ScIdYlrF0k

15 赤い衝撃 1976.11.21 http://youtu.be/f9_Bdqc3-7o

18歳(高校3年生)
16 初恋草紙 1977.01.21 http://youtu.be/5JWQ3EH5OD4

18歳(社会人)
17 夢先案内人 1977.04.01 http://youtu.be/oddjRWrzlzM
http://youtu.be/5FUyJUsyvUM

18 イミテイション・ゴールド 1977.07.01 http://youtu.be/n02z8pqFZA0
                        http://youtu.be/e6t9l-ker98
                        
19 秋桜 1977.10.01 http://youtu.be/Hf6ETuzeDro
             http://youtu.be/a9LHW8weTLg
             http://youtu.be/89HBcy08960 

20 赤い絆(レッド・センセーション) 1977.12.21 http://youtu.be/fZugahjDQcY

19歳
21 乙女座 宮 1978.02.01  http://youtu.be/amTE7Pq5Pjk
                 http://youtu.be/bQWY3FIZL00
                 http://youtu.be/RW0ritqBh1k
                 http://youtu.be/Q9QytOtVQtk

22 プレイバックPart2 1978.05.01 http://youtu.be/eu0Mn1fQPsA
                     http://youtu.be/NmZk8E9_y7Y

23 絶体絶命 1978.08.21 http://youtu.be/QvkPdRHjRX8
                http://youtu.be/QndLhd-Zfug

24 いい日旅立ち 1978.11.21  http://youtu.be/TPkgSV2f1s0  
                    http://youtu.be/IPyRxvV0tZA
                    http://youtu.be/VY_kzSqjsYY

20歳(三浦友和と恋人宣言)
25 美・サイレント/曼珠沙華 1979.03.01 http://youtu.be/tsnzO66zuno
                   http://youtu.be/nLEN8Zrln8g/
http://youtu.be/nr-yZN7u7Sw(お釈迦様に見えるような動画)                    http://youtu.be/0W4IamdRxXk(いい歌だね)

26 愛の嵐 1979.06.01 http://youtu.be/oZEjZ4kuTpg 
               http://youtu.be/Z40mxWhd82M

27 しなやかに歌って 1979.09.01  http://youtu.be/fxwR2BCgkxk
                      http://youtu.be/SnIgrQg2v-s
                      http://youtu.be/05WdBuapkRE

28 愛染橋 1979.12.21  http://youtu.be/HgFS1UjlHkI
                 http://youtu.be/dV5f2SQJedE  

21歳(三浦友和と婚約、結婚)
29 謝肉祭 1980.03.21 http://youtu.be/puk08DsdssI
               http://youtu.be/lPF0tsnEk3k
               http://youtu.be/6Ge2P0idjy0

30 ロックンロール・ウィドウ 1980.05.21  http://youtu.be/zf98AD2bpLs 
                         http://youtu.be/sk-DH7pAjvk

31 さよならの向う側 1980.08.21 http://youtu.be/gJvQ-s9VPao
                     http://youtu.be/H0oUj4LAILo
                     http://youtu.be/GY_LUvVTWBA
 
32 一恵 1980.11.19 

百恵は21歳で引退している。


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