V | 2014/11/12 | 森昌子、高校を卒業した時の思いとその年のシングル |
2014/10/20 | 森昌子、高校三年生のアルバムから(その2) | |
2014/10/15 | 森昌子の歌を聞き続けるわけ(歌謡史の中での位置づけから) | |
2014/10/13 | 森昌子、高校三年生のアルバム(その1) | |
2014/10/8 | ||
2014/10/4 | ||
2014/9/28 | 森昌子、高校三年生の歌声(POP編) | |
2014/9/24 | 京都嵐山と”寒椿”の持つ日本的な美しさ | |
2014/9/21 | 森昌子の歌が最も芸術的であった時 | |
2014/9/15 | 森昌子、高校2年生のB面とアルバム | |
2014/9/7 | 森昌子の中学生時代をもう一度聞き直す |
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2014/11/12
本文僕は最近、森昌子のデビューから高校3年生までの曲をシングルレコードやアルバムから取り上げ、個人的な感想をこのブログで書いてきた。そこでは森昌子と言う歌手を、声のきれいな、優しい気持ちを持った、無垢な少女として、一方でアイドルとして捉え、一部で批判し、一部で賞賛して来た。でも、この頃の森昌子は歌手であり、一方で学生である。 彼女の内心を綴った本(「明日へ」幻冬舎2006年)によれば、高校3年間、仕事がない日が1日もなく、「歌手を辞めたい」という気持ちが常に沸点に達していた、と書いている。そして、高校の卒業証書を手にしたとき、歌手をやめる決心をし、大学へ行き教職の免許を取って体育の先生になろうと心に思った、ということです。 それでも現実は歌手を続けるが、本によれば19歳の誕生日を迎える前、歌手を続けるのがいやで、心の整理のため、アメリカへ片道切符だけもって、期限を切らずに友人宅へ転がり込んだ。そして、1ヶ月を迎える頃、友人からそろそろ帰ってと言われ、ロスの海岸で夕日を見ながら、もう一度、森昌子と言う歌手でしかやっていくしかないのかな、と思い直して帰国したそうだ。 その一方で、彼女は高校卒業後から19歳の誕生日までの半年間、多くの仕事をしている。5月にはシングル”港の祭り”、8月には”なみだの桟橋”を発売。アルバムでは5月に「出発の詩集 港のまつり」と7月に「十八歳の演歌 南国土佐を後にして/長崎物語」。それに発売は11月だが、収録は8月28日の”新歌舞伎座特別講演ライブ 涙の熱唱”がある。この「明日へ」という本の記事に間違いなければ、9月頃にアメリカへ出発したことになる。だけど、この時期、アメリカへ行ける暇があったのか、疑問にも感じる。この時期、森昌子と言う歌手の、10代の後半部分の絶頂期を形成している時だ。 この二つの相反する状態をどう捉えればいいのだろうか。素晴らしい仕事をしている反面、心の中は歌手を辞めるかどうか、悩む。本当は、高校時代から歌手を辞めたかったのだ。でも、そういうことは人前ではおくびにも出さない。 僕はこのことをとても残念に思う。歌を歌うことが喜びであり、希望であり、夢であって欲しかったなと思う。でも、彼女の気持ちは十分理解できる。いやそれ以上に、よく耐えたなと思う。僕は、こういう現実に対して何を見るかといえば、日本の社会システムの熱しやすさ、冷めやすさ、貪欲さだ。ひとたび人気が出れば、そこに人々は集中する。そこは金の成る木だ。テレビ、ラジオ、雑誌、音楽家、作詞家、レコード会社、その他いろいろなものが集まり、それを貪り食おうとする。つまり、ほとんど休みもなく、スケジュールが組み込まれる。 将来的に森昌子と言う歌手を育てようという意思は見られない。アイドルを自立した人間とみなしていないのではないか。金儲けの道具だと言う考え。その結果、次から次にアイドルの引退がはやる。徐々に歌謡曲は下火になり、若者はそういうシステムではないシステムで歌を歌う。それがJ-POPといわれるものではないのだろうか、よく知りませんが。 僕は、森昌子に音楽関係の大学に入って、声楽を勉強し、10代のきれいな声をいつまでも維持して、さわやかな歌声を聞かせて欲しかったなと思う。なんだか彼女の歌声が中途半端で終わった感じがする。彼女の持つ、庶民的な歌声を、もう少し大人っぽく、理知的に、自由に、自立した女性的な雰囲気を持った歌声に変えて欲しかったなと思う。そうすれば歌謡曲にもっと違った風を吹き込ませられたのではと思ったりする。今のイメージは、やはりいがぐり頭の”せんせい”を歌うイメージか。アルバムやシングルのB面から、もっと違ったイメージを創出できると思う。(本の題名が間違っていました。修正しました。) youtubeから 高校卒業後から誕生日までのシングルレコード 港の祭り http://youtu.be/QFm6C8wYpPs http://youtu.be/6sImRm4vP4E http://youtu.be/hRsYTkcsv3g http://youtu.be/ylb-czcxx3Y(1981) 初夏恋歌(B面) なし なみだの桟橋 http://youtu.be/u0E-nLiM208 http://youtu.be/MCdLDy8mV5A http://youtu.be/wje2DYMMimc(1977,9) http://youtu.be/sfMzXNabeeM(1977,10)http://youtu.be/To7p5g91BfQ http://youtu.be/DY-XfKsCiTU http://youtu.be/7lPT6cv-OY8(1986) 秋の約束(B面) http://youtu.be/dqlW0Ud0djg |
タイトル
2014/10/20
本文前回、高校3年生と言うことで2枚のアルバムを取り上げた。今回も2枚のアルバムを取り上げたい。1976年11月発売の「森昌子 5周年記念 青春の熱唱、歌舞伎座特別公演」と1977年3月発売の「演歌に涙と青春を 浅草国際新春公演ライブ」だ。 アルバム「5周年記念 歌舞伎座特別公演」(1976,11)の方は、組曲”おかあさん”のなかで歌った『母に手紙を書くときは』がすばらしい。多分観客の多くが涙したのではないか。それだけ、心に訴えかけるものがある。でも、アルバム全体を聞くと、緊張感に乏しい、間延びした舞台のような感じがする。司会者が久米宏で、昌子の歌の紹介に、熱が入っていない。昌子に高校3年生の日常生活や異性のことなど質問して雰囲気を盛り上げればいいのに、ただ機械的に舞台を回していて、観客も昌子も、舞台に集中できていない。ヒットメドレーなどきれいな声で歌っているのだけれど、心に訴えかけてこない。 また、この舞台は9月27日公演で、丁度7月にはアルバム「17歳の演歌」や9月にはアルバム「青春日記」が発売され、またシングルでは”どんぐりっ子”や”少年時代”が発売されているのに、それらのシングルやアルバムの曲も取り上げていない。その代わりに、民謡を3曲歌い、10月に発売予定の”恋ひとつ雪景色”が歌われている。観客にしたら、多分演歌や最新曲の”少年時代”などが聞きたかったのではないだろうか。なぜ、演歌や最新の2曲が飛ばされているのか合点がいかない。 youtubeから(この舞台の動画がいくつかアップロードされていました) あいさつ http://youtu.be/hUTkxaY3k_A 祝獅子 http://youtu.be/rvv_IwGE_G8 あなたを待って三年三月 http://youtu.be/KtzUHsJgQ_c 今日も笑顔でこんにちは http://youtu.be/z9LOOtX9pm4 母に手紙を書くときはhttp://youtu.be/2iNbFlHEm8c 島原の子守唄 http://youtu.be/q7_hd17Vnz8(このアルバムと同じ服ですが、やじが多いですね。アルバムと違いますね) 一方、アルバム「演歌に涙と青春を 浅草国際新春公演ライブ」(1977,3)は、玉置宏が司会をしており、落ち着いた雰囲気の中での熱唱だ。すべての曲を丁寧に美しく情感をこめて歌い上げており、観客も酔いしれるような最高のステージだ。レコードで聞く声よりはるかにきれいな声で、心に訴えかけてくる。特に、”面影の君”はこんな声は聞いたことないというような、透きとおった、情感をこめた歌い方だ。”夕笛の丘”、”涙の連絡船”、”潮来の花嫁さん”も絶品だ。その他すべて曲をきれいに歌っている。昌子のアルバムの中で”涙の熱唱”と同じかそれ以上の最高のアルバムだ。 youtubeから side1 お江戸日本橋 http://youtu.be/isrLvYy5dKA(このアルバムではありません) 恋ひとつ雪景色 http://youtu.be/cHXLzFqHUEw(1976) http://youtu.be/986xBTgkdpk(1981) おかあさんhttp://youtu.be/o7b76vy68K4(1981) せんせい http://youtu.be/A8bSuHnO48k(このアルバムではありません) 小雨の下宿屋 http://youtu.be/xvN0Pzq1Z8I(1981,3) http://youtu.be/l1PPB9GoJIg 夕笛の丘 http://youtu.be/A3P-a2krlZE 面影の君 http://youtu.be/a72YZX7HadY あなたを待って三年三月 side2 涙の連絡船 http://youtu.be/eTiuYTD8Lxw (このアルバムではありません) 潮来花嫁さん http://youtu.be/PYntSt8gliI(ライブ版),.http://youtu.be/LV5Za8MxPig 他人船 http://youtu.be/wPQJF7eqZEA(1985) http://youtu.be/5lg6ruieEN0(1975) 組曲”思い出をください” http://youtu.be/xPAbm6vwenA(ライブ版) あの人の船行っちゃった http://youtu.be/1tUAJapVIu0(ライブ版ではないが1977年の歌声) このページの先頭へ |
タイトル本文 13日(月)の朝日新聞の文化欄に演歌の歴史が書かれていた。演歌というのは歌謡界で昔からある歌謡ジャンルではなくて、作家の五木寛之が小説「艶歌」の中で、「特に哀調を帯び、貧しさや不幸を強調した流行歌」として、再定義したことが最初らしい。そして1969年藤圭子の歌がヒットした後、70年代以降、レコード会社により「日本の心を歌う『伝統音楽』として「艶歌」が「演歌」と表記されることになった」、ということらしい。だから、これ以前の大衆音楽は「流行歌」として一括して呼ばれていた。美空ひばりや島倉千代子、都はるみの歌などの時はジャンルとしての「演歌」はなくて「流行歌」として呼ばれていたという。1960年代からは、グループサウンズやフォーク、70年代からはニューミュージック、アイドルの歌もはやるが、これらは演歌とは呼ばれない。
その後、80年代半ばからカラオケブームになり、演歌は「素人でも歌える水準の曲ばかり作られ、音楽性がワンパターン化した。内容も酒や女ばかり・・・」(音楽関係者)と言う世界になり、演歌ブームは下火になり、現在のような厳しい状況になっているという。それに対し、90年代以降、若者たちが歌う歌は、「J-POP」と呼ばれているようだ。 森昌子のデビューは1972年6月。八代亜紀や五木ひろしの歌が、演歌と呼ばれはじめた時期だ。そしてアイドルとして歌手デビューしながら、演歌の担い手としても期待される。舞台上でも、「演歌歌手としてがんばります」と公言する。でも、その実態は、口で言うのと心の中は乖離している。心の中は、演歌歌手として生きて行こうとする覚悟も希望も夢も持っていない。ただ歌が好きで歌っているだけだ。逆に,歌手を辞めたいという希望を常に抱き続ける。 こうした彼女のいた時代や彼女の思いが、彼女にアイドルの歌を歌わせ続け、また、演歌歌手として演歌を歌い続け、また、彼女の心の思いが演歌の枠を超えた、幅ひろい歌をB面やアルバムに残せたのだろう。僕が今、森昌子の歌を聞き続けるのも、演歌だけを聞いているわけではない。アイドルであるけれど、その歌声に魅せられ、過去の演歌や流行歌を透き通った声で歌い、舞台では歌に情熱をぶつけ、20才を過ぎてからは、女性らしい、繊細な心情を、優しくきれいな声で幅ひろく歌っている。そういう演歌だけはない、ジャンルを越えた歌ー流行歌あるいは歌謡曲の方が当てはまるだろうーを歌い続けてきたところに森昌子の歌の特色があるのではないだろうか。それが、今もってアルバムを聞く中で、何か違う歌い方があるのではないか、何か新しい森昌子の発見があるのではないかという、聞く側の新鮮さにつながっているようにも思う。 歌と言うのは、一つのジャンルにこだわるとその自由さが失われるのかもしれない。森昌子の歌に、幅広さがあるというのが数年間、聞き続けられる一つの理由だろう。これからも、もっと心の思いや喜び・悲しみを、色々な言葉や形式を使って、前進的に、活動的に、改革的に、芸術的に歌って欲しい。 |
タイトル本文森昌子の高校3年生(’76,4〜’77.3)のシングルレコードが”夕笛の丘”以外あまり評価できないのに対して、アルバムは色々発売されていて評価できる。
高校2年生の3月に発売された、「5周年森昌子ショー 初姿7変化」は、レコードの最初で、ねずみ小僧次郎吉を舞台で演じる場面が挿入されていて、聞くほうが恥ずかしくなる。でも、第3景の港シリーズの6曲(あこがれのハワイ航路、あの娘が泣いてる波止場・・・)は声がきれいで舞台に緊張感が感じられる。ただ、1番しか歌わないので、全体に物足りなさが残る。第4幕の、コミックミュージカルは多分舞台で見ればバックバンドの演奏が気持ちよく、ダンサーの踊りも面白いに違いない。でも、森昌子が歌う”買い物ブギ”そのものは聞いていてしんどい感じがする。もっと楽しく歌ってもいいはずだ。その後は、ヒットパレードだ。あまりいい声とは思えない。少ししんどそうだ。でも、”北風の朝”や最後に歌った新曲の”あのひとの船行っちゃった”は力強く、心をこめて歌っている。全体的には、いい舞台だと思う。 youtubeにレコードと同じ全曲がピックアップされている。 デビュー5周年記念 森 昌子ショウ FULL http://youtu.be/NJtEI8asDqQ 7月に発売されたアルバムが「森昌子17歳の演歌ー別れの1本杉ー」だ。これは以前取り上げている。 その次が、9月に発売された 「青春の日記 森昌子五周年記念アルバム」2枚組みだ。 僕はこのレコードを手に入れた頃よく聞いていたが、近頃ではほとんど聞かない。2枚組みの内、1枚目はシングルレコードのA面を集めたもの。もう1枚は主にシングルレコードのB面とオリジナル曲を集めたもので、曲そのものは新鮮なのだが、歌詞が刺激が少なくて、曲も単調で、徐々に離れていってしまった。この中で、”ほたる”と”となりの町から”はいい曲だし好きな曲だった。特に”となりの町から”は軽快な曲で”心がキュンキュン”というフレーズが好きで、車を運転しながらよく聞いたものだ。その他の曲も聞けばそれなりにいいのだが、あまりに特徴に乏しくて、変化に乏しく、高校3年生ならもっと刺激的な曲を歌ってもいいと思うのだが、作詞家や作曲家が、なにか勘違いしているとしか思えない曲ばかりだ。この人たちは毎日、どのように過ごしていたのだろうか。時代がとても平和的だったのか。今の時代とは到底違った、のんびりした曲ばかりだ。 2枚目の主要な曲をピックアップすると、次の10曲だ。 ・ほたる http://youtu.be/LNTacNb7l6k ・となりの町から http://youtu.be/oXAARi-Nqnw ・花あかり http://youtu.be/tW_fiNL-et8 ・そよ風娘 ・ふたりの牧場 http://youtu.be/VV5vPQ0aKR8 ・夢売り娘 ・夕焼けと笹の舟 ・にきび君 ・恋景色 http://youtu.be/FF7x0TZNnpc ・にほんの詩 http://youtu.be/7erLbAOmqiY でも、けなした曲なのにそよ風娘も、夢売り娘も、夕焼けと笹の舟も、ニキビ君もyoutubeにないのは寂しいですね。聞けばそれなりにいい曲なのですが。 このページの先頭へ |
2014/10/8
本文森昌子の再デビュー後の歌が少し重たく感じた時、森昌子のきれいな曲を聴きたい欲求がでてくる。そうした時、あまり聴いていない新鮮な曲や心休まる曲がいい。それで、今日はこのブログであまり取り上げていない、中学三年生の時のアルバム「白樺日記 マコ初恋へのあこがれ」(1973,10)から何曲か取り上げた。このアルバムはオリジナル曲やカバー曲からなる。 森昌子は物まねが上手と言うことで、逆にそのことが足かせになり、オリジナル曲に個性が出ない面もある。器用すぎるのだろう。そういう面も、このアルバムから感じ取れる。 youtubeから A面 白樺日記 妖精の歌 森を駆ける恋人たち 君の誕生日 http://youtu.be/YnxSSP_MPdk 避暑地の夏 http://youtu.be/5z6p4LLkdXE 恋にゆれて http://youtu.be/V0qj7gZSaNY B面 夕顔の雨 http://youtu.be/b0m1WdFo118 http://youtu.be/MMNPJATg9MI 赤い風船 http://youtu.be/_NapRqMMl38 傷つく世代 恋する夏の日 待ちぼうけ お兄さんみたいな人 http://youtu.be/TLWPyPf-ljo このページの先頭へ |
2014/10/4
本文1週間ほど前に森昌子の新しいアルバム”ベスト15 〜今、あなたへ”(2014,9,17,キングレコード)を購入した。当初は買おうか買うまいか迷ったが、”せんせい”や”なみだの桟橋”ほか10・20代の7曲が新しくレコーディングされているので、買うことにした。 新しくレコーディングされた曲は、当時の歌声より聞きやすい感じがする。それと言うのも、これらの曲は、森昌子の曲の中でも力を入れて、肩肘張った歌い方をする曲が中心だから、元々重い感じがして、僕自身それほど聴かない曲なのだ。だから、新録音は年を取った分だけ、少し枯れた感じがして、リラックスして聞けるのだ。かといって、声がすばらしいとか、聞いていて感動するとか、そういうことはない。まだ、何回も聞いてはいないので、今後またどう変わるかわかりませんが。 再デビュー後の曲は、評価が難しい。とても奥行きが深いと感じるからだ。それは私の経験をはるかに超える詩の深さがある。1曲1曲に森昌子の執念のようなものを感じる。それとCDの音響のよさが上げられる。私が聴く森昌子の歌は、その原音が多分レコードだからか、音楽そのものがおとなしい感じがする。それに比べ、このCDは炸裂しそうな音の強さ・拡がりがあり、クリアな音質だ。 再デビュー後の歌の中で一番聴きやすい曲はnew versionの”お母さん”だろう。こういう枯れた感じが好きだ。生のステージでもこのバージョンのお母さんを歌って欲しい。しかしこのバージョンの動画はない。こういう枯れた歌い方は他の歌手では見られない。 ”あなたから歩いて”もいい。あまり聞いていないが、私の好きな歌詞だ。決別の歌だ。女性の口から決別を言っている。男はそれを重く受け止めなかればならないだろう。JUJUも”ラストシーン”で同じようなことを言っている。今、男性は妻や恋人から決別の言葉を聞くことが多いのだろうか。 ”メモ用紙”は森昌子の作詞?ほんのりしたふるさとを思う曲だ。こういう感じの曲も僕は好きなのだが、この曲はちょっとおとなしすぎるかも。 ”ばら色の未来”は、再デビューの原点を示す、その当時の思いを歌っているのだろう。2006年に再デビューを果たしているので、それから8年。青い鳥になって羽ばたいて、今多くの人が森昌子の歌を聞いている。私も、森昌子と言う人の再デビューがなければ、10代・20代の曲をここまで聴いていたかどうか怪しい。舞台上の森昌子は明るい。彼女自身にとっても、旧来のファーンにとっても、新しいファーンにとっても、再デビューはいいことだったのだろう。 でも、アルバムそのものにはそれほど新鮮さはない。シングルで発売された曲を集めたものだし、B面もすべて収録されているわけではない。青い鳥が飛び立ち、幸せを追い求めているが、果たしてどういう幸せの形を見せてくれるのか、まだ不透明だ。演歌とPOPの混合と言う形を取っているが、まだまだ進んでいる道が明白とは言いがたい。もっと自分の心から発する歌を歌い続けていく必要があるのではないだろうか。 森昌子 ベスト15〜今、あなたへ〜 youtubeからの動画 1、せんせい* http://youtu.be/8ah3slKlHbQ(ももいろクローバーとのコラボ) 2、なみだの桟橋* 3、彼岸花* 4、哀しみ本線日本海* 5、立待岬* 6、越冬つばめ* 7、愛傷歌* 8、ばら色の未来 http://youtu.be/7JkzMS6d4sQ http://youtu.be/2NH3CQCw30w 9、子供たちの桜 http://youtu.be/V19eOFtBnB8 10、おかあさん〜Newver.〜 http://youtu.be/V87_pebTTuc http://youtu.be/PjftmTqZQlM http://youtu.be/-hlMB9qGXMY(全て旧ver)、 11、愛は流れる http://youtu.be/4nhC5YwCZC0 http://youtu.be/eZoTBurlsh8 12、人生に乾杯 http://youtu.be/I3RX99YLcjo 13、あなたから歩いて http://youtu.be/nWp27_36SWQ 14、はぐれどり http://youtu.be/cllJyFvw6k4 http://youtu.be/k8UMjavzgfc 15、メモ用紙 http://youtu.be/ExZwgFhATdI (*は2014年夏に再レコーディングした曲。) このページの先頭へ |
タイトル本文 今日は森昌子の高校三年生の歌声を考えてみたい。僕は残念ながら、”夕笛の丘”以降の曲をあまり評価しない。
まず、高校3年生のシングレコードにはどのようなものがあるのかリストアップした。 A面 夕笛の丘('76,6,1) (B面:北の夏) どんぐりっこ('76,8,1) (B面:山形民謡 花笠踊り) 少年時代('76,9,1) (B面:にほんの詩) 恋ひとつ雪景色('76,10,10) (B面:あすなろう) 小雨の下宿屋('77,1,25) (B面:恋景色) 中学、高校1,2年と築いてきたものが”夕笛の丘”以降、崩れてきそうな感じの、もの足りなさだ。 ”どんぐりっ子”は東宝映画”どんぐりっ子”の主題歌らしくて、映画の封切りは、7月31日。山口百恵・三浦友和コンビの映画「風たちぬ」の2本立てで上映され、その年の配給ランキング6位と言う(ウィキペディアより)。百恵と友和はもう熱々状態?それに比べ、森昌子は片思いの歌ばかり?。 こういう事情があるのかないのか知らないが、どんぐりっ子にしろ、少年時代にしろ、恋ひとつ雪景色にしろ、もうひとつ心に訴えかけるものが少ない。高校三年と言う最高の時なのに、いい歌を歌えなかったのというのは、とても残念。 ”小雨の下宿屋”は少し心に訴えるものがある。でも、僕にとったら歌詞の意味が良くつかめない。どういう情景を歌っているのか、森昌子の立ち位置や下宿屋の人との関係があやふやだ。だから、聞いていて意味がわからなくなって、不満が残って、結局評価としてよくなくなってしまう。 でも、声は1級品だから、ステージの歌声や”17歳の演歌”はすばらしい。ほんとうなら、ここでこれまで築いてきたものを爆発させるほどのヒット曲があってもよかったのに、逆に停滞し始めた。そして、歌手を辞めるかどうか悩み、大学へ進学するかどうか悩む。山口百恵が歌手・女優として爆発的に名声を博していくのとは逆だ。森昌子のひとつの限界点を示しているのか。 youtubeから、この時代のA,B面を聞いてみましょう。 夕笛の丘 http://youtu.be/js7PJCd6E7I http://youtu.be/A3P-a2krlZE (B面:北の夏、作詞:及川恒平、作曲:高田弘) http://youtu.be/jK6EYzJC_fQ どんぐりっこ http://youtu.be/OfbcAUnG5c4 http://youtu.be/4d3TjX969l4 (B面:山形民謡 花笠踊り) 少年時代(作詞:阿久悠、作曲:遠藤実) http://youtu.be/OjXy71UP9Iw (なんでこんな歌を歌うのでしょうか。人気が下がるのが目に見えてます。純粋で正義感に溢れているのですが、歌が支離滅裂。) (B面:にほんの詩 作詞:阿久悠、作曲:遠藤実) http://youtu.be/7erLbAOmqiY (爽やかな感じ。でも、一番以外森昌子の立ち位置がもう少し不明) 恋ひとつ雪景色(作詞:阿久悠、作曲:井上忠夫) http://youtu.be/986xBTgkdpk(レコードの歌い方は好きでないけれど、この動画の歌い方はいい)、http://youtu.be/Jye5JPhVM7U(この動画もいい) http://youtu.be/Y9AX1VZPuxs(レコード) (B面:あすなろう 作詞:阿久悠、作曲:井上忠夫) http://youtu.be/nTRLwRaAv4g(声もいいし、歌詞もいい) 小雨の下宿屋 http://youtu.be/vE1d9Pa-YRM(卒業式の時) http://youtu.be/l1PPB9GoJIg(僕はこの動画が好きですね)http://youtu.be/xjmL4NEjIuo(この声も綺麗ですね) http://youtu.be/2My0DxtIvPA(レコード) (B面:恋景色) http://youtu.be/KuOrxEyGfi8 おまけ ふるさとお祭り恋の夜 http://youtu.be/uWLl02Gqx60 このページの先頭へ |
タイトル本文今日、昼を大きく回ってから嵐山・嵯峨野へ一人ぶらっと出かけました。嵐山は何度も来ているのですが、嵯峨野は初めて。嵐山の景色を見ていると、なぜかカメラのシャッターをきりたくなりました。とても鴨川に似ているのです。川が浅く、せせらぎのように水量が少なく、砂や川石が川面に頭を出し、陽光にキラキラとして、とても親しみを感じる川なのです。そこに木の橋がかかり、背後に緑豊かな山々が控える。やはりこれはすばらしい光景です。
僕は、そのちょっと前、森昌子の”寒椿”をウォークマンで聞いていました。この嵐山の光景を見て、僕は森昌子の歌う”寒椿”を思い出し、その中には女性の奥ゆかしさ、謙虚さ、おとなしさ、抑えた感情、いじらしさ、自然の移ろい、熱い想い、あきらめ、願い・・・これらの感情にまさしく日本的なもの、あるいは日本的な美しさを感じたのです。 youtubeから 森昌子 ”寒椿” http://youtu.be/sMrW89lk0Ro http://youtu.be/X27GlI7kHlQ そのあと、僕は嵯峨野の常寂光寺を目指しました。その途中、有名な縁結びの神様の野宮神社や竹林がありました。この竹林を初めて見ました。なんとも風情があって、しかもとても静か。竹林に音が吸収されるように感じる。森昌子の”嵯峨野情話”のメロディが当然思い出されました。 youtubeから 森昌子”嵯峨野情話” http://youtu.be/FcMsINONxeQ http://youtu.be/r3bLcFURofQ 野宮神社は若い女性で、拝むのも順番待ち。とても付き合っていられません。常寂光寺に着くと、もう門は閉まっていました。二尊院や落柿舎へも向いましたが、5時近くだったせいか、すべて閉門。帰りに野宮神社の写真を撮り大阪へ向いました(下記)。 森昌子が歌う地元・大阪の歌 youtubeから 森昌子”大阪しぐれ” http://youtu.be/lz7En_PYR3Y |
タイトル本文森昌子のアルバム”涙の熱唱”(新歌舞伎座特別公演、1977年8月27日録音、録音時18歳)は芸術とは何かを考えさせる、すばらしいライブの録音アルバムだ。僕はこのアルバムを聞くたび、芸術性と大衆性という言葉が浮かび出る。大衆性とはまさしく森昌子の20代の歌だ。なぜ、これほど芸術的な歌声を披露した人が、こうも大衆的な歌声へと変節していったのかと。あるいは、この芸術性は一過性のものだったのだろうか、と。 このアルバムのどこに芸術性があるのだろうか。あるいは芸術性とは何なのかと言うことが問題になる。まず、このアルバムを聞いてみよう。そこには劇場に張り詰めた緊張感がある。何に緊張しているのか。それはまさしく森昌子の声に緊張している。その完成された歌声、メリハリの聴いた強弱、ミスのない音程、透きとおった、繊細な、張りのある歌声。観客誰一人身動きせず、集中して歌手の歌声に聞き入っているようだ。それは静寂の中の緊張感だ。1曲1曲に、観客は感動し、それを抑えられなくなる。 芸術とはこういうものだと思う。それは完成度の高いものへの賞賛だ。緊張して身震いしながら聞く。こうしたことがこのアルバムからは、いつも感じ取れるのだ。それほど森昌子の声の完成度は高い。 声だけではない。このとき、森昌子は歌手を続けるかどうかでひとり悩んでいた時だと思う。にもかかわらず、この時期は、とても聞きやすい、滑らかな歌い方をしていて、気持ちの持ち方やものの考え方が変わった感じを受ける。それでいて、歌に森昌子の感情がひしひしと伝わって来て、その感情がどういう感情か良くわからないものの、その感情に圧倒されて、こちらも感動してしまうのだ。 例えば、このアルバムの”涙の桟橋”は圧倒的な森昌子の感情にどうしようもない感動がこちらに呼び覚まされる。森昌子が何に感動しているのかわからないが、それは歌詞の内容ではなくて、もっと個人的な森昌子が悩んでいる事柄だろう。森昌子が歌に、これほど感情をぶつけられるのはこの歌だけだ。その時期、彼女の中に、強い感情が湧き出る、精神的な事象が生じていたのだろう。 この”涙の熱唱”を境に、森昌子の芸術性は消滅していく。それに代わり、大衆性が頭をもたげてくる。 アルバム”森昌子 新歌舞伎座特別公演ライブ 涙の熱唱”(昭和52年8月28日録音、11月発売) sideA あの人の船行っちゃった 下町の青い空 面影の君 あなたを待って三年三月 おかあさん おばさん 夕笛の丘 宵待草 カチューシャの唄 http://youtu.be/aZhCftV2M9k(このアルバムとは違います) ゴンドラの唄 http://youtu.be/Cgi6gPZMCI0(このアルバムとは違います) 籠の鳥 http://youtu.be/LBRconuzHzc(このアルバムの歌声) 城ヶ島の雨http://youtu.be/fUat66RYcK4 (このアルバムとは違います) 波浮の港 sideB 出船 http://youtu.be/yH9PiTVvKFY(7周年ライブの音声?) 船頭小唄 http://youtu.be/EjsGZzkeuuo(このアルバムの歌声) そうるお国めぐり 小雨の下宿屋 港のまつり なみだの桟橋 この胸の幸せを なお、youtubeに同じ時期の映像と思われるのがありますので、参考に掲載しました。 せんせい http://youtu.be/A8bSuHnO48k なみだの桟橋 http://youtu.be/u0E-nLiM208 この胸の幸せを http://youtu.be/hWBoGU8u-e4 |
タイトル本文 森昌子の高校2年生のシングルレコードA面は前回取り上げたが、それらのB面と高校2年生のアルバムはどうなのだろう。、B面をyoutubeから取り上げてみた。( )内はA面。
1、純情 http://youtu.be/Vd_BetzQaNs (面影の君) 2、ふたりの青空 youtubeになし (あなたを待って3年3月) 3、恋ざくら http://youtu.be/2AdtFBq24QE (あの人の船行っちゃった) 4、能登の海 http://youtu.be/3STIG3N5DIE (おばさん) これら4曲のうち、”恋ざくら”はよく聞く曲でいいと思うが、その他の曲はあまり聞かない。 アルバムは「森昌子民謡集〜北海盆唄」(1975年9月10日)と「あの人の船行っちゃった」(1975年12月1日)がある。民謡は全くと言っていいほど聞かないし、興味もないので取り上げない。 アルバム「あの人の船行っちゃった」はとても素晴らしいアルバムだ。森昌子の10代の黄金期にふさわしい、繊細で、控えめで、優しく、叙情的で美しい声で歌いあげている。シングルのヒット曲を3曲出だしに持ってきて、そのあとを、オリジナル曲やB面の曲を配し、昌子らしい歌の雰囲気を醸している。それらの中で”古都の別れ歌”はこれまでのオリジナル曲にない叙情的な歌だ。演歌とは一味違った味わいがある。”口づけを上げたいけれど”、この曲がかかるとすべてのことをやめて曲に集中してしまう。16、17才の少女の恋の嬉しさ、恥ずかしさ、不安、喜びが昌子の何とも言えない声で私の心を揺さぶるのだ。曲も詞も遠藤実だ。昌子ちゃんのことを思い浮かべながら作ったのだろう。その思いに、十分応えた、素晴らしい歌い方だ。 ”お手紙を上げてもいいですか”も綺麗な曲だ。でも、今時このようななんともへりくだった言い方をする、女性がいるだろうか。でも、男でも、女でも、相手へ手紙を出したり、手紙を待つ気持ちって、これぐらい恋焦がれる物かもしれません。そういう気持ちで、森昌子も歌っているのかもしれませんね。”砂山のうた”も、何だか、古臭い少女的な歌だけれど、憎めない曲という感じですね。 一方、”小さな詩集”は特徴がない曲なのだけれど、とても落ち着いた、スムーズな曲。”恋ざくら”はなかなか完成度の高い曲。”初恋時代”はアップテンポな、気持ちのいい曲。”私の第一歩”と”春はそこまで”はあまり気持ちに訴えかけない。 かなり勝手なコメントヲ書きましたが、森昌子のファーンの方もこのアルバムには色々な思い入れがあるのではないでしょうか。それだけ、いろいろな感情が喚起される曲が並んでいると言えるのでしょう。(画像を消去しました) youtubeから アルバムアルバム「あの人の船行っちゃった」(1975,12) あの人の船行っちゃった http://youtu.be/2078n3ypmzE 面影の君 http://youtu.be/a72YZX7HadY 古都の別れ歌 http://youtu.be/c9U-0c3HEho 初恋時代 http://youtu.be/X5cUnjy5axw http://youtu.be/k7d2h5qoWL0 小さな詩集 http://youtu.be/x8GuGZYOAKI 恋ざくら http://youtu.be/vO7TmFhoqaQ あなたを待って3年3月 http://youtu.be/_81YB9Jb1m8 お手紙を上げてもいいですか http://youtu.be/ett0tjcfSX8 口づけを上げたいけれど youtubeになし 春はそこまで http://youtu.be/dDhNupIq0II 砂山のうた http://youtu.be/u8E2xschbAQ 私の第一歩 http://youtu.be/ZBtfBFOfvwE このページの先頭へ |
タイトル本文僕は前回、森昌子の歌について、物理的に評価できない旨書いたが、それは僕個人の意見であり、今現在からの視点だ。でも、デビュー当時、あるいは彼女の活躍していた時代においては、とても評価され、人気を博していた。僕のこれまで書いてきたブログの内容は、高校生以降の、今感動を呼び起こすかどうかが基準だ。それは個人的な基準だ。実際は、森昌子は中学生時代に大きなうねりを引き起こした人だ。その視点が欠けた状態で、評価しても、欠落した評価だろう。 そういうわけで、中学生時代をもう一度、聞き直してみたい。なぜ、中学2年生の歌が爆発的な大ヒットにつながったのか。そして誰もが記憶に刻み込まれたいがぐり頭と”せんせい”と言う歌詞・メロディ。森昌子と言う歌手は、このイメージが多くの国民に刷り込まれている。 中学三年生の”オリジナル・ヒット・アルバムT”(1974,1)に次のような、フジテレビのプロデューサの言葉が記されている。 「四十七年六月二十五日に『せんせい』でデビューしてから、早いもので1年半がが過ぎてしまった。あの『せんせい』の大ヒットが、ついこの間のように思えてならない。めまぐるしく動いている、今の日本、美しいはずの日本の風土も、何か汚れたようで、そして、ほんとうに、心がなくなったような生活の中で、森昌子の歌う一連のヒット曲は、なんともいえない日本の郷愁を漂わせているのだ。 けっして浮ついた趣ではなく、なにも理屈付ける必要もない程に日本の味を漂わせているのだ。 私は、そういう意味での森昌子を、非常にたいせつにしているし、これからもたいせつに見守っていくだろう。 すぐに忘れてしまうような歌の中で、ひときわ、落ち着いた、歌謡曲のジャンルを確保しているのではないかと思うのだ。けっしてではなく、それでいて日本人の心の奥にある真心を感じさせてくれる。・・・・」 このヒット・アルバムはデビューから中学三年生の10月発売の記念樹まで、シングルレコードA,B面を網羅している。なぜ、人々は中学2年生の歌う歌に熱狂したのか、そして頭に刻み込まれたのか、彼女の歌う歌には、郷愁を誘うものがあるのだろうか。真心と言う、今ではつかわなくなった言葉の存在が、これらの歌から浮かび上がってくるだろうか。 森昌子”オリジナル・ヒット・アルバムT 記念樹 せんせい”から youtubeから せんせいhttp://youtu.be/kKVpyxzOFwE(レコード) http://youtu.be/uuzF0QggXeA(紅白歌合戦の動画) http://youtu.be/eERWuxPpBTE(新人賞の動画?) http://youtu.be/A8bSuHnO48k(18歳の動画) http://youtu.be/8ah3slKlHbQ(ももいろクローバとのコラボレーション動画、初めて見ました) 太陽の花嫁(B面) http://youtu.be/GpObtHK7p14 同級生 http://youtu.be/l-Os1qIzDvM 初恋の赤い傘(B面) http://youtu.be/jITBA3XK5Zg 中学三年生 http://youtu.be/kUf-5C809sw(レコード) http://youtu.be/yezMWeEeE4M(1981年の動画) http://youtu.be/c_oIFSGaBb0(1986年6月) http://youtu.be/IPdxS8-a0as(再デビュー後) 少女が石段のぼる時(B面) http://youtu.be/zxF1mdqbpew 夕顔の雨 http://youtu.be/Tr6SfI-t0JU(レコード) http://youtu.be/egyBM0PROPY(森昌子ショーの録音?) http://youtu.be/MMNPJATg9MI(1981動画) 待ちぼうけ(B面) youtubeなし 白樺日記 http://youtu.be/gm9SfzbXmew(レコード) http://youtu.be/6P4ZrNu7OUs(1981動画) お兄さんみたいな人(B面) http://youtu.be/TLWPyPf-ljo 記念樹 http://youtu.be/fK5_DwRDa8U(レコード) http://youtu.be/an8N0bVqBps(20,21才の頃?の動画、何かニコニコしているね)http://youtu.be/tLmuS7RMUvs (1986動画) http://youtu.be/fzpilDLstlo(再デビュー後) さびしがりや(B面) http://youtu.be/57WjwYdVxEw このページの先頭へ |
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