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2013/1/29 | |
2013/1/14 | 森昌子の「新歌舞伎座特別公演ライブ、涙の熱唱」(1977年8月録音)に感動した | |
2013/1/11 | 森昌子の新曲「人生に乾杯」を聞いて | |
2012/12/30 | 僕が好きな森昌子の動画 | |
2012/12/16 | ||
2012/11/25 | 森昌子の歌の今の感想 | |
2012/10/29 | ||
2012/10/21 | 声と言うもの | |
2012/10/14 | 私が選んだ森昌子の20代の大人の曲-7曲プラス1 | |
2012/10/7 |
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タイトル本文この動画の作成者は、珍しい、聞き慣れないながらとても味わいのある曲を選んでいる。これらの曲が、どのレコードに入っているのか私には見当がつきませんが、どういう嗜好で動画にしたのでしょうか。ほかの人がしていないので、それで動画にしたのでしょうか。
花追いびと http://youtu.be/Zg4CeGRSfdY 赤い糸 http://youtu.be/8usc2Ohz3fw 最初に映し出される小指の絵が印象的です。 下の2曲はyoutubedeで時たま見かけて、時たまかける曲ですが、綺麗な曲です。 季節に抱かれて http://youtu.be/OtM4VIDyrXE 海に来て http://youtu.be/rHG1OvdZNVU この動画の昌子さんは綺麗ですね。再デビュー後だと思うのですが、若い時と同じような表情ですね。 このページの先頭へ |
タイトル本文![]() 好きな歌手の歌は、虜(とりこ)にされたら、1年や2年は離れられないのだろう。多分恋人との関係も、そういう腐れ縁的なものがあって、別れるのに一年や二年、それ以上かかるのだろう。私も森昌子の歌に虜にされて、あと4ヶ月ほどで丸2年だ。ほとんど毎日聞いている。それでも、色々新しい発見や感動が呼び起こされる。これは、やはり、youtubeの影響が大きいのか。多分、これが流布する前なら、森昌子は、30年前のファーンの心の奥底にしまわれた思い出にとどまっていたことだろう。たとえCDが発売されていて、その歌声を聴いたにせよ。というのは、彼女の歌声はすばらしい。しかし、その動画に映し出される表情のすばらしさが無ければ、僕をこんなに虜にするはずが無い。顔の表情と歌声、それを30数年の時を隔てて、今の私に感動をもたらすのだ。
西洋の音楽にクラッシクがあり、その中の一つの部門に交響楽があり、ベートーヴェンやモーツアルトの曲を聴いて多くの人々が感動するように、私も、昨日森昌子の35年前の「新歌舞伎座特別公演ライブ、涙の熱唱」(1977年8月録音)のレコードを聴いて感動した。初めて聞いたレコードだ。35年前に逆戻りした?いや、私は今の私だ。今の私が感動しているのだ。もし35年前に戻っても、その当時の私なら森昌子に感動していなくて、岩崎宏美の方が好きだっただろう。クラッシクに感動する人々が今であり、森昌子に感動する私が、今の人間なのだ。過去の私が、懐かしみ感動しているのではない。 このことは大事だ。ベートーヴェンが今タクトを振るわなくとも、その曲は生き続けている。森昌子が今その歌を歌わなくても、その曲は生き続けているのだ。だから、映像も、音源も大事にして欲しい。それは後、再び再評価され、西洋のクラッシックと同じように蘇り、人々を感動させるかもしれないのだから。 |
タイトル本文この歌は離婚した女性がその立場を超えて、再び十代の甘酸っぱいロマンを求める女性に回帰し、そのことを自分で宣言し、謳歌している歌だ。離婚の話しはもういいし、子どものことも聞きたいとは思わないし、まして母親の立場の歌もいい。そうなると、やはりこの歌は、時機を得た歌なのかもしれない。
歌を聴いていると、森昌子の心情がこういう心情なのだろうと思う。僕が好きな十代の曲が、やはり片思いの曲なのだけれど、これは誰かを片思いするというより、皆に恋をしましょう、ロマンチックに生きましょうとけしかけている。と言うことは、森昌子自身がそうありたいという願望なのだろう。 これからは、こういう一般的な曲と同時に、もう少し人生の辛酸を内包した、心の傷を癒してくれる歌も歌ってほしい。 ”きれいな服着て出かけましょう 赤・青・黄色、どの色も 心に花を咲かせてる” 。軽いね。もっとことばを選んでほしいね。難しい言葉よりこういう軽めの言葉をわざと選んでいるのかもしれないけど。次は、軽くても深みのある言葉を使って欲しいね。仲曽根美樹の”川は流れる”の出だし、”わくらば(病葉)を今日も浮かべて・・・”と言うわくらばと言う言葉。歌全体の雰囲気を表わした、いつまでも記憶に残る言葉。 何かそういうところに大人の雰囲気を出して欲しいですね。10代とは違った言葉使い。それがつらい思いをした大人の歌の様な感じもします。 youtubeから 「人生に乾杯」 http://youtu.be/R7Zh3GPS_GM |
タイトル本文お正月ですね。今年はよくブログを書きましたが、後半はあまり書けなくなりました。仕事が忙しくて、又出張先がネットに接続できなくて。
ま、それはともかく、今日はyoutubeのなかで、僕が好きな、森昌子の10代から20代半ばの動画をピックアップしました。でも、いい動画って少ないですね。すでに取り上げた動画ばかりです。少し飽きがきましたね。でも、見てみましょう。 春日和 http://youtu.be/rX_t669jKOI これは”故郷ごころ”のB面と言うことで、21歳。これのCDの歌声は森昌子の清純さ・純真さを端的に表わしているようで、こちらの背筋が伸びてきます。残念ながら、CDのほうはyoutubeにはありませんでした。動画のほうは、可愛くて、それでいて何か訴えかけてくるところがありますね。B面を歌うなんて珍しいですね。 面影の君 http://youtu.be/a72YZX7HadY この動画は一連のテレビ番組の動画のようで、22〜23歳のころ。まだ、”演歌歌手”になる前の純粋な娘さんらしい感じが出ていて、それでいて女らしい色気もあって、いい画像だと思います。次の信濃路梓川の画像と同じころの、同じテレビの画像なのでしょう。 信濃路梓川 http://youtu.be/b29ZTcJ8bHM この画像を最初見たとき、少し違っていて、画像がもっとクリアで、彼女自身、この歌の特徴などを1〜2分しゃべっていたように思います。でも、そのしゃべり方やその表情に驚きました。とてもはきはきとしゃべり、歌も優しく女らしく、とても魅力的でした。こんな女性が、当時”哀しみ本線日本海”を歌うのですから、ヒットするのは必然なのでしょう。 ふるさと日和 http://youtu.be/X_j1CCaQA34 この動画は、彼女がステージの服ではなくて私服で出ていることではないでしょうか。スカートに手を突っ込み、立って歌う姿は、普通の娘さんって感じ。声も表情も少し、精細を欠いていますが、それでも、貴重な動画でしょう。 越冬つばめ http://youtu.be/x5UAgqBiRhA 僕は、演歌歌手森昌子の歌はあまり好きではないのですが、この画像と、このときの声は別格です。この当時の声と、この歌は、とても相性がよかったのでしょうね。また、衣装も素敵ですね。とても貴重な映像だと思います。 あなたを待って3年3月 http://youtu.be/_81YB9Jb1m8 16〜17歳ぐらい?髪型が面白いですね。耳のところで水平にそろえている。このころの声が一番張りがあって、目も輝いていて、やる気が前面に出ている感じがします。途中でアップされる観客の男性がいい男で、何か昌子ちゃんと雰囲気が合いそうで、すきな画像です。 あの丘越えて、他メドレー http://youtu.be/k5hpG07wKvc 他人船 http://youtu.be/5lg6ruieEN0 この画像はとても貴重な画像だと思う。声も、表情も、服も全て申し分なし。それぞれ1曲しか歌わないのが残念だが、それでも、森昌子らしさを存分に発揮している。”この世の花”は坦々と歌っているが、とても哀調があって、好きだ。16歳の歌声だ。髪型も面白い。向かうもの敵無しの勢いだ。 でも、こうしてみていくと、時間のたつのは早い。森昌子をせかせるように歌も、体つきも、表情も素早く変化していく。そして今は54歳だ。20代後半の顔と今の顔はよく似ている。十代の顔と今の顔は似ていない。人間の一生をビジュアルに見せてくれているのだ。動画も,youtubeも貴重なものだ。 このページの先頭へ |
タイトル本文youtubeで見る、森昌子の”ふるさとお祭り恋の夜”は、彼女の十代を代表するような、不思議な魅力を持った動画だ。彼女が歌う代表曲の”先生”や”お母さん”などの動画に、これといったものが見当たらない現状では、彼女の歌う片思いや恋心の気持ちを端的に表わしているように感じる。何しろ、歌の内容と森昌子の表情、立ち姿、甘い声、そしてその雰囲気がぴったりなのだ。
”・・・ もう私は大人です。恋する娘です。・・・” このあたりは18歳の昌子ちゃんそのままと言う感じ。 これが、15,6才だと、又ちがった雰囲気があると思う。声ももっときれいかもしれない。また、ステージ上で見せる森昌子の歌はもっと違うだろう。でも、片思いの歌を歌い続けた昌子ちゃんだからこそ見せる、恋への強い思い、憧れ。それを端的に見せてくれるとてもいい動画だと思う。 youtubeから ふるさとお祭り恋の夜 URL:http://youtu.be/uWLl02Gqx60 このページの先頭へ |
タイトル本文少女と大人、女性の場合、そこには大きな断層があるのだろうか。浅田真央が丁度その時期を迎えているように、34〜35年前、歌手の森昌子がその時期を迎え、大きく変身していった。そして、その変身は成功した。成功したがため、今もって多くの人は、森昌子の若いときの歌を聴き、感動し、離れられないのだろう。
もし、森昌子が十代で消えたら、桜田淳子のように。そういうことは想像できないし、もしそうなら・・・ もし、森昌子と言う歌手が再デビューしなかったなら、山口百恵のように引退して出ることは無かったなら・・・ 今のように、感動を与えてくれるのだろうか。引退していた頃の森昌子を知らない私にとって、その頃のファーンというのはどう いう気持ちだったのでしょう。 20代も歌い続け、引退後も再デビューしたからこそ、森昌子は今も力強いメッセージを送り続けているのでしょうね。 私は今の森昌子の歌はあまり聞きませんが、十代の曲や20代の演歌を聴くのも、やはり、今という時を、現役で歌い続けている森昌子と言う歌手がいればこそ、古い歌ながら、感動を得ているような気もするのです。 もし、再デビューしなかったなら、もし、20代がなかったなら、youtubeでこれほど多くの動画が、作られることもないし、私が、今感動を得ることも無いと思うのです。 森昌子さん、これからもがんばって歌い続けてください。そして、過去の歌を現在に引き戻して下さい。 youtubeから ”ほたる”(たまに聞くととてもきれいです。17歳の歌声) http://youtu.be/crIVGhE8iRA ”哀しみ本線日本海”(”信濃路梓川”の延長上にある曲と言うイメージがありますね。演歌のようで演歌で無 い、清純さをまだ感じさせてくれますね) http://youtu.be/Y4r5S2IE4Zw このページの先頭へ |
2012/10/29
本文 森昌子がステージで歌う印象的な曲を特集してみました。
”この胸の幸せを” http://youtu.be/hWBoGU8u-e4 18歳か19歳のときの歌声なんでしょうが、この真剣さ、遠くを見据えたまなざし、そしてこの迫力、力強さ。身振り手振りで自分の思いを表現しようとしています。このすばらしい真剣さを、18・19歳まで持っていました。それが20歳間近から消えていきます。 ”なみだの桟橋” http://youtu.be/u0E-nLiM208 声もすばらしく、表現力も最高。いつもこれぐらいに表現したら、今もって森昌子の代表曲になってステージでこの歌を歌っていたことでしょう。体全体を使って、自分の思いを表現しようとしています。歌い終わった後の満足そうな表情。いつもこれぐらいの思い入れを入れて、歌って欲しかった。20歳前の”なみだの桟橋”の動画に比べ、格段にすばらしく歌っています。 ”いつまでも愛していたい” http://youtu.be/FCSflvikZmA 以前、ステージの動画をyoutubeで見たような記憶があるのですが、歌声だけなのは残念です。声もいいし、力強さがあります。 ”思い出を下さい” http://youtu.be/xPAbm6vwenA これも残念ながら、ステージではなくて、歌声だけです。18歳です。しかし良い曲です。声も大人の声できれいだし、力強さもあります。ステージの画面がアップされるのを期待したいですね。 ”母に手紙を書くときは” http://youtu.be/2iNbFlHEm8c これは以前、このブログで取り上げたレコード「歌舞伎座特別公演」の中の組曲です。とてもきれいな声で、感動的に歌っています。 ”涙の連絡船” http://youtu.be/hC_YnExJ8qI とても真剣な歌い方が印象に残るステージ上での歌です。もっと聞きたいですね。 他にもあるのでしょうが、これらは私が印象に残っている主なものです。 このページの先頭へ |
タイトル本文 声というのは、不思議なものだね。男にとって、女性の声はなおさら。女性も男に対して、色々な声音(こわね)を使うのだろう。電話口での心配そうな声、寝ぼけた声、弾んだ声、いやいやながら受け応えする声、女性からのきれいな声は、いつまでも心に残る。そして、気持ちを高ぶらせる。
個人的な声ばかりでなく、歌謡曲でも同じだろう。透きとおったきれいな声は、心の慰めになる。女性らしい弾んだ声や優しさを含んだ声は、とても感動する。声も変化する。歌手の気持ちの持ちようにより、あるいは年齢により、人生への考え方により、声も微妙に違ってくる。人間て不思議なものだ。太陽が燃え、地球が動くように、人の声も、気持ちも、全て同じところにとどまらない。そして、確実に年をとり、機能は衰え、死んでいく。 でも、きれいな声が残す余韻は、あるいは人生が残す余韻は、死ぬまで心に残るだろう。 (ここで、森昌子のきれいな曲をyoutubeからどうぞ、18〜22・23歳ぐらいの声) ”赤い絹糸” http://youtu.be/5CKsVUL9sbc ”お別れ公衆電話”http://youtu.be/Ckb6DCQOvxY ”あのひとの船行っちゃった”http://youtu.be/ytdJks9DfKo ”古都の春”http://youtu.be/jpd_udrrt-8 このページの先頭へ |
タイトル本文森昌子の10代の恋歌に少し飽きが来ると、20代の大人の女性の声が聞きたくなる。そんなときも、やはり森昌子の歌声がいい。20代の歌声は、やはり彼女の顔と切り離せないと思う。顔が垢抜けし、きれいで、表情も女らしく、可愛い。それでいて落ち着いていて、しっかりしている。
まずは、最も聞きやすい、”見上げてごらん夜の星を”。とてもきれいな声だ。次いで、”忘れな草をあなたに”。その次に、伊藤ゆかりが歌っていた”小指の思い出”。恋愛べたと思われる森が、こういう歌をどういう気持ちで歌うのか、色々な妄想が湧き出る曲だ。”そして神戸”前川清より、ずーといい。五木ひろしの”長良川艶歌”の歌い方もいい。 オリジナル曲では、20代半ばから、引退間近の曲が好きだ。 ”愛傷歌”は、前にぼろくそにけなしたことがあったのだが、今日聞きなおしたら案外いい。大人になった森昌子が感じられ、歌の情感が伝わってくる歌い方だ。”いつまでも 愛彩川”は成熟した女を感じさせる、女性を抱きしめたくなるような歌い方だ。このあたりの曲は、すべて色っぽい曲が多い。もう結婚が視野に入ってきて、完全に女モードに入り込んだためなのだろうか。 見上げてごらん夜の星を URL:http://youtu.be/ghOK1Ej_VWg 忘れな草をあなたに URL:http://youtu.be/hhNSvsYfymE 小指の思い出 URL:http://youtu.be/j8XWiO2JDEI そして神戸 URL:http://youtu.be/FbAzRowT5Ik 長良川艶歌 URL:http://youtu.be/7V1GlCa8r_4 愛傷歌 URL:http://youtu.be/Psk-TOb3YOI いつまでも 愛彩川 URL:http://youtu.be/JGHeafCLoCw 最後に、新しくyoutubeにアップロード出されていた、私のお気に入りの曲”夕焼けの空”。女性の結婚について歌にしたいい曲です。 夕焼けの空 URL:http://youtu.be/Jfeyy3xL4iQ このページの先頭へ |
タイトル本文森昌子が歌う「川は流れる」と言う曲は、好きなのだけれど、不満も残る歌い方なのだ。というのは、彼女の16歳の歌声は、淡々と平坦に、しかもリズムよく歌う。それに対して、仲宗根美樹は、もっとスローに気持ちをこめて歌う。だから、仲宗根美樹のほうがいいのだろうけど、森昌子の歌のほうを聞いてしまう。本当は、森昌子にももっとゆっくりと、情感をこめて歌って欲しいのだ。
でも、森昌子のほうを選んでしまう理由ってなんだろうと思う。それは淡々として歌う16歳の声なのに、説得力があるようにも感じる。自分の欠点や人生への挫折を、包み込んでくれそうな優しさというのか。若いとき、自分の好きな女性に対し、自分の気持ちが分かってくれそうな気がして、自分の思いをラブレターに書いて渡したが、そういう共感性というのか信頼性というのか。あるいは、女性と言う性への憧れから、自分の気持ちを理解してくれそうに思うのか。 あるいは、この曲が良すぎるのかもしれません。誰が歌っても、人の気持ちを揺り動かす要素をこの曲は持っているのかもしれません。ただ、彼女の声には、気持ちを揺り動かす不思議な説得力があるのは確かだと思うのです。 |
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