こんな曲が好きです〜記事はこれから書き足していきます〜

MESSAGE IN A BOTTLE from"REGATTA DE BLANC"
IT'S ALRIGHT FOR YOU from"REGATTA DE BLANC"
ROXANNE from"OUTLANDEOS D'AMOUR"

SO LONELY
 from"OUTLANDOS D' AMOUR"
EVERY BREATH YOU TAKE from"SYNCHRONICITY"
BRING ON THE NIGHT from"REGGATTA DE BLANC"
EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC from"GHOST IN THE MACHINE"

MESSAGE IN A BOTTLE from"REGATTA DE BLANC"

70年代のポリスの代表曲
。言い換えるならば、「見つめていたい」が発表されるまでの彼らの代表曲。
娼婦を歌い、自殺ネタを歌い、”寂しい〜ッ”と雄叫びを上げてから、この曲の登場。
メッセージを瓶に託して流してやったら、
同じ内容のメッセージが入っている瓶が海面いっぱいに浮かんでいたという内容の曲。
結局の所、みんなが孤独を抱えて生きていると歌っているのだが、
ジョン・レノンも生前そんなことを語っていましたね〜。
この曲は、スティング特有のクールネスが如実に現れている曲でもある。
デビュー当時の彼らを振り返ると、かなり際どい内容の歌を歌っていたんだね。
しかし深刻な感じを払拭し、
疾走感のあるロックン・ロールに仕上げて聴衆を煽るところなんかは凄く格好いいと思う

センスが良いって事なんでしょうね、やっぱり。

IT'S ALRIGHT FOR YOU from"REGATTA DE BLANC"

ポリスの魅力の一つは3人という最小構成(ギター・ベース・ドラム)で、どんな所でもライブをしちゃうところ。
そしてシンプルな
”グット・ロックン・ロール”をプレイすること
2枚目のアルバムの中で一番シンプルでご機嫌なロックを演奏しているのがこの曲。
こんな曲があるからこそ、他の”ホワイト・レゲイ・サウンド”の楽曲がひときわ輝いてくる。
一枚目に入っている「ネックスト・トゥー・ユー」、「トゥルース・ヒッツ・エブリバディー」、
「ボーン・イン・ザ・50’s」、なんかもとってもカッコイイと思う。
この頃の、若さにまかせてステージ上を跳ね回りながらシャウトしているスティングの映像を目にすると
いまだに鳥肌が立ってしまいます

ROXANNE from"OUTLANDEOS D'AMOUR"

デビュー当時のポリスがやはり、”
格好いい〜!”って思う。特にこの曲は格好いい!
とてもキャッチーな曲で彼らの魅力が凝縮されている。
既にソング・ライティングの才能が開花しているスティング、
”金物”でメロディーを醸しだし、”太鼓”でリズムを刻むスチュアート、
そして”上手下手”ギターでインテリジェンスを感じさせるアンディー。みんな本当に格好いいね!
この頃の楽曲を聴くと、スティングが書き上げた曲を、
スチュアートとアンディーがホワイト・レゲイ・サウンドに仕上げている様な感じを強く受ける。
もう少し突っ込んで言うと、
スチュアートはパンク・ライクなシンプルなサウンドで売り出していこうと考えていた様だし、
そこに裏打ちのホワイト・レゲイの導入を考えたのはアンディーだったのだろうか?とふと思う。
空間の広がりや、濃淡を意識させる音作りって言うんですか?
私は楽器が何も弾けないので音楽的に見て彼らのテクニックをどう評価していいのか良く分かりませんが、
後に「心象表現」というアルバムでアンディーと共演することになる
プログレ界の巨星キング・クリムゾンのロバート・フィリップが、この頃のアンディーの演奏を聴いて
’60年代のジャズ・ギターがもたらした代用コード、ヴォイシング、
進行といったものを今風のリズムと組み合わせてゆく編成にえらく感動したものだ。
”これぞ新しいモダン・ロックだ!”
」と言っていた。
フィリップにここまで言わせるとは、アンディー!ただ者じゃないね!
”FALL OUT”で
ヘンリーのダサダサなカッティング・ギターを聴かされた後ではアンディーの演奏に特に心惹かれるよ!
とにもかくにも、シンプルな音を出していたこの頃だからこそ、彼らの魅力がよく見えてくる様な気がします。
スチュアートとアンディーについて詳しい人がいたら彼らのお薦めソロ作品を教えてくれます?

SO LONELY from"OUTLANDOS D' AMOUR"

とにかく、スティングのヴォーカルがすごい!圧倒されます。これってスティングの実生活を歌った実話?
牝鹿を得ることが出来きずに、虚空を見上げながら鳴いている雄鹿の声はすごいらしいが、
スティングの声は雄鹿よりもスゴイんじない?ロック史に残るシャウトじゃないかな。
しかし、
大勢の観衆を目の前にして”俺、寂しいんだよ!”って叫ぶかね!?
ダッチワイフのネタを告白するのもどうかと思うけど!!(笑)。

しかしながら、この頃のスティングって本当に素直な詞を書いていると思う。
詞に目を通している限りでは等身大のスティングの姿を見て取れる様な感じがする。
中期から後期にかけては、結構インテリぶっている詞を書いているけどね。
詩的にもサウンド的にも荒削りなどころがあり、彼らの若々しさを感じることができる名作ですね。


EVERY BREATH YOU TAKE from"SYNCHRONICITY"

この作品はポリスの楽曲の中で一番聞き込んだ曲の一つ。
当時、周りの友人同様”恋する少年”だった私の心に入り込んで来て、しばらくの間住み着いていました。
スティングの魅力的なヴォーカルと淡々と刻み続けるベースのリズムに、
アンディーのギターが奏でる美しいアルペジオのメロディーが折り重なってきて、
この世のものとは思えないほど美しく、切ないラブ・ソングになっているじゃないですか!
当時のインタビュー記事でスティング自身もこの曲を歌っていると思わず涙が流れてくると言っていましたね。
その後、ゲーム・センターのUFOキャッチャーからこのメロディーが流れてき時は、感慨深いものがありました。
パステル・カラーに染まっていた青春時代が、にわかに色付き脳裏にハッキリと浮かんできましたよ。
ホント!ビルボード誌が選ぶ’83年の年間ベスト・シングルに選ばれるだけありますね!
すべての音楽ファンに聴いてもらいたい曲です。


BRING ON THE NIGHT from"REGGATTA DE BLANC"

この曲もすごくカッコイイ!彼らのバックにある音楽的インテリジェンスを強く意識させられてしまう。
スティングのヴォーカルが相変わらず格好良いんだが、心惹かれるのはやはりアンディーのギター・プレイだ。
ファーストの頃よりもあれこれと持ちネタを披露し始めた感じを強く受ける。
”夜を早くつれてきてくれよ!”って言う独白的な歌詞もお洒落で良し。
2作目のアルバムで既に完成度の高いサウンドの曲を書いてるよね。
ソロ活動を始めたスティングがライブ盤で、
「ブリング・オン・ザ・ナイト」〜「世界は悲しすぎる」の流れで幕開けを飾っていたが、すごくカッコイイね。
”とってもイケテます!”
スティングがソロになってからステージでポリス時代のナンバーをプレイしているのを聴くにつけ、
今さらの様に彼らの偉大さを再認識してしまう。イギリス的なウェットなサウンドでしっとりと耳に馴染んできます。
やっぱりポリスってスゴイ!

EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC from"GHOST IN THE MACHINE"

ストロンチューム90のアルバムにこの曲のラフ・トラック盤が収録されていますが、
スティングがギター1本で淡々と歌っているヴァージョンと聞き比べてみると、
ポリス・ヴァージョンの方が断然カッコイイですね。
この曲が収録されているアルバム自体が、シンセサイザーを大幅に導入してプログレ・ライクな音を演奏していて、
ポリスのアルバムの中でも特異な作品なのですが、この曲も例に漏れず、
漂うようなシンセのメロディーと
スチュアートが刻むタイトなドラムのリズムに乗ってスティングが強烈なヴォーカルを聴かせています。
”おまえらホントにシンセ(鍵盤楽器)の使い方を知っているのか?”と言った感じの、
シンセのメロディーが何とも表現しがたい音を漂わせています。
しかしながら、スティングのソング・ライティングの才能を感じさせる作品でもあります。
聴いているとスティングの屈託のない明るさ、無邪気さを強く感じますね。
ポリスの曲の中でも珍しく”ノリノリのラブ・ソング”ですね。とてもキャッチーな曲なので、

ついつい口ずさんでしまいます。