ポリス関連のアルバム

作品のタイトル ANIMAL LOGIC / ANIMAL LOGIC(stewart)
ANIMAL LOGIC U / ANIMAL LOGIC(stewart)
OUTLANDOS D'AMARICANS / VARIOUS LATIN ARTISTS
リズマティスト / スチュアート・コープランド
ザ・ゴールデン・ワイヤー / アンディー・サマーズ
ロクサーヌ〜ザ・ミュージック・オブ・スティング〜 / ブルーノート・オールスターズ
XYZ / アンディー・サマーズ
心象表現 / アンディー・サマーズ&ロバート・フィリップ
創世記 / スティング、アンディー・サマーズ&エバハルト・シェーナー
POLICE・ACADEMY / STRONTIUM 90
REGGATTA MONDATTAA REGGAE TRIBUTE TO THE POLICE〜
Brimstone & Treacle ブリムストン アンド トリークル
シークレット・ポリスマンズ・コンサート
 
ANIMAL LOGIC / ANIMAL LOGIC  お勧め度 ★★★☆☆
ステュアートが
ジャズ・ベーシストのスタンリー・クラーク、
ジャズ/ポップ・シンガーのデボラ・ホランドと結成したトリオです。
ギタリストがいないというロック・グループとしては珍しいメンバー編成をしています。
デボラがほとんどの曲を書いているので、実質的にデボラのバンドかな?
いかにも英国風の洗練されたエレクトリック・ポップの作品です。1989年発表作品。
ANIMAL LOGIC U / ANIMAL LOGIC  お勧め度 ★★★☆☆
前作よりもよりデボラが全面に押し出されています。
疾走感のあるリズム&ビートを基調にしたファーストよりも歌物に徹した作りになっています。
デボラが歌う男と女の心模様が繊細に描き出されています。
1991年発表作品。
OUTLANDOS D'AMARICANS / VARIOUS LATIN ARTISTS
お薦め度 ★★★☆☆
南米におけるポリス、スティングの人気は絶大の様である。
ラテン系のミュージシャン達が作り上げたポリス&スティングのトリビュート・アルバムです。
このアルバムの製作に際してアンディーとスチュアートが参加しています。
ラテン風のリメイクにはポリスの持っていたクールネスを感じませんが、
彼ら特有のグルーブ感に満ちていて共感の出来る内容になっている。
レゲエ・アーティスト達によるトリビュート作品よりもポリス的サウンドに思えます。
お薦めします。1998年発表作品。
リズマティスト / スチュアート・コープランド
お薦め度 ★★★☆☆

スチュアートがアフリカ音楽に取り組んでいます。
この人はやはりプリミティブなリズム&ビートの力強さに魅せられているんだなあと、
納得させる作りになっています。
ポリスというハイ・テンションなバンドから離れて、
リラックスした雰囲気の中で相も変わらずスネアを叩きまくってます。
スチュアートの音楽に対する純粋な心意気を感じ取ることの出来る作品です。
アフリカン・ビートをはじめとしたワールド・ミュージックに関心のある方にお薦めします。
1985年発表作品。
ザ・ゴールデン・ワイヤー / アンディー・サマーズ
お薦め度 ★★☆☆☆

非常に混沌とした演奏をしている作品です。
彼特異の象徴的なフレージングを楽曲の其処此処に割り当てていく、
パッセージ主義的なギター・プレイを展開しています。
ロバート・フィリップとのコラボレーションからインスパイヤーされている印象を強く受けます。
この頃の彼は人間の心象風景の描写に心を奪われているかの様に感じます。
プログレシブな味わいもあり、知性派ギタリストの片鱗を伺わせる作品です。
1989年発表作品。
ロクサーヌ〜ザ・ミュージック・オブ・スティング〜 / ブルーノート・オールスターズ
お薦め度 ★★☆☆☆

スティングの幼い頃からのヒーローはジャズ・ミュージッシャンが多かった様だ。
マイルス・デイビス、ギル・エバンス、チャーリー・ミンガス、などである。
彼の音楽活動の第一歩はジャズであったし、
ポリス結成以前はラスト・イグジットなるジャズ・ロック・バンドを結成していた。
ポリス解散後にジャズ・フィールドのミュージッシャン達と組み活動をしたのも原点回帰に過ぎないのである。
このアルバムはマイルス、エバンス達を愛するブルーノートの凄腕達がスティングの作品に取り組んでいる。
参加ミュージッシャンはボブ・ベルデン、ジョン・スコフィールド、ダイアン・リーブス等々である。
今は亡きギル・エバンスがこのアルバムに対する取り組みについてアドバイスをしていたとも聞く。
この作品はブルーノートからトラッド・ジャズを愛していたスティングに送られた至上の宝物である。
スティングのお気に入りは「カインド・オブ・ブルー」「ポギー・アンド・ベス」「ビッチェズ・ブリュー」といった作品らしい。
ジャズに関してはスティングと私は趣味が合う様である。これって結構嬉しかったりする。
アンディー・サマーズ / XYZ  お薦め度 ★★☆☆☆
アンディーのソロ第1弾です。ポリス時代を振り返っても彼の作品は一癖ある物が多かったので、
きわもの的な作品を発表するのだろうと、楽しみにしていたのであるが、とてもシンプルでピュアな作品です。
アニマルズ、ソフトマシーン、ポリスと渡り歩いてきたので玄人っぽい音を期待していたのだが・・・。
朋友スティングがソロになってからメロディー重視のポップスよりの音を全面に出してきたのとは対照的に、
ポリスの影を感じさせるビート系のサウンドで、イギリスの臭いをぷんぷんと匂わせている。格好いい!
アンディーの”裏打ちカッティング・ギター”がポリス・サウンドの中枢だったのだと再認識させられる。
自然、風景の移り変わりに心の移ろいを重ね合わせている様な詞を書いたりして、
スティングをストーリー・テラーと呼ぶならば、アンディーは吟遊詩人といった感じです。
45才で初のソロ作品を出したとは思えない度、シンプル、ピュア、そしてビビットである。
心象表現 / アンディー・サマーズ&ロバート・フィリップ お薦め度 ★★★☆☆
ギターを愛するすべての人に聴いて頂きたい作品。
ロック界きっての知性派、理論派でありそれを実践する演奏技術を持つキングクリムソンのロバート・フィリップと、
あらゆるサウンドに完璧とも言えるサウンド・コラージュを与える我らがアンディーの共作。
一見、合い入れないギター・スタイルの二人が共演した、心象現象にメスを入れた名作です。
楽曲的にはフィリップがキングクリムゾンでも実践している、
同じフレージングの繰り返しや従属フレーズでテーマの高揚を示そうとする方法論の中で、
変幻自在な演奏テクニックを持つアンディーがサウンド・コラージュをしているといった感じです。
クリムソン後期、再結成クリムゾンを彷彿とさせるギター・サウンドに仕上がっているのは、
フィリップのリーダーシップによりこの作品が成り立っていることを物語っている。
イギリスを代表するインテリ・ギタリスト共演の名盤(ギター・インスト)です。
ちなみに二人は「Bewitched」というアルバムも発表しています。こちらも当然お薦めです。
創世記 / スティング、アンディー・サマーズ&エバハルト・シェーナー
お薦め度 ★☆☆☆☆

アンディーがポリス参加前から交流のあった、
ドイツのエレクトロニック・コンポーザー/シンセ・プレイヤーのエバハルト・シェーナーとのセッションに、
「ファール・アウト」発表後のローカル・ツアーの合間をぬって、
スティング、スチュアートを引き連れて参加したレコーディングの音源。
このセッションは’77年に「ビデオ・マジック」「フラッシュバック」として発表される。
「創世記」は前述の2枚のアルバムから選曲されたコンピレーション・アルバム(’86年発表)です。
当時のドイツでは前衛音楽的な扱いをされていた様です。
私の聴いた感じではハリウットの3流SF映画のサウンド・トラックといった感じです。
聞き所は全面にフューチャーされたスティングのハイトーン・ヴォーカルと、
意外にもの凄いリードを弾きまくっているアンディーのギターです。
名前がクレジットされていませんが、スチュアートもこのセッションに参加しています。
コアなファンの方だけにお薦めします。
ポリス・アカデミー / ストロンチウム90  お薦め度 ★★☆☆☆
ポリス結成前に元ゴングのマイク・ハウレットの誘いにより、3人が参加したプロジェクト・バンド。
ポリスとは全く違うアバンギャルドな音作りをしています。私もちょっと面食らいました。
しかしながら、スティングのヴォーカルは強烈です!
「ゴースト・イン・ザ・マシーン」に収録されている「マジック」のラフ・トラック版も収録されています。
ポリス・ファンにはこれを聴くだけでも価値があると思います。1997年発売作品。
REGGATTA MONDATTAA REGGAE TRIBUTE TO THE POLICE〜
レガッタ・モンダッタ
  お薦め度 ★★☆☆☆
アスワド、マキシー・プリースト、ジギー・マリーといった、レゲエ・フィールドのアーティストたちが、
ポリスの楽曲をカヴァーしたアルバム。コテコテのレゲエにカヴァーしています。
いわゆる、ホワイト・レゲエに心を惹かれている僕には、濃度が濃過ぎますね。
ポリス・ファンというよりはレゲエ・ファンに聴いて貰いたい作品です。1997年発売作品。
ちなみにパート・Uも発売されています。
Brimstone & Treacle ブリムストン アンド トリークル(映画のサントラ)
お薦め度 ★★☆☆☆

スティングが主演した同名タイトルの映画のサウンド・トラックです。
ちなみに、モントリオール映画祭グランプリ受賞作品です。

収録曲のほとんどが、スティング、ポリスの楽曲ですが、小粒な作品が多いです。
「I Burn For You」はポリスの「ゼニヤッタ」に収録しようとして2人に反対されたいわく付きの曲です。
このアルバムの救いは、ゴーゴーズの「ウィー・ガット・ザ・ビート」、
スクイーズの「アップ・ザ・ジャンクション」、
を収録していることでしょうか。
関心のある方はレンタルビデオで俳優スティングをチェックしてみては如何でしょうか。

ちなみにスティングは「デューン」「プライド」「さらば青春の光」「ブレンティ」等々の作品に出演しています。
1986年度発売作品。
画像無し シークレット・ポリスマンズ・コンサート  お薦め度 ★★★☆☆
このシークレット・ポリスマンズ・ボール(秘密警察官の舞踏会)は、
アムネスティ・インターナショナル(国際政治犯救済の会)

を援助するための一環として開催されているコンサートです。
主にイギリスのアーティストたちが無料で出演しています。

スティングはポリス時代の名曲「ロクサーヌ」「孤独のメッセージ」をギター一本で歌い上げています。
ジェフ・ベックとエリック・クラプトンは「クロス・ロード」を、フィル・コリンズは「夜の囁き」を歌っています。
その他、ボブ・ゲルドフ、ドノバン、と言ったアーティストの演奏が収録されています。
ロック・ファンなら一度は聴くべき名演奏が多く収録されています。1982年度発売作品。

お知らせ&お願い
ポリスのメンバーが楽曲を提供しているアルバム、ポリス・トリビュート・アルバム等々

まだまだポリス関連の作品は多数有ります
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