<"That's Kirin Saver" って何?>
秦野の豊かな自然を、自分たち自身の手で守っていこう!・・・そんなボランティアサークルの愛称です。サークルの正式名称は「秦野 雑木林を守る会」といいます。
活動の場所は秦野市南部にある「震生湖」周辺の雑木林約10,000平方メートル(約3,000坪)です。将来、余力があれば、さらに活動エリアを広げたいと考えています。

<名前の由来は?>
世話人たちでサークルの名前を考えていた時、一人が雑木林を「ざつきりん」と読み、全員で大爆笑。
そうだ、「ざつきりんを守る会」にしよう!
うんうん、これを英語にしてみると・・・ざつきりんセーバー →  "That's Kirin Saver" ・・・となったわけです。
ちなみにビールを飲む会とか、ビアサーバーではありません、念のため。
あとは、キリンを保護したりもしてません・・・

<サークル発足のきっかけは・・・>

会社の研修会で出会ったメンバーのなにげない会話がこのサークル発足のスタートでした。
「何か地元でボランティア活動をやりたいね。せっかく自然が豊かな秦野に住んでいるんだから、環境を大切にしたり、何か自然を残すようなことをやろうよ!」
・・・こんな話が発展して、とうとう環境ボランティアサークルを結成しよう!ということになりました。

<サークルの運営は?>
サークルの世話人は現在6名。この6人でサークルを運営しています。
趣旨に賛同くださり、イベントに参加くださった方全員がサークル会員※です。
※サークル会員:当サークル(ざつきりんセーバー)にお問い合わせの合った方、参加された方で同意された方々をリピーターとして名簿登録し、毎回の活動案内をメールしています。
入会金や会費、参加費や豚汁、飲み物などに掛かる費用負担は一切なく、全てざつきりんセーバーの会計で賄っています。
ざつきりんセーバーの収入はほぼ99%が秦野市の助成金です。

<サークルの目指すものは?>

サークルがめざしている方向は、およそ次のような内容です。

1)身近な自然こそが大切

白神山地、尾瀬、屋久島・・・貴重な生物が生息している守るべき場所は日本にもたくさんあります。でも、私たちは、今自分たちが住んでいる「身近な自然」を愛すること。・・・この気持ちが「自然を守る」ことのスタートだと考えています。

2)自然とのふれあいの実体験が大切
自然の大切さを言葉で操るのではなく、私たちは自然とふれあいの楽しさや驚き"Sense of Wonder"といったものを「実体験」することが大切だと考えています。

3)輪を広げよう!
数人でできることには限度があります。身近な自然が大切だと思う気持ち・・・これを、より多くの地域の人たちと共有し、輪を広げていくことが、私たちの最終目的です。
次世代を担う子供たちが、自分のふるさとの自然をいつまでも大切にして、誇りに思ってくれる。・・・そんなことを考えながら、子供たちが目を輝かせて参加してくれるイベントを企画します。

                   
・・ Special Thanks ・・

このグループ結成にあたり、多くの方々の賛同や協力をいただきました。この場をお借りして、心からお礼申し上げます。

秦野市役所 森林づくり課のみなさん

今回のボランティア企画を「はだの森林づくりマスタープラン」のひとつに位置付けてくださり、地権者の方たちと私たちとの間のパートナーシップ構築に向けて、精力的に取り組んでいただきました。

秦野市役所 観光課のみなさん
「震生湖周辺整備計画 基本構想」に基づき、その「林間散策学習ゾーン」を私たちの活動拠点として紹介していただきました。

地権者のみなさん
私たちの活動の趣旨に賛同くださり、土地利用を快く承諾してくださいました。

(株)リコー 社会環境本部※ のみなさん
私たちの趣旨に賛同くださり、活動にあたって、参考書籍や機材を貸与していただきました。
※部署名は当時の名称です。

(株)リコー 秦野事業所※ のみなさん
ボランティア活動の参加者の方たちへ駐車場や食堂を提供していただきました。
※(株)リコー秦野事業所は2011年に移転、閉鎖いたしました。

(財)日本野鳥の会 国際センターのみなさん
里山保全の技術や、ボランティア活動のノウハウについてご指導いただきました。


  お便り

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2016.01.04内容の一部を修正