JR東日本 東北本線

営業キロ 739.2km
区間 東京〜上野〜宇都宮〜福島〜仙台〜盛岡〜八戸〜青森
撮影日 平成8年2月10〜12日

北の大動脈「東北本線」。かつては数多くの特急列車が走っていたが、東北新幹線開業後は、全線走破するのは寝台列車だけになってしまった。
東北本線の普通列車は、上野〜黒磯・黒磯〜仙台・仙台〜一ノ関・一ノ関〜盛岡の各区間に電車によって運行されているが、唯一写真撮影当時、盛岡〜青森間だけは50系客車を使用しており、全国の普通客車列車が壊滅状態の中、珍しい存在だった。
機関車牽引の客車列車は、客扱い終了後無線で運転士に発車ヨシを連絡するため、発車に時間が掛かってしまったり、電車と比べても加速が悪く、また終点では機関車を付け替えないと行けない等、特急・高速貨物が
数多く走る盛岡〜青森間にとって、鈍くさい客車列車は邪魔者的存在だった。

このような理由から電車化が急がれ、平成8年3月30日のダイヤ改正から全普通列車が701系電車に置き換えられた。
3月29日を最後に、東北本線からED75牽引の50系客車は姿を消した・・・


盛岡駅 岩手山 50系客車内

岩手川口駅 サボ 青函連絡船


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