区間 |
深川〜幌加内〜朱鞠内〜名寄 |
営業キロ |
121.8km |
開業 |
昭和16年10月10日 |
廃止 |
平成7年9月4日 |
1.深名線の概要
深名線は、朱鞠内ダム建設の必要性から、まず深川〜多度志間が大正13年に開通し「雨竜線」
(のちに幌加内線)と呼ばれていた。また、名寄からは「名雨線」として昭和12年11月に名寄〜初
茶志内間が開通した。全線開通したのは昭和16年のこと。開通当初は深川〜名寄間直通の列車
があったが、昭和30年より深川〜朱鞠内、朱鞠内〜名寄の区間運転となっていた。
深名線は赤字ローカル線であるため、国鉄時代の国鉄再建法により廃止対象になった。しかし、
並行道路が未整備でバス転換輸送が難しいため、例外的に除かれた。
国鉄からJRへと民営化されても廃止されずにいたが、道路整備が進みバス転換が可能と判断さ
れ平成7年9月4日、鉄道廃止バス転換となった。
廃止後は、JR北海道バスが転換バスを運行している。
2.現在の状態
廃止後1年後の平成8年12月に訪れたが、駅舎などは比較的綺麗に残っていたが、線路に関し
ては雪が深くて確認することができなかった。
旧幌加内、朱鞠内駅はそのままバス待合所になっている。
3.在りし日の深名線
4.廃止後の幌加内駅
朱鞠内駅の来駅証明書
朱鞠内駅で、オレンジカードを2枚買うともらえた