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「小樽交通記念館」は現在「小樽市総合博物館」としてリニューアルされております。
以下の説明は「小樽交通記念館」時代のものです。現在の展示と異なることを
ご了承下さい。

小樽市にある「手宮(てみや)」は北海道鉄道発祥の地として知られているが、その小樽市手宮の
旧手宮機関庫跡にあるのが「小樽交通記念館」。
昭和38年6月に「北海道鉄道記念館」として開館し、その後、設備・展示物のリニューアルのため、
平成4年11月から休館し、平成8年4月に名前を「小樽交通記念館」としてオープンした。
約5.8ヘクタールの広大な敷地には、中央展示館・鉄道車両保存館・蒸気機関車資料館・
野外静態展示場がある。

中央展示館・・・第1・第2・第3展示室に別れており、第1展示室には北海道初のSL「しづか号」と、
一等客車「い1号」が展示されており、1時間に一回SLと機関車の連結シーンを見ることが出来る。
第2展示室には、北海道の鉄道史をリアルな模型や映像を使って紹介している。また、貴重な
鉄道部品の展示も必見。第3展示室には、鉄道以外の陸上交通・海上交通の歴史を解説している。

鉄道車両保存館・・・屋外にある鉄道車両保存館は、現存する国内最古の機関庫を中心に3棟の建物
で、機関庫の中には国産第二号蒸気機関車「大勝号」や、レールバス「キハ03」、除雪車「キ601」
等が保存されている。

蒸気機関車資料館・・・D51の動輪・主連棒など蒸気機関車の工具・部品を展示している。

野外静態展示場・・・現役を退いた車両が、35両も広大な敷地に展示されている。
いずれも北海道を走っていた車両で、一部の展示車には運転台や客室内に立ち入ることもできる。
また、北海道の鉄道にかかせない「除雪車」の展示も豊富だ。SL「アイアンホース号」の運転もされている。

野外静態展示場・鉄道車両保存館の車両の一部

DD14-323 DD15-37 キ100 セキ6000

キハ03−1 ED76-509 キハ82−1 キハ56

キハユニ25−1 キハ22−56 キロ26−107

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