根室本線

区 間 滝川〜富良野〜新得〜帯広〜釧路〜根室
営業キロ 443.8km
開 業 大正10年 8月 5日全通

 根室本線は、大きく3つの性格に分かれる。滝川〜新得までは、かつての幹線だったが石勝線開通後は、
臨時以外、優等列車が通らないローカル線になった区間。平成3年、滝里ダム完成でルート変更した。ロー
カル線といっても、かつての炭鉱地帯、ドラマ「北の国から」で有名な富良野。狩勝峠と車窓は楽しい。おす
すめしたい区間である。
 新得〜釧路は、特急が通る根室本線の一番にぎやかな区間。振り子式列車283系が導入され、さらに
活気が出てきた。車窓は前半の十勝平野と、浦幌から先の荒涼とした海岸の対比が絶妙である。
 釧路〜根室は、別名「花咲線」という愛称をもつ。滝川〜新得間と同じように、優等列車が通らないローカ
ル線。根釧原野の湿原や落石付近の太平洋など、車窓はすばらしい。日本最東端の駅があるのもここ。ち
なみに「根室駅」ではなく、一つ前の「東根室」(無人駅)が最東端。


根室本線の風景

根室駅 日本最東端 「東根室駅」 釧路駅 廃止された 急行「まりも」のヘッドマーク(釧路駅)


帯広駅 新得駅 落合駅 富良野駅


滝川駅


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