「日本一ひろ〜い湿原を、日本一おそ〜い列車に乗ってみませんか」をキャッチフレーズに
平成元年に臨時列車として登場したのが「くしろ湿原ノロッコ号」。釧路湿原の見所では減速し
ゆっくり車窓を楽しめる。
この列車は乗車券(定期券・回数券・青春18きっぷを含む)のみで乗車できるため(ただし自由席)、
人気も上々だ。車内では、記念オレンジカードの販売や記念乗車証が配られたり、記念スタンプ、
JR社員手製の花図鑑、落書き帳が置かれている。
以前は無蓋貨車に屋根をつけたトロッコなどを連結した車両だったが、平成10年夏から新型車両
になった。新型車両といっても50系客車からの改造車だが、50系の面影が無くなるほどの改造を
受けている。
旧ノロッコ号も機関車牽引だったので、終点で機関車付け替えが必要だったが、新型車は
客車に運転台をつけ、ここから最後尾の機関車を遠隔操作する「プッシュプル」方式となった。
また客車も大きな窓ガラスがつけられ、天候・気温によって窓の開閉が出来るため、環境が
よくなった。
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DE10 ディーゼル機関車 |
1号車 オハ510-1 自由(禁煙) |
2号車 オハテフ510-1 自由(禁煙) |
3号車 オクハテ510-1 指定(禁煙) |
4号車 オクハテ510-2 指定(禁煙) |