区 間 |
苫小牧〜静内〜浦河〜様似 |
営業キロ |
146.5km |
開 業 |
昭和12年 8月10日全通 |
日高本線は、「本線」を名乗っているが、鵡川から分岐していた「富内線」が廃止されてから、
分岐路線のないローカル線である。
苫小牧を出発すると、苫小牧の工場群を見ながらしばらく勇払原野の中を、日高門別から新冠
の間は、海岸沿いを走る。新冠、静内は競走馬サラブレットの産地として有名で、休日などは牧
場見学の人でにぎわう。静内を過ぎると、浦河を経て浜辺での昆布干しを見ながら、えりも岬の
入り口、様似に到着する。
日高本線に乗車するならば是非、太平洋側に座ることをおすすめする。
下に写っているキハ130だが、もともと耐用年数を10年程度として製造されていたが、
とうとう廃車が始まった。すでに写真のキハ130−2を含むキハ130−1,2,3,4の
4両が廃車済みである。代替車として、キハ40−700番台を改造した、キハ40−350
番台が投入されている。平成11年度中にキハ130全車の置き換えが終了する予定・・・
平成12年3月ダイヤ改正により、キハ130が定期運用からはずれ、キハ160・キハ40−350
のみの運行になっている模様。
日高本線の風景