今年から「くしろ湿原ノロッコ号」と同型の新型車両になった「富良野・美瑛ノロッコ号」。
編成は「くしろ」よりも少ない2両編成だが、沿線には観光地が多く平成11年夏の運転(6/11〜
9/26)では、予想を上回る約4万4千人の利用客があった。
富良野駅に停車中にはドラマ「北の国から」のテーマソングが車内に流れており、発車近くなると
「ノロッコ列車乗車心得」が車掌より放送される。
富良野駅を出発した列車は、しばらくは通常の速度で走る。「中富良野」に続いて、臨時駅
「ラベンダー畑」に停車する。この駅からラベンダーで有名な「ファーム富田」に近いため、ラベンダー
シーズンは乗降客で賑わっていた。
「上富良野」「美馬牛」「美瑛」と停車していくが、この3駅の間が富良野線最大の見せ場(乗車したのが
ラベンダーシーズン後だったので、この区間が一番印象に残っている)で、ジャガイモ畑が広がる広大な
風景の中、列車はゆっくり進んでいく。道内最急勾配を過ぎ列車は美瑛に到着する。
途中の観光ポイントでは列車が減速し、「ノロッコレディ」による案内もある。
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