千歳線

区 間 白石〜北広島〜南千歳〜沼ノ端
南千歳〜新千歳空港
営業キロ 白石〜沼ノ端  56.6km
南千歳〜新千歳空港  2.6km

札幌圏から函館・帯広・釧路方面へ結ぶルートの一環をなし、また札幌への通勤輸送、
新千歳空港〜札幌間のアクセス路線として、日中15分間隔で快速「エアポート」が
走るなど、北海道一の大幹線。寝台特急・特急・急行・快速・普通・貨物と千歳線を
走る列車はバラエティに富んでおり、道内を走る車両のほとんどを見ることが出来る。

札幌を出た列車は「白石」まで函館本線を走り、複々線の中にある「平和」をすぎると
高架橋となり右側に大きくカーブして南に向かう。高架橋の駅「新札幌」は地下鉄乗り換え
駅でもあり、一部特急や快速なども停車する乗降客の多い駅。
しばらく市街地を走るが、「上野幌」をすぎると、のどかな風景が多くなる。「北広島」は、
広島県人により開拓されたため、この名が付いた。丘陵地帯を走る列車は、いくつかの駅を
すぎると高架にさしかかり「千歳」に着く。
「千歳」の次「南千歳」は、現在の新千歳空港が開港前の千歳空港時代、「千歳空港」という
駅名だった。新空港開港にともない「南千歳」となる。
駅自体は、こぢんまりした駅だが、室蘭・函館方面、帯広・釧路方面、空港への乗換駅とし
て交通の拠点となっている。
千歳空港時代は、空港ターミナルとブリッジで直結されていたが、新しい新千歳空港は、
南千歳から地下に入り2.6km離れたところにあり、JR北海道唯一の地下ホームとなって
いる。

新千歳空港駅 旧ターミナルを望む 南千歳駅

北広島駅 新札幌駅


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