昭和43年の小樽〜滝川間電化に伴い登場した在来線初の交流専用電車。形式は近郊形に分類されるが、デッキ付き2ドアで、台車は空気バネ、車端部のロングシートを除きクロスシートになっており、どちらかというと急行形に近い車内である。以前に急行「かむい」「さちかぜ」に使用されたこともある。
最近では、この2ドアの急行形構造が、札幌圏の増大する利用客の乗降に支障をきたすようになり、一部の車両では、3ドア化したり、ロングシート拡大などの改造をほどこしている。
3両でユニットを組んでおり1M+2T。南千歳〜新千歳空港以外の電化区間で見ることが出来る。ただ、721系、731系と新形式が登場し世代交代が進んでいるので、乗るなら早めの方がいいだろう。特に2ドア車は今後貴重になるかもしれない・・・現在0番台から廃車が始まっている。