キハ54型<気動車>


キハ54

国鉄の民営化を翌年に控えた昭和61年暮れに登場したローカル線用気動車で、民営化後の経営状態を懸念されていた北海道・四国・九州の3島会社に配備された気動車群の1つ。
座席はキハ40と同じでセミクロスシート。座席と一体型のヘッドレスが
ついている独特なシートが特徴。旭川〜稚内間の急行「礼文」にも使用されていて、こちらは新幹線タイプのクロスシートを装備しており。また、根室本線の快速「はなさき」「ノサップ」、石北本線の快速「きたみ」、釧網本線の快速「しれとこ」などに使用する車両には特急車両より転用したリクライニングシートがついている。全車ワンマン化が完了済み。
エンジンは500psと、キハ40の倍以上の動力性能を持っている。
留萌本線・石北本線・釧網本線・宗谷本線の名寄〜稚内間・根室本線の帯広〜根室間に使用されている。



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