キハ150型<気動車>


キハ150

普通列車のスピードアップ、老朽車との取り替えを目的として、平成5年に登場した気動車。キハ54ではステンレス車体だったが、キハ150は鋼鉄車体に戻った。座席はセミクロスシートで、1+2の座席配置。全車ワンマン運転可能である。
キハ150は、旭川地区の富良野線、函館本線の”山線”区間で使用する0番台と室蘭本線(長万部〜東室蘭・室蘭〜苫小牧)で使用する100番台の2種類ある。0番台(写真の車両)は、北海道ローカル気動車で初めて冷房を搭載し、屋根にバス用の冷房装置が設置されている。また、この関係で側窓は固定式になっており、これも道内ローカル気動車初である。塗色は富良野線用は、アイボリーを基本にラベンダーとライトグリーンカラーになっている。”山線”用は、ラインが逆になっている。
一方の100番台は、非冷房で、側窓は上部が客室側に少し開く構造になっている。塗色は0番台と逆パターン


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