Hundle

HUNDLE SH-400
新品価格：￥4000
中古価格：???

ハンドルコントローラは、セガの8ビットパーソナルコンピュータSC-3000シリーズ、ゲーム機SG-1000シリーズとツクダオリジナルの互換機オセロマルチビジョンシリーズに対応する、レースゲーム用コントローラです。

後に発売されたセガの上位互換機、MARK-III、MASTER SYSTEMでも同様に使用可能です。また、裏技的ですが、16ビットゲーム機であるMEGA DRIVEシリーズ及び互換機でも制限付きながら使用可能です。

入力装置は、ハンドルが左右のステアリング、ハンドル中央のボタンがアクセル（パッドの右ボタン相当）、ハンドルの左隣にある赤いボタンがパッドの左右ボタン相当で左がブレーキ、右がアクセル。さらに左側にあるシフトレバーが上、下、ニュートラルに半固定されるスイッチになっています。

ハンドル部分は、アーケードゲームの「モナコGP」や「ポールポジション」と同様のフリーホイールになっていますが、ある程度の「遊び」はあるものの、左右のマイクロスイッチを押すだけの「デジタル入力」です（苦笑）。僕はフリーになっているプーリーを接着剤で固めて使用していますが、それでも緩いカーブを曲がるときの操作は、パッドで「ちょん、ちょん」と動かすようにはいきません。あくまで雰囲気を楽しむためのもので、操作性はお世辞にも良いとは言えません。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この商品のハンドル部分を交換し、成型色とパネルのシールを変更して、MARK IIIの「ハングオン」と同時期に発売されたのが、「バイクハンドル　BH-400」です。

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これぞ、新旧ハード夢の競演（狂宴？）。メガドライブ＋メガアダプタでアウトランを動かしてます。まさに「罰ゲーム」って感じ（苦笑）。

この商品が発売されてから十数年が経ち、現在ではアナログ入力や独立フットペダル、ハンドル反力までついたコントローラが市販される時代となりました。今後もゲーム機、ゲームソフト同様にコントローラも進化することでしょう。しかし、進化の過渡期に産み出されたこれらの商品を、若い人たちに知って欲しいと願い、オールドゲーマーには忘れて欲しくはないと考えます。

撮影＆記事提供：ぢゅらきさん

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