2014年5月 長万部訪問記
◆ 5月18日 年次総会、理事会出席及び今年の計画検討・調査のため長万部に。
8:44 はやぶさ5号で大宮駅出発 E5系車両は最高時速320㎞/hで福島付近を通過中
11:30 スーパー白鳥5号で新青森駅出発 789系車両は最高時速140㎞/hでトンネル抜けて
これから全長54㎞、海面下240mを走る 右手前方に函館湾と函館山が見えてきました
青函トンネルを抜けて北海道へ
お昼ご飯は新青森駅で海鮮弁当を買って
1人で食べました
参考に北海道南部の地図を載せました
13:42 臨時特急北斗89号(ジーゼル車)札幌 しばらくすると列車は大沼国定公園の中を走っていました
行きで函館積を発車 同公園には駒ヶ岳の火山活動で出来た以下の
函館周辺では新幹線の工事が大分進んでいました 三つの堰き止め湖があります
大沼湖:周囲24㎞ 小沼湖:周囲6㎞
蓴菜湖:蓴菜が採れる
サイクリング・カヌー・釣り・登山等が楽しめる所です
大沼湖の背後には標高1131㎞の駒ヶ岳が見えます やがてイカめしが有名な森駅あたりから内浦湾が
駒ヶ岳は2010年の小噴火以来小康状態を続けて 見えてきました
いる活火山で、別名渡島駒ヶ岳・蝦夷駒ヶ岳 内浦湾は南から森町-八雲町-長万部町-豊浦町-
洞爺湖町-伊達市-室蘭市に囲まれ直径50㎞で
ほぼ円形の湾で別名噴火湾・胆振湾とも呼ばれ
サケ・イカ・カレイが獲れホタテの養殖が盛んです
15:40 石神井から993㎞ やっと長万部駅着 駅から車で10分 林と草原の中にポツンとある
幡野理事長宅にたどり着きました
◆ 5月19日 夕方まで 年次総会、理事会の準備及び今年の計画について
打ち合わせを行う。
◆ 5月19日 18時より理事長宅で理事会を開催。
◆ 5月19日 19時より理事長宅で年次総会を開催。
◆ 5月20日 朝から事務局長と下見のため車でニセコ方面に出発。
長万部町から国道5号線を30分ぐらい走ると前方に そして、美形の羊蹄山も見えてきました
雪をかぶったニセコ連峰が見えてきました
5号線は函館から長万部-黒松内-蘭越-ニセコ-
倶知安-余市-小樽 -札幌を結ぶ国道です
長万部から約1時間で羊蹄山のふもとに! ニセコに向かって羊蹄山の左側にニセコ連峰も!
羊蹄山は標高1891mの成層火山です この連峰の主峰はニセコアンヌプリと呼ばれ
支笏洞爺国立公園に属していて、富士山に似た 標高1308mの山で世界的なスキー場が有り
美しい姿から蝦夷富士とも呼ばれて、日本百名山 知られています
に選定されています
羊蹄山のふもとにはダチョウ牧場が有りました 羊蹄山の湧き水
30頭のダチョウがいて、100円の餌(乾燥トウモロコシ) 山に降った雨・雪は溶岩・火山灰の中に浸み込み
をあげるとダチョウが後をついてくるそうです 地下水になり、地中でろ過された水は溶岩と粘土層
ダチョウの卵(1.5㎏)は2000円で売っていました の間から地表に流れ出てきます
カルシウム・マグネシウムが程良く溶け込み水温は
年間6.8℃と一定でおいしい水です
大勢の人がポリタンク・ペットボトルに水を入れて
ましたーーー私もペットボトル用意して頂きました
やはり羊蹄山のふもとにある真狩村のフラワー 洋風のニセコ駅
センターに立ち寄りました。
真狩村は細川たかしの出身地とのことで、銅像
トロフィー等が有りました
ニセコ駅前にある温泉綺羅乃湯の下見をしました 今年乗る予定のニセコアンヌブリのケーブル乗り場
無色・無臭・無味・PH7.3のお湯とのこと にも行って来ました
スキーシーズンが終わり、車体・設備の点検をして
いて今はお休みですが夏休みは運転するそうです
ニセコの道の駅にも寄ってみました 黒松内まで帰ってきました 草原の先に見える
アスパラの最盛期で、箱で買って宅急便で送って のはチーズとソーセージの工場です
いる人がたくさんいました ここへ行くとみんなチーズフォンデュを食べる様です
私もお土産に7束買いました
黒松内のブナセンターです ここはブナの木の北限だそうで、石碑がありました
ここで落葉広葉樹の代表ブナの勉強が出来る様です
以上、今年はバスでニセコ周辺から黒松内あたりを一回りして広大な北海道の夏を満喫しましょう
◆ 5月20日 夜、ブルートレイン 北斗星で帰京。
19:57 駅員が帰っていなくなった長万部駅ホームに 寝台特急北斗星 が入って来ました
ここから石神井まで1008㎞の列車の旅のスタートです
列車に乗り込み 通路を進み2等個室寝台2号室を探します あ、有りました 2号室です
1号室は下段、2号室は上段なので、階段を上り室内へ 掛け布団・枕・浴衣が用意されていました
部屋には音楽が聞ける様になっていて、朝まで 上段なので窓は天井にかかっていてRが付いている
流していました
函館に到着、ここで進行方向が変わり、ジーゼルの機関車から電気機関車に連結換え
北斗星は牽引機関車を以下の様に換えながら東京をめざします
札幌ー函館 函館ー青森 青森ー上野
DD51形ディーゼル機関車重連 ED79形電気機関車 EF510形電気機関車
6号車の半分は自由に使えるミニロビーがありました 隣の7号車は食堂車です
310円で予約制の共用シャワーもこの部屋に ディナーはフランス料理で7800円だそうです
5月21日 9:10 北斗星は大宮駅到着 13時間13分のブルートレインの旅は終わりです
函館を出てから眠りについて、朝目が覚めたらもう郡山あたりでした
列車はJR函館本線ーJR津軽海峡線ー青い森鉄道線ーいわて銀河鉄道ーJR東北本線を経由して
乗り換えなしで最高運転速度100㎞/h前後にて長万部から大宮までほとんど寝ているうちに
運んでくれましたーーーありがとうございました。