１．事業報告書

初年度 ２０１２年度の事業報告書と活動計算書を掲載します。
下段の　事業報告ボタンをクリックしてご覧下さい。

　　　　　　　　　　



　２．活動報告
　
8月１５日　宮崎副理事長が招待者を出迎えるため東日本大震災の被害地、気仙沼市に出発し
１６日から１９日までの四日間、３家族計９人の方々を長万部町に招待し、ホタル見物・昭和新山の復興
尺八とピアノのコンサート参加・尺八の体験・味噌作り体験・牧場散策･テニス体験・仮装盆踊り大会参加など
北海道の夏を楽しんで頂きました。　以下、その活動の様子を報告します。

　　　　
　　　　　　　　　
　　 　　　　　
　　朝　長万部より特急スーパー北斗に乗り出発　　 　　　　一ノ関より大船渡線で気仙沼へ


　　　　　　　
　　今は穏やかな気仙沼の海　　　　　　　　　　　　　　　　　　町の復興はまだこれから

　　 　　　
　　朝　気仙沼駅前で招待者を待つ　　　　　　　　　　　　　夕方　コンサートチラシが貼ってある長万部駅に到着

　
　　　　　
　　東京理科大学長万部校　中庭　　　　　　　　　　　　　　　お肉、ホタテ、カボチャ、とうもろこし等いっぱいあるよ

　　　　　
　　招待者家族　１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　招待者家族　２
　　

　　
　　早速　海の見える土手へ上がった少年達

　　　　
　　幡野理事長と法人スタッフ　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボランティアスタッフと幡野理事

　　　　
　　法人スタッフと理科大職員　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボランティアスタッフ夫妻
　　


　　　　　
　　　ホタルの里　案内板の前で 　　　　　　　　　　　　　　　ホタルがとんでいる様子（開放/１分間）


　　　　　
　　　最初の朝食は和食でした
　　

　　　　　
　　　　　
　　青沼さん提供のバスで洞爺湖に出発　　　　　　　　　　　　洞爺湖畔にある火山科学館に到着
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　火山の実態、復興の様子を学習

　　　　　　
　　　昼食の前に牧場の牛を観察　　　　　　　　　　　　　　　　馬に餌をやり楽しむ子供達
　　
　　　　

　　
　　昼食はカレー、シチュー、ハンバーグをいただき、昼食後の牧場のアイスクリームは期待通りおいしかった




　　　　
　　　　モウモウと噴煙を上げる昭和新山をバックに集合写真、子供達は火山を見て驚いていました


　　　
　　　　
　　雨が降ってきたので　体育館で一回目のテニスレッスン
　　
　　　
　
　　
　　　　
　　会場の長万部町学習文化センター　　　　　　　　　　　　受付の着飾った法人スタッフ

　　　　
　　１７０人の観客が集まり、コンサート開始　　　　　　　　　ピアノと歌唱指導の遠藤先生

　　　　
　　尺八の安島先生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花束を贈った気仙沼市の子供達




　　　　
　　朝　７時　２回目の早朝テニスレッスン・・・この後朝食後もテニスをして、Ｓ君はどうしてもラッケットが欲しいと
　　幡野理事から理事のラケットを貰って帰りました
　　

　　　
　　　　
　　安島先生から指導を受けたんだけど、ちっとも音が出ないな！

　　　　
　　先生の講義に聞き入る　　　　　　　　　　　　　　　　　　先生の尺八曲の模範演奏・・・・みんな感動！
　　
　　　


　　　　
　　大豆を煮る所から味噌作り　　　　　　　　　　　　　　　　大豆をつぶしているところ　　　

　　
　　お味噌の樽が三つ出来ました、3ヶ月間熟成したら皆さんに送付予定
　　



　　　　　
　　優しかった富森ご夫妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サイロに茂った一本のツタ


　　
　　長万部町の岡の上にある富森牧場で　集合写真　青い空と太平洋がキレイでした
　　
　　
　　ポニーに跨がって、ピース！




　　　　
　　今度こそ　飛ばしてやるぞ！　　　　　　　　　　　　　　　　なかなか当たらないな！
　　

　　　　
　　お母さんはあたるよ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　息子にはまけないぞ！



　　　　
　　恥ずかしいけど　踊ちゃい！　　　　　　　　　　　　　　　私達も踊るぞ！

　　　　
　　当たった　デジカメ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕は液晶カラーテレビ　やったー！　

　　



　　　　
　　ホームで手を振る参加者　　　　　　　　　　　　　　　　　ホームの下から　お別れの手を振るボランティアスタッフ




　H24夏「寺子屋in長万部」参加者の感想文

�@　Ｓ君（１０才）のお父さん

　 この度は長万部に招待していただき大変有り難くおもいます。
　震災で父親（親権者）になるという180度生活環境が変わった中で、息子の長期の休みに
思いで作りの旅行先がまったく決まらない中、学校からのパンフレットで東京スカイツリーと
長万部に応募し長万部が当たり、息子は長万部とはどこにあるのか、北海道はどこにあるのか
全く分からなく、遠くと長い宿泊ということでただただ喜んでおりました。
　何事にも飽きやすい性格なため、企画してくださった皆様に迷惑かけるんじゃないか、
慣れ親しめないんじゃないかと不安に思いながら参加しながらも、皆様のおかげで
息子には大変思い出に残る夏休みとなり、感謝しております。
　ハード過ぎるスケジュールと思いましたが、楽しく行動した一方で、小学校高学年でありながら、
コンサートと尺八は難しかったみたいです。


�A　Ｈ君のお母さん

　今回はこのようなすばらしい企画を立てていただき、そうして初めて長万部という所に来ることが出来、
とても感謝しています。
　このように招待していただかなければ、北海道に来ることも出来なかったと思います。
　スタッフの皆さんの心遣いや私たちに楽しんでもらいたいという気持ちがすごく感じられ楽しく
過ごすことが出来ました。
　義母の親友に会いたいという私のわがままも心よく聞いていただきありがとうございました。
　車でどこまで行ってもガレキのないきれいな景色が少しでも気仙沼での日常を忘れさせてくれたとような気がします。
気仙沼はまだまだです。いやになる事はたくさんありますが、子供と一緒に希望を持っていきたいと思います。
　皆さんとまたいつかお会いできる日を楽しみにしています。本当にありがとうございました。

�B　Ｈ君のお母さんの親戚

拝啓　この度は種々とお世話になりまして本当にありがとうございました。

　Ｇさんの家族にお会いできるなんて夢のようなお話で、このような機会を与えていただき、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。うれしかったです。これからもどうぞ宜しくお願いします。

　残暑きびしい折、どうぞ御身体に気をつけられますように。感謝です。           　かしこ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　室蘭市＊＊＊＊＊＊＊＊＊　　　T・I


�C　S君（６才）ーーＨ君の弟
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぐんじしゅれんのめっせーじ

れいくひるふぁーむでは、うまにえさをあげたのが、たのしかったです。
　そして、うまにえさをあげるとき、かじられそうでした。

ろーぷうぇいがたのしかたったです。

やまをみたとき、すごかったです。


�D　H君（９才）　

　僕は8月16日北海道に行きました。
　まず、僕たちの部屋を見て、ありえない部屋だと思いました。
　一番面白かったのは、火ざんかがく館です。火ざんかがく館に映画があって、
少しこわかったけどすごく楽しかったです。
　次は、レイクヒルファームに行きました。馬にえさをやってかまれそうだったけど、
すごくおもしろかったです。
　次に、ピアノのコンサートに行きました。そのコンサートにひろうしてくれるのは、
あじまようざんさんと、えんどうむつこさんでした。しゃくはちとピアノがすごかったです。
とくに一番すごい曲は、上を向いて歩こうの歌を聞いてぼくは、感動しました。
　北海道ってやっぱりすごいなあと思いました。



�E　Tさん（１２才）ーーＨ君の姉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　「北海道に来て」

今回私は初めて北海道に来ました。初めてだったので、少し不安もあったけど、
皆さんが温かくむかえて下さったので楽しく過ごすことが出来ました。
　私は、一日半くらいしか北海道では過ごせなかったけど、とても楽しかったです。
　一日目、一番初めのバーベキューは、お肉などすごくおいしかったです。
　その後も、ほたるを見たりして、楽しかったです。
　二日目、朝食もおいしかったし、火山科学館でも、たくさん勉強になったのがありました。
そのあとの牧場でもハンバーグを食べたりアイスクリームを食べたりして、
（これが北海道なんだなぁ）と思いました。
　ロープウェイでも、有珠山を見れたし、おみやげも買えたので良かったです。
　夜に見て来た、尺八とピアノのコンサートでも、きれいな音できれいな曲を聴くことができたので
うれしかったです。音楽の先生に自慢します（笑）
　本当に、初めての事も会ったし、久しぶりの事もなど、いろいろな事があってとても楽しかったです。
また来年も来て、北海道で遊びたいと思います。
　今回は本当にありがとうございました。

�F　Nさん（11才）のお母さん

　この度は、このようなすばらしい場所に招待していただきまして、本当にありがとうございました。
　理事長はじめスタッフの方々には感謝しております。
　あの日から一年半たとうしていますが、未だに、まさにあの瞬間、あの光景を思い出すと苦しくてなりません。
　でも、私も子供達も少しづつですが、前に向かって歩いております。
　皆様にはどの様な恩返しをすれば良いか考えましたが、形ではなく、わたしたちがこれから先、
少しづつですが立ち直り、元気で前向きに、皆様方にしていただいた事を忘れずに生きて行く事が
恩返しではないかと考えました。
　私たちは頑張ります。この夢のような四日間を与えてくださって、本当にありがとうございました。

�G　Ｋさん（１７才）ーーＮさんの姉

　短い間でしたが、ありがとうございました。とても貴重な四日間を過ごさせて頂きました。
　長万部の人達はとても優しく、たくさんの支援をして頂き、大変感謝しております。
長万部はとてもいい町だと実感しました。
　この体験を活かし、これからも頑張ってまいります。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

�H　Nさん（１１才）

　最初は、知らない人といっしょにやっていけるか心配で、すごくきんちょうしましたが、
みなさん、とてもあかるくて、やさしい人たちだったので、楽しくすごせました。
　いろいろな体験もできて、とても楽しい四日間になりました。

　
◆夏の寺子屋in 長万部が終わって約2か月が経過しようとしています。
　そんなに日が過ぎたように感じていません。

　まだ余韻に浸っています。

　第一回目なのでとても緊張していました。
　天候にも恵まれ無事、楽しく行事を終了できホッとしました。
　日がたつにつれ満足な気持ちに変わってきました。
　参加してくださった3家族9名の声や笑顔を思い出します。
　後押しをしてくださった賛助会員の皆様のあたたかい思いを再認識しています。
　現場で一緒に動いてくださった方々の力強さをありがたく感じています。

　皆様本当にありがとうございました。
　今後もご支援のほどよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寺子屋ｉｎ長万部　　理事長　幡野千丕子　　

　　

◆去年の10月より法人設立準備を開始して、第一回目の活動が無事終了しました。

　私は８月１０日から１１日間長万部に出向き、準備を開始して、１５日には気仙沼に
　招待者を迎えに行き、あっという間に４日間が過ぎてしまいました。

　招待者の皆さんに喜んで頂き、　皆さんが無事に帰ってもらう事が出来安堵しています。

　自分に何が出来るか心配でしたが、賛助会員の皆さん、ボランティアスタッフの方々、法人社員の方々の
　絶大なるご協力及び気仙沼市の岡本さん、気仙沼市と長万部の教育委員会の方々のご協力をいただき、
　なんとか無事に活動を乗り切る事ができました。　皆さん本当に有り難うございました。

　来年はもっと充実した活動が出来る様に、今回の反省点を整理して頑張りたいと考えていますので
　皆様　よろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寺子屋ｉｎ長万部　　副理事長　宮崎　亮

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