☆NO43、街角のイエス(見よ、わたしはすぐに来る!)。
多くの人々は、宗教的な絵画は歴史的な絵画と同じであると考えてきました。どちらも過去を描くという観点から見て、その考えは正しいと思います。
仏陀は死にました。また、他の教祖と言われた人々も同様です。キリスト以外皆復活しませんでした。聖書はすぐにでも再臨するイエスに焦点を当てています。
そして、聖書はそれがいつ起こるか言及しています。聖書の中でイエスはこう弟子たちに言っています。
「イチジクの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかくなって葉が出てくると、夏が近いことがわかります。」
わたしはこの絵の中に福音の御言葉を具現化しました。ある初夏の日、彼は東京に来ています。
しかし、東京は大都市です。だから、もし彼が東京に来るとしたら、東京のどこに来るでしょうか? 私は彼がかつて住んでいた、カペナウムによく似た街に彼は来ると思いました。
それで、私はカペナウムのように見える街を探し、その街を見つけました。下の二つの地図を見てください。
ガリラヤ湖の形はJR山の手線のように見えます。カペナウムは何処にあるのでしょう?
ガリラヤ湖の北西の場所です。JR山手線の同じ場所は池袋駅です。湖はどこにあるか聞いてくる人もいるかもしれません。
心配しないでください。池袋はその名の通り水に関係しています。遠い昔にはその場所は大きな池か沼地だった可能性があります。
そして、2つの街には他にも共通点があります。カペナウムは、エジプトとシリアの間の通信と貿易路に沿って栄えた街です。
池袋駅は、知っての通り幹線道路の一つである明治通りに面しています。そして池袋駅にはローカル線のターミナル駅が2つあり地方からの都内に入る中継地として栄えました。
そして、二つの街とも大きな繁華街を持つ商業都市です。絵を見てください。有名なディスカウント店とラーメン店さらにナイキの店があり右に目を向けると西武駅ビルがあります。
不思議なことに、それは英語で救い(save)の家(building)のように聞こえます。此処は救世主、イエス・キリストを歓迎するのに最適な場所です。
空を見上げると、天使がトランペットを吹き、一筋の雲の兆候を見つけます。しかし、地上の人々は彼が来ても彼に注意を払いません。
電話をしている人がいます。新聞を読んでいる人もいます。好奇心旺盛な若い女性はスマートフォンで写真を撮っていますね。
おそらく空中に浮かぶイエスを大道芸人の一人と思ったのかもしません。彼らは早速、この新しいニュースを友人たちと分け合います。
人々はお互い情報を交換することができますが、神の兆候を受け取ることは出来ないようです。
しかし、彼は本当のイエス・キリストでしょうか? なぜなら彼は「私の名を名乗るものが大勢現れ、私こそキリストだと言って、多くの人を惑わすでしょう。」と前もって言っています。
彼が最初に来たとき、彼は大工でした。そこで多くの人々は彼を救世主として認識することができませんでした。だから、再臨の時、彼は凛とした政界のプリンスの姿で来るかもしれません。
右を見ると、まさにうってつけの若者がいます。彼は現代版のキリストかもしれません。でも、当然誰も彼に注目していません。
しかし、よく見ると、一人の若い少女が、宙に浮くイエスのスピーチに聞き入っているようです。おそらくイエスは少女にこう語りかけているのでしょう。
「子供たちを叱ってはいけません。天の御国はこのような者たちの国なのです。」
彼はかつて、弟子たちにこう語りかけました。「門から入る者は、その羊の牧者です。門番は彼のために開き、羊はその声を聴き分けます。
彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します。彼は、自分の羊をみな引き出すと、その先頭に立って行きます。すると羊は、彼の声を知っているので、彼についていきます。
しかし、ほかの人には決してついて行きません。かえって、その人から逃げ出します。その人たちの声を知らないからです。」
再臨の時、多くの偽予言者が「わたしこそ、キリストだ。」と言います。偽予言者に騙されないために、クリスチャンは日々祈りを通して、イエス、キリストの声を聴かなくてはなりません。
アーメン
(キャンバス1230ミリ×980ミリ)2018年6月
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