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こう書房:1,300円(税抜)
ISBN: 4769606729 (1999/07)
おすすめランク★★★★★
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メモ術・手帳術について、本格的に興味を持ちはじめたころに購入した、思い出の一冊。
システム手帳は学生時代から使っていたが、手帳術について、いろいろと考えてみるようになった直接のきっかけは、「手帳のページ」のコラム「■雑誌の手帳特集」でも紹介した、DIMEの2001年10月18日号の「2002年の秘書選び」という特集だった。
その特集の中で、この書籍の著者が1ユーザーとして取り上げられていて、併せてこの本の紹介がされていた。
発想法や仕事術系の本は以前からもよく購入していたが、手帳術系の本としてはたぶん初めての購入だった。
それだけに、内容がとても新鮮に感じられ、何度も繰り返し読んできた。
メモの取り方や手帳の使い方の基本的なことや、手帳の選び方についてわかりやすく解説してある。
紹介されている手帳が、システム手帳中心で書かれているので、もうすこし「手帳のシステム」について踏み込んだ内容があればとも思うが、メモ術・手帳術の入門書としてみれば、読みやすい一冊だと思う。
(すでに手帳術系の本を何冊か読んでいる場合は、少々物足りないかもしれないが・・・)
今の手帳の使い方に何か工夫をしたいのだが、何から手をつけたら良いかよくわからないような場合にお薦めの一冊である。
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