【特集】御徒町万年筆ツアー

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アメ横・御徒町の万年筆探訪記
アメ横・御徒町

万年筆に興味を持つ者にとって、上野・アメ横という単語は何だかDeepな響きを持つ。
安いけれど、なんか怪しそう。
万年筆に限らず、街全体に対してそんなイメージしか持っていなかったので、今までに、アメ横といえば、靴屋のABCマートに7、8年前に一度行ったことがあるだけ。
どうも、あの街の雰囲気が苦手で、それ以来近づいたことがなかった。
 
しかし、「万年筆スタイル」というムックに、アメ横万年筆の特集記事があり、それを目にして以来、アメ横万年筆が何となく気になっていた。
万年筆屋はガード下に集まっているらしいのだが、以前のアメ横訪問時には、そのカード下というものがあること自体、気がついていなかった。
万年筆スタイルによると、なんだか希少品もたくさん眠っているようなことが書いてある。
 
実は、ペリカントラディショナルのスケルトン、青以外は廃盤なのだが、全色そろえたいとたくらんでいた。
探索対象は、グリーンと茶色のアンバー。
 
GWくらいから、スケルトンの青以外、ほとんど店頭で見かけなくなった。
たまに発見しても、程度があまり良くなかったり、欲しいペン先と違っていたりして、なかなか物欲を満たす個体に巡り会うことができなかった。
 
ちなみに、欲しいペン先の太さはBとEF。
これがそろえば、色もペン先もバラバラの5種類が揃うことになる。
アメ横なら、まだ目的のブツが残っているかとの淡い期待を抱いて、また、何かお宝が他にもないかなと、怖い物見たさで、禁断の地に足を踏み入れた。
更新日時:
2006.07.29 Sat.
モールスキンで情報整理

行くと決めたからには、まず大切なのは下調べ。
先ほどの万年筆スタイルの他に、こちらのサイトを参考にした。
(Desk Top World 御徒町ペンショップ)
http://homepage2.nifty.com/gurukku/desktopworld/pen/penshopokachi.htm
 
万年筆スタイルは、アメ横の中でもマルイ商店をメインにした特集だが、上記サイトは地図と、ショップの解説が付いており、大変参考になった。
 
とりあえず、こうした情報から、訪問する予定のお店をピックアップ。
あとは、アメ横のHPに各店の紹介ページがあるので、営業時間、店休日、電話番号をチェック。
 
Desk Top Worldさんの解説ページを縮小プリントしてモールスキンの左ページに貼り付け、右ページに調べたショップの情報を書き込んでいった。
初めて訪れるお店の場合、地図で下調べをしておいても、必ず電話番号を控えておいた方がよい。
万が一たどり着けない場合、電話で、直接お店に場所を確認することができるからだ。
携帯のイエローページは、レスポンスが遅すぎて使い物にならないので、想定できる情報はお店のHPがあれば、メモするかわりに、必要な情報をコピーしてメールで携帯に転送しておくのも一つの手だと思う。
 
わたしが予めピックアップしていたお店は次の5店。
 
・マルイ商店 (万年筆スタイルに掲載されていたお店)
・立花商会
・ダイヤストア (ペリカンの品揃えが充実)
・シズヤ照会
・美都商事 (安いとどこかのサイトで見た)
更新日時:
2006.07.29 Sat.
万年筆スタイル2

わたしは、JR御徒町駅の北口からアメ横に潜入。
万年筆スタイルで見ると、なんだか昔に比べてえらい綺麗になったイメージがあったのだが、実際足を踏み入れてみると、以前訪れたときと何も変わっていない、あの雰囲気。
とりあえず、最初に上野・松坂屋に向かう。
実は、まだしつこくモンブランのラブレターのボトルインキを探しているのだ。
 
松坂屋は百貨店なのだが、なんだかここの万年筆売場もDeepな雰囲気を漂わせている。
残念ながらラブレターには巡り会えなかったのだが、Lamyのサファリのグレーが置いてあった。
 
なんだか、街の雰囲気に酔ってきたような感覚になり、松坂屋からそのまま駅に向かって丸の内の丸善で深呼吸してこようかと思ったが、ぐっと我慢。
いよいよ、ガード下の商店街に足を踏み入れる。
 
北口からガードした商店街に向かうと最初にあるのが、マルイ商店。
作戦は、最初に全部の店舗を回って在庫状況と、値引がどれくらいかを調査。
すべてのお店の情報を収集して、どこかの喫茶店にでも入って、どこで買うのが一番良いかの判断をしようと思っていた。
しかし、マルイ商店には先客がいたので、後回し。
 
つぎの立花商会に向かう。
万年筆のショーケースはかなり小さいお店だったが、目的の2色のうち、グリーンだけあった。しかし、ペン先が細字しかなかったので、とりあえずは深入りせずにスルー。
この立花商会のやりとりで、まずカルチャーショック。
 
いつも書斎館や伊東屋、丸善が当たり前になっている私に取って、いきなり見せて貰う万年筆をガラスケースの上に「カチ」っと置かれるのには引いてしまう。
しかし、この置き方は最初に訪れた立花商会だけでなく、アメ横デフォルトの置き方みたい。
その後に回った、お店すべてがこの、ガラスケースに「カチ」っと置く方法だった。
 
私が見せて貰ったペンは、トラディショナルという廉価版の万年筆だったからこのような取扱いだったのかもしれない。
しかし、高級ラインの万年筆をいきなりカチッとやられた日には、絶対に生理的に受け付けない。
今思えば、置き方の確認のために、高級ラインの万年筆も見せて貰えばよかったと思う。
 
次に向かったのは「ダイアストア」。
事前に収集した情報によると、ここはペリカンの品揃えがかなりすごいとのことだったが、実際に訪問してみても、そのとおりだと思った。
もうとつ、事前に得ていた情報は、品揃えだけでなく店主もスゴイ方とのこと。
超神経質なわたしは、なんだかダメなような気がしていたが、やっぱりダメだった。
 
おばちゃん曰く、神経質な人間にはスケルトンは向かないとのこと。
条件を満たすものは、さすがの前評判だけあって揃っていたのだが、こちらとはご縁がなかったということで、とりあえずパス。
 
ちなみに、シズヤ商会には万年筆は置いていなかった。
そのまま、ガード下から、ガード脇にいったん出て、御徒町駅からは一番遠い「美都商事」に向かう。
ここは、万年筆とともに、ジッポーの品揃えがすごい。
ここも、スケルトンはあったのだが、欲しい色がない。
あと、万年筆とセットの箱に入っていたのだが、以前わたしも入手した、ペリカンの万年筆が置ける形をしたボトルのインキが展示してあった。
たぶん、あの展示のしかたは、セットだろうが売り物だと思う。
更新日時:
2006.07.29 Sat.
御徒町・マルイ商店

最後に向かったのが「万年筆スタイル」にも紹介されていた「マルイ商店」。
当然、本に登場していたおじさんがいたのだが、なんども食い入るように本を眺めていたので、なんだか初めて会ったような気がしないから不思議だ。
 
こちらのお店は、現行品とえらい古い万年筆が並んでディスプレイされており、ガラスケースを眺めているだけでも楽しい。
店主の接客も丁寧で、きちんと説明してくれるのがうれしい。
 
今回のアメ横訪問は、こちらの「マルイ商店」さんでお世話になることにした。
 
欲しい色のうち、アンバーはなかったが、グリーンは数本残っていたので、その中で一番いいと思うモノを選ばせて貰った。
ペン先はBに交換することもでき、とりあえず、2つの獲物のうちの一本をゲット。
アメ横で買ったら、保証書をもらえなかっったという書き込みを、巨大掲示板で読んだことがあったが、マルイさんではきちんと発行してもらった。
(付けろと、こちらから先に言ったからかもしれないが・・・)
 
了解をいただき、記念に写真も撮らせて頂いた。
更新日時:
2006.07.29 Sat.
ペリカン・トラディショナルM200 ペン先B

今回の総括として、各店の価格を出すことは控えるが、それぞれのお店で価格はバラバラである。
ぜひ初めて行かれる場合は、いくつかのお店を回って、比較をしてみるのが楽しいだろう。
 
わたしも、すべてのお店で価格を聞いて、他も回ってくると正直に伝えた。
どこのお店も、イヤな顔をせずに教えてくれた。
 
何と言っても、アメ横の魅力は、市中で買うより安いということだ。
どうせ行くならば、価格のの比較検討は、ぜひ楽しみたいところ。
わたしも、予めピックアップしておいたモールスキンのショップリストに、価格と在庫状況をメモして回った。
 
あと、わたしがスケルトン、スケルトンと言いながら回っていたこともあるが、どこのお店でも、11月になれば本物のスケルトンが出るよと、いわゆる、透明デモンストレータの話題を振ってきた。
どこのお店も、11月頭といっていたので、わたしはもしかしたら、その頃にアメ横再訪になるかも。
 
こういう思考におちいることを、免疫ができるというのかもしれない。
更新日時:
2006.07.29 Sat.



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