お買物手帖
■手帳とカバンのホームペーヂ
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■お気に入りのものたちです。
 脈絡なく思いつくままにUPしていきます。
 1   ホワイトハウスコックスについて
UPDATE:
2003/11/19 (Wed) 
 お気に入りのものの初回は、ホワイトハウスコックスを紹介したいと思います。
 ホワイトハウスコックスは、1860年イギリスにて設立されたブランドで、ブライドルレザーを扱う代表的なブランドです。
 
 ブライドルレザーは、最高の味出しが楽しめる革として、色々な小物はもちろん「かばん」の素材などでも使われています。また、味出しだけでなく、蜜蝋を染みこませて作りあげられたブライドルレザー独特の堅牢さも、わたしがとりこになる理由の一つです。
 
 ここでちょっと、わたしのモノ選びの基準を紹介しましょう。
  @機能性の高いもの
   (使いにくいものはデザインがよくてもダメです。)
  A飽きのこないデザイン(いわゆる定番もの)
  B使い込むほどに、古さではなく味の出てくるもの。
   また、味出しの醍醐味を楽しめるもの。
  C堅牢な仕様(長く使えるもの。最低10年は使いたいですね)
  D手入れ(メンテナンス)を楽しめるもの。
 
 一見、冒険心のない退屈なもの選びかもしれませんが、わたしは、長い間この基準でモノや服を選んできました。
 その結果、リーバイスの501、Dr.Martensの1461、ウールリッチやハリスツイードのジャケット、Codet(コデット)のハーフコート、シピーのフーデッドウールコート。このほか数多くの味の出た10年選手がわたしの手元でしっかりと活躍しています。
 
 ホワイトハウスコックスは、まさにわたしのもの選びの基準に一致するブランドでした。2年前の冬に雑誌でこのブランドのことをはじめて知り、いろいろ調べれば調べるほど、このブランドのコンセプトに共感させられ、わたしの物欲に久しぶりに火をつけてくれたモノたちです。
 使い込んで、オイルを塗りこみブラッシングすることで自分色を出していく。使い込むことの喜びを味わうことができる、久しぶりに出会った逸品でした。
 
 写真は、ホワイトハウスコックス キーケース。色はニュートン。写真の上の白い影は革から染み出てきた蝋の成分です。ブラッシングをすることで革の中に押し戻しますが、またしばらくすると浮かびあがってきます。このキーケースはまだ未使用のためツヤがありませんが、使い込むうちになんともいえない光沢がでてきます。


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