結城昌治 短編リスト(補足版)

戸田和光作成


本リストについて

 小野家由佳編による『結城昌治読本』は労作である。個人的には、特に巻末の短編リストの存在が大きく、このような研究本で、その作家の活動内容をまとめる際には、書誌情報を可能な限り盛り込むことが定着すればいいな、と秘かに思っている。
 ただ、書誌マニアの目からすると、初出誌紙の掲載日がすべて年月表記なのがどうも落ち着かない。もともと、結城本人が残していたメモがその形だったようだし、普通の情報としてはそれでも十分なのかも知れないけれど、新聞などは、やはり日まであって初めて初出情報ではないか、と思ったりするのだ。折角の労作なのだから、屋上屋を架すことを承知の上で、補足しておきたい……。そう考えて、編者にお願いして了解を頂き、この補足版をまとめたものである。

 そんな訳で、本リストは、『結城昌治読本』の補完をめざしたもの、という観点から作成したものである。その点をご留意の上でご覧いただければ幸いである。
 気がついたことがあれば、下記のアドレス宛てにご指摘ください。

gokusiteki.shuuishu@gmail.com    (@を半角に修正してください)    


短編リスト

タイトル雑誌・新聞名掲載年月原題など
寒中水泳 EQMM 昭和34年7月
天上縊死 別冊EQMM 昭和34年10月
長すぎたお預け 別冊EQMM 昭和35年1月
その名は言えなかった 別冊EQMM 昭和35年5月
危険な果実 日本 昭和35年5月
女の匂いは高くつく 小説新潮 昭和35年5月
幽霊はまだ眠れない 別冊小説新潮 昭和35年7月 原題:幽霊はここにいる
坊主頭 宝石 昭和35年7月
うまい話 EQMM 昭和35年8月
消えた足あと 中学一年コース 昭和35年8月臨時増刊
ロワをさがせ 中学一年コース 昭和35年9月
親のかたき ヒッチコック・マガジン 昭和35年10月
あさはかな罪 面白倶楽部 昭和35年10月 原題:黒豚とシュウマイ
めぐりあい 宝石 昭和35年10月
消えた女 週刊スリラー 昭和35年10月28日〜11月18日 [中絶]全面改稿し、『隠花植物』
温情判事 日本 昭和35年11月
カペラからきた女 ヒッチコック・マガジン 昭和35年12月
死んでから笑え 宝石 昭和36年1月
ぶっそうな依頼人 漫画サンデー 昭和36年1月14日
視線 宝石 昭和36年2月
記念写真 中日新聞 昭和36年3月26日
蝮の家 別冊小説新潮 昭和36年4月 別題:まむしの家
サイコ・サイコ 映画音楽 昭和36年5月
最後の瞬間 サンデー毎日特別号 昭和36年5月
秋になったらもう一度 SFマガジン 昭和36年6月
夜は忘れない 別冊週刊漫画TIMES 昭和36年6月15日
あなたに似た人 マンハント 昭和36年7月
七五郎女難 EQMM 昭和36年7月
密室の惨劇 高校進学 昭和36年7月
オレンジ色の死 別冊週刊漫画TIMES 昭和36年8月17日
男狩り 漫画サンデー 昭和36年8月19日
葬式紳士 宝石 昭和36年9月
あさはかな罪 漫画サンデー 昭和36年9月16日 同題(原題:黒豚とシュウマイ)とは別作品
浮気な妻の浮気の相手は 漫画読本 昭和36年10月
犯行以後 別冊小説新潮 昭和36年10月
唖の女 漫画サンデー 昭和36年10月14日
わしは仙人 サンデー毎日特別号 昭和36年11月
選ばれた関係 週刊朝日増刊号 昭和36年11月
キリンの幸福 オール讀物 昭和36年12月
殺人の方法 中日新聞 昭和36年12月24日
没落 別冊文藝春秋 昭和37年1月
絶対反対 紳士読本 昭和37年1月
とらわれた女 別冊小説新潮 昭和37年1月
雪山讃歌 小説中央公論 昭和37年1月
不在証明 新気流 昭和37年2月
不倫 オール讀物 昭和37年3月
死ぬほど愛して 宝石 昭和37年4月
失踪 日本 昭和37年4月
三じじい 漫画読本 昭和37年4月
餌食 小説新潮. 昭和37年4月
最後の手段 スリラー街 昭和37年5月17日
もつれ 別冊小説新潮 昭和37年7月
ファン・レター 朝日新聞(夕刊) 昭和37年7月1日
通り魔 小説中央公論 昭和37年8月
虹の中の女 講談倶楽部 昭和37年8月
シャーベット・ムーン オール讀物 昭和37年8月
かなしい二人 EQMM 昭和37年8月
Q興信所調査ファイル
  ある公務員の場合 芸術生活 昭和37年8月
  ある婚約者の場合 芸術生活 昭和37年9月
  ある脅迫者の場合 芸術生活 昭和37年10月
  ある家出人の場合 芸術生活 昭和37年11月
  ある美容師の場合 芸術生活 昭和37年12月
  ある殺人者の場合 芸術生活 昭和38年1月
鈍い声 漫画サンデー 昭和37年8月22日
死んだ依頼人 漫画読本 昭和37年9月
遠慮した身代金 漫画読本 昭和37年10月
秋深き 朝日新聞(夕刊) 昭和37年10月6日
完全犯罪 新刊ニュース 昭和37年10月15日 原題:手ぬかり
苦情処理 家の光 昭和37年11月
妻よ永遠に 別冊週刊サンケイ. 昭和37年11月
律儀な恐喝者 漫画読本 昭和37年11月 原題:可愛いベビー
替え玉作戦 講談倶楽部 昭和37年11月 原題:替玉計画
ゆうかい 中学時代三年生 昭和37年11月〜12月
慎重な男 週刊読売 昭和37年11月4日
儲けそこない 漫画読本 昭和37年12月
喘息療法 オール讀物 昭和37年12月
最後の分別 別冊小説新潮 昭和38年1月
意地悪パーティ 漫画読本 昭和38年1月 原題:惨酷パーティ
奇禍 婦人公論増刊号 昭和38年1月
初夢百分の一 京都新聞 昭和38年1月1日
不可抗力 紳士ホリデイ 昭和38年1月15日
あるフィルムの背景 小説中央公論 昭和38年2月
死体置場は空の下 漫画読本 昭和38年2月
オメカケだって楽じゃない 漫画読本 昭和38年3月
不運な男 宝石 昭和38年3月 原題:松野敬吉の場合
噂の女 オール讀物 昭和38年3月
綿密な計画 新刊ニュース 昭和38年3月15日
川を越えた死体 漫画読本 昭和38年4月
敗北のとき 小説現代 昭和38年4月
彼の中の他人 サンデー毎日 別冊 昭和38年5月
副作用 オール讀物 昭和38年5月
尾行者 漫画文芸 昭和38年5月
暗い家 小説新潮 昭和38年6月
とびこんだ鴨 推理ストーリー 昭和38年6月
殺人者にもお情けを 週刊現代 昭和38年6月13日〜7月11日
通夜の女 宝石 昭和38年7月
牝猫 小説中央公論 昭和38年7月
瀬峰二郎の犯罪 文芸朝日 昭和38年8月
発見 別冊宝石 昭和38年8月
夏の墓標 小説中央公論 昭和38年9月 原題:油壷・夏の墓標
ある恋の形見 オール讀物 昭和38年10月
昇天綺譚 別冊小説新潮 昭和38年10月
あとは野となれ 小説現代 昭和38年11月
則子の場合 週刊女性 昭和38年11月13日
惨事 日本 昭和38年12月
最後の収穫 PL青年 昭和39年1月
秩父銘仙 新刊ニュース 昭和39年1月1日
行方不明 オール讀物 昭和39年2月
孤独なカラス 小説現代 昭和39年2月
気ちがい 宝石 昭和39年2月
独身主義者 マドモアゼル 昭和39年3月
三人の婚約者 漫画読本 昭和39年3月
悪い病気 ヤングレディ 昭和39年3月2日
拾った女 漫画サンデー 昭和39年3月18日
影の殺意 別冊小説新潮 昭和39年4月
爪痕 推理ストーリー 昭和39年4月
甘い季節 アサヒ芸能 昭和39年6月7日
あるスパイとの訣別 オール讀物 昭和39年7月
死亡順序 別冊小説新潮 昭和39年7月
私に触らないで 小説現代 昭和39年9月
獣の孤独 オール讀物 昭和39年11月
六年目の真実 小説新潮 昭和40年2月
幸福の星 推理ストーリー 昭和40年3月
殺人のためのソナタ オール讀物 昭和40年3月
みにくいアヒル 小説現代 昭和40年3月
極楽往生 別冊文藝春秋 昭和40年4月
三人の手切金 漫画読本 昭和40年6月
風の報酬 別冊文藝春秋 昭和40年7月
真犯人は告白しない 小説現代 昭和40年9月
離婚再婚 漫画読本 昭和40年9月
追いつめられて 別冊小説新潮 昭和40年10月
恋の終りに スポーツニッポン(大阪版) 昭和40年11月13日〜11月14日
お糸の晴江 スポーツニッポン(大阪版) 昭和40年12月11日〜12月12日
天使の肖像 小説現代 昭和41年1月
老後 オール讀物 昭和41年1月
十年の後に 主婦と生活 昭和41年4月
霧が流れた 別冊文藝春秋 昭和41年4月
裾貧乏 オール讀物 昭和41年5月
再会 労働文化 昭和41年5月
虚ろな眼 別冊小説新潮 昭和41年7月
冷い触手 小説現代 昭和41年8月
女の檻 別冊小説現代 昭和41年10月
紺の彼方 オール讀物 昭和41年11月
忘られぬ味 小説新潮 昭和42年1月
一匹の愛 プレイボーイ 昭和42年1月31日
殺人者の一夜 小説現代 昭和42年2月
風が過ぎた オール讀物 昭和42年3月
夜が暗いように 別冊文藝春秋 昭和42年4月
消えた女 別冊小説新潮 昭和42年4月 原題:選ばれた男
実験台 小説現代 昭和42年6月
悩めるM子 女性セブン 昭和42年6月14日
死んだ夜明けに オール讀物 昭和42年7月
新婦人 昭和42年8月
死後の約束 小説新潮 昭和42年9月
遠い愛 女性セブン 昭和42年10月18日
ひも オール讀物 昭和42年11月
小さな英雄 小説現代 昭和42年11月
軽い関係 勝利 昭和42年11月
一夜の恋に 小説現代 昭和43年1月
童話の時代 別冊文藝春秋 昭和43年1月
残酷な夕日 別冊アサヒ芸能 昭和43年1月
トリップ・トリッペル オール讀物 昭和43年2月
午後の女 オール讀物 昭和43年3月 原題:昼さがりの女
夜が揺れた 小説現代 昭和43年3月
夜の底から 別冊文藝春秋 昭和43年4月
沈む夕日に 小説新潮 昭和43年4月
涙でつづるパパへの手紙 ミステリマガジン 昭和43年5月
すべてを賭けて 小説現代 昭和43年7月
サファイアの女 オール讀物 昭和43年7月 原題:赤い線
吹降りの雨に 推理ストーリー 昭和43年8月
夜が崩れた 別冊アサヒ芸能 昭和43年8月
旅の終り 昭和43年8月
狙った女 漫画読本 昭和43年8月増刊
闇に憑かれて 推理界 昭和43年9月
殺意の背景 小説エース 昭和43年10月 原題:初めから愛した
目撃者 別冊実業之日本 昭和43年10月
暗い昨日から 小説現代 昭和43年11月
乾いた女 問題小説 昭和44年1月
ヤクザな妹 小説エース 昭和44年2月 別題:やくざな妹
森の石松が殺された夜 オール讀物 昭和44年3月
いたずらな女 小説現代 昭和44年3月
危険な小麦色 小説新潮 昭和44年4月
小指のサリー 小説現代 昭和44年5月
歪んだ娘 小説エース 昭和44年5月
凍った時間 オール讀物 昭和44年6月
裂傷   小説セブン 昭和44年6月 原題:汚れた夜
藁を食べたい 話の特集 昭和44年6月
逆行性療法 山形新聞 昭和44年6月15日 原題:記憶が消えた
偽りの夜 問題小説 昭和44年7月
熱い死角 小説現代 昭和44年7月
ふたりの世界をバラ色に ミステリマガジン 昭和44年7月
公園にて 小説新潮 昭和44年8月
情事の絵本 pocketパンチOH! 昭和44年8月
空白の夜 小説セブン 昭和44年9月 原題:夜が欺いた
暗い仲間 オール讀物 昭和44年9月
夜がふたたび 別冊文藝春秋 昭和44年10月
彼女のひそかな幸福 別冊小説新潮 昭和44年10月
ある女の話 読物専科 昭和44年11月 原題:砕けた夜
敵前逃亡・奔敵 中央公論 昭和44年11月
夜に追われて オール讀物 昭和44年12月
従軍免脱 中央公論 昭和44年12月
野洲矢坂の喜三郎 別冊小説現代 昭和45年1月
憎悪の鎖 問題小説 昭和45年1月
司令官逃避 中央公論 昭和45年1月
熱い波紋 オール讀物 昭和45年2月
悪夢の終り 小説セブン 昭和45年2月
思いは同じ 労働文化 昭和45年2月
敵前党与逃亡 中央公論 昭和45年2月〜3月
奴隷の仲 別冊週刊大衆 昭和45年3月
駄目な女 小説サンデー毎日 昭和45年4月
上官殺害 中央公論 昭和45年4月
描かれた女 オール讀物 昭和45年5月
厄介な病気 労働文化 昭和45年5月
おまわりなんか知るもんかい 話の特集 昭和45年6月
下総我孫子の島吉 小説現代 昭和45年6月
敬礼 朝日新聞 昭和45年6月6日
夜ふけの会話 朝日新聞 昭和45年7月11日
遺産 労働文化 昭和45年8月
失踪者 オール讀物 昭和45年8月 原題:失踪者
奇病 朝日新聞 昭和45年8月15日
血の代償 問題小説 昭和45年9月
孤独な老人 朝日新聞 昭和45年9月19日
罅割れた夜 小説セブン 昭和45年9月
汚れた刑事 小説サンデー毎日 昭和45年10月
夏の記憶 別冊文藝春秋 昭和45年10月
幼い悩み 朝日新聞 昭和45年10月24日
影の歳月 オール讀物 昭和45年11月
ある試み 労働文化 昭和45年11月
患者 朝日新聞 昭和45年11月28日 原題:寂しい男
幻の夜 小説現代 昭和45年12月
醜聞 オール讀物 昭和46年2月 原題:危険な匂い
死神の手 小説新潮 昭和46年2月
悪縁奇縁 別冊小説現代 昭和46年7月 原題:最悪の夜
汚れた月 オール讀物 昭和46年7月
裏切りの夜 問題小説 昭和46年8月
七人目 小説新潮 昭和46年11月
惨い夜 オール讀物 昭和46年12月
白い仮面 別冊文藝春秋 昭和47年1月
別の男 山形新聞 昭和47年1月30日
暗い海辺で オール讀物 昭和47年2月
闇の中 小説現代 昭和47年4月
風の嗚咽 小説サンデー毎日 昭和47年5月
殺意の軌跡 小説新潮 昭和47年6月
別れの曲 問題小説 昭和47年7月 原題:つめたい夜
燃えつきた影 オール讀物 昭和47年8月
白い猫と男がいた 週刊小説 昭和47年8月11日
赤い弔花 別冊小説新潮 昭和47年10月
坂下の女 小説現代 昭和47年11月
非業の夜 オール讀物 昭和47年12月
暗い恋人 小説新潮 昭和48年1月
外出した死体 オール讀物 昭和48年3月
行きずりの女 小説現代 昭和48年5月
冷たい炎 小説新潮 昭和48年6月
寒い夜明け オール讀物 昭和48年7月 原題:熱い夜明け
喪服の仲 週刊小説 昭和48年7月20日
悪夢の明日 小説現代 昭和48年10月
娘いのち濡れ手で千両 問題小説 昭和48年11月
屍衛兵 オール讀物 昭和48年11月
ひげの生えた赤ん坊 週刊朝日 昭和48年11月23日
偽名 小説新潮. 昭和48年12月
深情け不義の手違い 問題小説 昭和49年1月
雪の降る夜 週刊小説 昭和49年1月11日
某月某日 晴 別冊文藝春秋 昭和49年1月
不透明三角関係 小説推理 昭和49年2月
初不動地獄の証文 問題小説 昭和49年3月
都鳥遺恨の簪 問題小説 昭和50年4月
蜜の終り 小説現代 昭和50年4月
喪中につき 小説新潮 昭和50年5月
女の敵 家の光 昭和50年6月
落語 味噌漉し 別冊小説新潮 昭和50年7月
つつもたせ濡れ場の筋書 問題小説 昭和50年9月
噛む女 小説新潮 昭和50年9月
影の侵入者 週刊小説 昭和50年9月19日
濁り川 オール讀物 昭和50年10月
つぶやく妻 小説現代 昭和50年11月 原題:呟く妻
殺意の絆 小説推理 昭和50年11月
河内山冥土の路銀 問題小説 昭和50年12月
昆虫たち 野性時代 昭和51年1月
流れる女 オール讀物 昭和51年1月
目細の安吉恋の中抜き 小説現代 昭和51年2月
葬式ばあさん 小説新潮 昭和51年2月
水子地蔵由縁の枕絵 問題小説 昭和51年3月
けむ秀と万年小町 小説現代 昭和51年4月
男と女 問題小説 昭和51年4月
猫の身代金 オール讀物 昭和51年5月
怖い贈り物 PLAYBOY 昭和51年6月
孤島にて 小説推理 昭和51年6月
デコ政の死 小説現代 昭和51年7月
暗い鏡 小説新潮 昭和51年8月
死ぬな下駄清 小説現代 昭和51年9月
豚花の千人針 小説現代 昭和51年11月
依命殺人 小説推理 昭和52年2月
汚れた足 週刊小説 昭和52年2月7日
のんべ勝の薮入り 小説現代 昭和52年3月
別冊文藝春秋 昭和52年4月
猫半の古傷 小説現代 昭和52年9月
長かった夏 小説新潮 昭和52年10月
南無妙法華の鉄五郎 小説現代 昭和52年11月
決闘 子どもの館. 昭和53年1月
きたない仕事 小説新潮 昭和53年2月
余罪 野性時代 昭和53年6月
仲間 野性時代 昭和53年6月
専門家 野性時代 昭和53年6月
因果の車 小説新潮 昭和53年9月
草葉の陰で 小説現代 昭和54年1月
密告者 小説新潮 昭和54年2月
結婚の時効 野性時代 昭和54年5月
被害者 別冊小説宝石 昭和54年9月
爆発 野性時代 昭和54年10月
骨の音 小説新潮 昭和54年11月
事故多発地点 小説現代 昭和55年1月
諦めない男 週刊小説 昭和55年2月22日
無実 野性時代 昭和55年5月
最後の客 小説新潮 昭和55年7月
白い墓銘碑 中央公論増刊 昭和55年8月
悪い仲 オール讀物 昭和55年9月
裸大黒 小説新潮 昭和56年4月
馬を射たり 野性時代 昭和56年5月
死を呼ぶ女 週刊小説 昭和56年6月19日
偽りの構図 小説現代 昭和56年8月
サブの偶像 野性時代 昭和57年1月
魔性の香り 小説新潮 昭和57年2月 原題:殺意の浮標
あの晩のこと オール讀物 昭和57年2月
教えた女 週刊小説 昭和57年2月26日
遺書 野性時代 昭和57年5月
無気味な同居人 小説現代 昭和57年8月
振られた刑事 オール讀物 昭和57年9月
もう一人 小説新潮 昭和58年2月
尾行者 別册文藝春秋 昭和58年4月
電話魔泥棒 月刊カドカワ 昭和58年5月
極秘の話 週刊小説 昭和58年5月6日 原題:空白の罠
脅迫者 オール讀物 昭和58年7月 原題:浮気な脅迫者
もっと美しく 月刊カドカワ 昭和58年8月
バラの耳飾り 小説新潮 昭和58年10月
痴漢 月刊カドカワ 昭和58年11月
事件の陰に は オール讀物 昭和59年2月
銀のブレスレット 小説新潮 昭和59年5月
愛のしるしに 月刊カドカワ 昭和59年5月
擦れ違った顔 週刊小説 昭和59年5月18日
すばらしい偶然 オール讀物 昭和59年8月 原題:夫婦は意外
愛妻死 月刊カドカワ 昭和59年10月
白鳥のブローチ 小説新潮 昭和59年12月
血の陰影 オール讀物 昭和60年1月
指を鳴らす 小説新潮臨時増刊 昭和61年8月
チャンス オール讀物 昭和62年1月
黒揚羽のリボン 小説新潮 昭和62年3月
切符 オール讀物 昭和62年6月
密告 オール讀物 昭和63年1月
血統 オール讀物 昭和63年6月
サファイアの指輪 小説新潮 昭和63年9月
約束 オール讀物 平成1年2月
指揮者 中央公論文芸特集 平成1年6月
修羅の匂い オール讀物 平成1年8月
エンドレス 中央公論文芸特集 平成1年12月
残照 小説新潮 平成2年1月
一時間後 オール讀物 平成2年4月
一瞬の場景 小説新潮 平成2年6月
お手をどうぞ 小説新潮 平成2年12月
他人の死 小説新潮 平成3年6月
ミステーク 別冊婦人公論 平成3年11月
ニンジン事件 小説新潮 平成3年12月
モネといっしょに 小説新潮 平成4年5月
決着 小説新潮 平成4年11月
チケット オール讀物 平成5年2月
無名の花束 小説中公 平成5年4月 原題:殺意の花束
泥棒たちの昼休み 小説新潮 平成5年5月 原題:蛇の道はへび
出来事 別冊文藝春秋 平成5年7月
不審な男 小説中公 平成5年8月
義をみてせざるは 小説新潮 平成5年11月
最後に笑う者 小説中公 平成5年12月
暗い坂道 小説現代 平成6年1月
一年前の女 オール讀物 平成6年2月
遥かなる終局 小説中公 平成6年5月
あぶない橋 小説新潮 平成6年6月
沈黙は金 小説新潮 平成6年11月
不運は重なる 小説新潮 平成7年1月
ひとつよければ 小説新潮 平成7年3月
押しの一手 小説新潮 平成7年6月
犬も歩けば 小説新潮 平成7年8月

 
 取り急ぎ作成したものなので、誤入力等が残っているかも知れません。間違いがあれば、お許しを。随時、訂正したいと思います。なお、各作品がどの単行本に収録されているか等、については、『読本』に細かく書かれていますので、そちらをご参照くだい。

 一点、小野家氏が参照した中島河太郎リストには、結城昌治の項で、一か所、大きな誤植が存在している。『読本』では、そのミスのある部分をそのままリスト化したために、明らかな間違いがそのまま残ってしまった。本リストでは、その個所については、修正している。ご了解いただきたい。(先行リストの修正は、こんな形でしかできないと思いますし……)

 もう一点、書誌という点で、『読本』の記載を補足しておく。『春の悲歌』という長編は、「小説セブン」昭和43年9月〜44年3月に初出となっている。章ごとに雑誌掲載されたもので、河太郎リストではその章の記載が残っているなどしているが、連載として見ることも可能で、『読本』の記載でも間違いとはいいにくい。ただ、この頃の「小説セブン」はまだ月刊ではなく、隔月等の不規則な刊行だったためもあってか、書誌的にはかなり面倒なのである。『春の悲歌』も全5回、毎号に掲載されたようだが、その掲載誌は、「小説セブン」昭和43年9月、「小説セブン」昭和43年11月、「小説セブン」昭和43年12月、「別冊小説セブン」昭和44年1月、「小説セブン」昭和44年2月ー―という感じだったようだ。1回は、雑誌名さえも違っていたのだ(本来は、増刊という形で刊行するのが一般的だと思うのだが……)。この連載が終わる前後で月刊になったようなので紛らわしいが、この種の小説雑誌だと、刊行年月がそのまま○月号と理解されそうなので、あわせて補足しておきたい。


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