多岐川恭 ノンフィクション初出リスト

戸田和光 編


本リストについて

 多岐川リスト、その3である。
 そういえば、リスト化を忘れていたなー、ということで、補完としてまとめておくことにしたものだ。内容としては、殆んど中味はないに等しいが、ご理解いただきたい。
 ノンフィクションとしたが、単に、『落花の人 日本史の人物たち』に掲載されたものの、初出をまとめたものである。エッセイというよりは、実話に近い内容と考え、このタイトルにしてみた。同書に掲載されていない同傾向のものもあるかとは思うが、エッセイかどうかの判断も必要になってくると思われるため、ここでは、同書収録を一つの基準にしてみたものである。ご理解いただきたい。(ただ、私が確認できたものの大半は、同書に載っていたから、未収録のものの数は少ないとは思うが……)

 誤記等のお粗末なミスがありましたら、ご指摘ください。


多岐川恭 『落花の人 日本史の人物たち』初出リスト

作品名収録誌紙掲載年月
空騒ぎの記―熊坂長庵VS藤田伝三郎 歴史読本 1980年2月
側杖の女―広沢真臣暗殺事件 歴史読本 1973年3月
益次郎暗殺―三条木屋町の難 歴史読本 1977年2月
鳥居耀蔵―“変通の才”に富んだ能吏 歴史と文学 1978年6月
中村内蔵助―落花の人 歴史と文学 1974年9月
乱心 人物往来歴史読本 1964年9月
山師の軍学―由比正雪 歴史読本 1980年6月
悲願の犬山城主 人物往来歴史読本 1967年7月
真田の城―上田城の攻防 歴史と旅 1975年4月
忠臣逃亡―石川数正 歴史読本 1982年1月
血ぬられた杏葉紋 歴史読本 1970年10月
猛将と知将の出合い―島左近と石田三成 歴史と文学 1978年3月
姉川の合戦 歴史と旅 1978年11月
信長と今井宗久 歴史読本 1978年2月
越山併せ得たり 歴史読本 1969年2月
北条時政の引退 歴史読本 1983年5月
呪われた新都 歴史読本 1973年8月
ヤマトタケル悲歌 歴史読本 1969年6月
伊藤博文 歴史読本 1972年12月
なぜ信康母子を暗殺したのか 歴史読本 1982年12月

 ――要するに、歴史雑誌3誌に掲載されたもの、ということになる。なお、初出のものと本書収録時とで、タイトルが微妙に変わっているものもあるが、同じ内容なのが自明であり、著書内でのタイトルの統一性を考慮した可能性も考えられるので、初出タイトルを残すことはしなかった。ご理解いただきたい。

 とりあえず、上げるだけあげますが、随時直して行きます。
 こんなリストでも、多少は何らかの参考になると信じて……。


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戸田和光