赤川次郎　シリーズ連作リスト（仮作成版）

戸田和光　編

本リストについて

　赤川リスト、その３である。複数冊からなるシリーズものの連作短編のリストである。
　著作リストで、「シリーズ連作」という形で記した著作群のリスト、ということである。

　並び順は、適当である。如何せん、シリーズの数が多いので、どの順番にしても、どこかに無理が生じると思われるからである。そのうちに、いい順番を思いついたら、並べ替えるかも知れない。

　誤記等のお粗末なミスがありましたら、ご指摘ください。

赤川次郎　シリーズ連作リスト

　記述方式は、いつもと同じで、初出誌欄や収録短編集が空欄のものは直上のものと同じ――といった意味である。
　同じシリーズといいながら、一旦書籍になってから数年後に、別な出版社から新たにシリーズを開始する、といった例もあって、なかなか一筋縄ではいかない。むしろ、定期的に書かれている作品の方が、傾向が分かりやすいのかも知れない。

　“補足分類”の項は、長編の初出の場合と同様に、Ｄは電子媒体初出のものである。吸血鬼シリーズなどにあるが、先にも書いた通り、電子媒体初出のものは、単行本に初出が書かれていないと、あとで確認することは九分九厘できない。同シリーズに「不明」という記載が多いのは、そのためである。��コバルトシリーズ�≠ｩら出ていた時は、初出誌がちゃんと書かれていたのに、オレンジ文庫に移ってから、初出誌が書かれなくなったのだ。御存知の方がいれば、ご教示いただきたい。

　一点、補足しておきたいのが、末尾においた「三姉妹」シリーズと「爽香」シリーズである。これらのシリーズは、長編主体のシリーズで、ほぼほぼ短編がない。ただ、ゼロでもない。それを省くのもおかしいかな、と思ったので、末尾に、このような形で置くことにした。

　あと一点、注意が必要なのは、「#おとなりも名探偵」と記してある、４編になる。同書は、赤川が創造したシリーズキャラクター５人が登場するもので、三毛猫ホームズの一編以外は、本来のシリーズの単行本には収録されていない。ただ、シリーズキャラクターが登場しているのは間違いないため、単なる短編集という個所で触れるのも違うのでは、と思ったのだ。そんな訳で、各シリーズの一番末尾に、この表記を添えて入れたものである。ご注意いただきたい。


　とりあえず、上げるだけあげますが、随時直して行きます。
　こんなリストでも、多少は何らかの参考になると信じて……。

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