2.ウィーン式オーボエの音色

やはりこれがなくては「現役博物館」 と自分で銘打って20年も前に始めたWebサイトは価値が少ない。 ねw(2025年11月21日)

ハンス・ハダモフスキー自らが吹き込んだ録音の冒頭だ。おそらくは

自分の学生たちの指導のため、

あるいは全世界に広まるコンセルヴァトワール式に比べてツーレーガーの楽器に何ら遜色のないことを示すため、

そして伝統の響を後世に残すため

だろう。元々はレコード盤だったかもしれない(針のノイズが聞こえる箇所が他の場所にあるので)。もう30年も前に芦野さんからカセットテープに入れられて、私に贈られたものだ。

カセットをtape deckに入れて、出力を当時は赤白のRCAケーブルでApple Macintoshのアナログ入力端子につなぎ、なるべく劣化しないようにディジタル化した(15年以上前)。

ハダモフスキーの信条はフォルテ・ゲラーデで、強くて(太くて)まっすぐな音。当然ヴィブラートはない。最初の音はフォルテッシモで、録音器の入力レベルを飽和させてしまっているので、ちょっとびっくりすると思うが、次の音からは大丈夫である。アナログ録音なので、録音ピッチが442Hzだったのかどうかもわからない。

国内の私も存知上げないツーレーガー所有者、ウィーン式オーボエ所有者、愛好家にお届けします:最低音シ(下第1線下)、最高音ファ(上第3線の上)、その最高音から最低音までの半音階、ハ長調の2オクターブの音階をレガートに1往復、スタッカートで1往復、ブラームス作曲ヴァイオリン協奏曲第2楽章冒頭のオーボエのソロです。1分間の妙義!