離断性骨軟骨炎

野球をしている小学校高学年から中学生くらいに多く見られる症状です。
上腕骨小頭(肘の外側のでっぱりのところ)がピッチング動作で衝撃を繰り返し、その結果発症してしまいます。

投球動作は
1、ワインドアップ期:投球モーションの開始動作期間
2、コッキング期:片脚立ちになり体幹がキャッチャーの方に向くまでの期間
3、加速期:コッキング期からボールがリリースされるまでの期間
4、減速期:ボールがリリースされてから肩が回りきるまでの期間
5フォロースルー期:減速期から最後までの期間
に分類されます。

ピッチング動作の中で肘に衝撃が加わるのはコッキング期から加速期にかけてです。
衝撃加わり続けることで、骨が剥がれてきてしまう状態になります。
基本的には長期安静をすることで自然治癒を促していきます。


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