振り落とされまいと、ヒナタはナルトの首にきつく両腕を巻き付け、しっかと胸に顔を伏せていた。 しがみつく、その必死な様子が可笑しくもあり、可愛くもあったが、それ以上にナルトをどぎまぎさせる。 ※ ヒナタの誕生日をめぐるお話