ハモグリバエ(トマトハモグリバエ)

  

ハエ目/ハモグリバエ科/ハモグリバエ

トマトハモグリバエ

トマトハモグリバエ
2010年9月11日
撮影

 

マメハモグリバエ、ナスハモグリバエと非常によく似ていて見分けは非常に困難ですが、ここでは8月、トマトの葉にかなりの被害があったので、トマトハモグリバエとしました。時期的に見て、9月1日撮影の幼虫が羽化したものと思われます。
体長:約2.2mm

 

トマトハモグリバエ

2010年9月7日撮影
上の9月11日撮影と同じと思われるが、上から見ると、脚のつけ根などは黄色くなっています。

 

ハモグリバエの幼虫(トマトの葉の中)

ハモグリバエ
の幼虫
2010年9月1日
撮影

 

トマトの葉を食害しているハモグリバエの幼虫の一種ですが、非常に小さいため、あまり鮮明ではありませんが、参考のため掲載しました。
矢印の所が葉肉の中に潜り込んでいる様子です。

 

ハモグリバエの蛹

ハモグリバエ
の蛹
2010年12月22日
撮影

 

すでに冬に入っているので幼虫はいないと思っていましたが、なんと、霜が降りる小松菜の葉に潜っていたハモグリバエの幼虫で、蛹になっているではないか。
上の小さな食害の軌跡はまだ幼虫のようで、蛹に成る前に寒さや霜で死んでいるようです。

 

ハモグリバエの蛹

光にすかしてみると黒っぽい蛹が見えます。

 

ハモグリバエの蛹

裏から見ると薄い膜の中に蛹がうっすらと見えます。
薄い膜は小松菜の表皮と思われます。

 

ハモグリバエの蛹

やはり、光に透かしてみると蛹の影がはっきりと見えます。

 

ハモグリバエの蛹

ハモグリバエ
の蛹
2010年12月22日
撮影

 

膜を剥がしてみると、黒っぽいハモグリバエの蛹が現れました。
黒いツブツブはフンと思われます。その後、観察しようと思いましたが、ポロッと土の上に落ちてしまい、見失ってしまいました。
体長:約2mm

 

ハモグリバエの蛹

横からのショットで、周りに白く見えるのが小松菜の表皮です。

 

 

  

 

 

 

 

 

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