チョウ目/ヤガ科/タバコガ亜科/オオタバコガ
バジルに現れたオオタバコガと思われる。
オオタバコガとタバコガの区別は難しく、翅を広げてみないとわからないのでここではオオタバコガとしました。
以下に紹介している幼虫が羽化したのかもしれません。
顔です。
もう収穫の時期も終わりに近づいたトマトに多数発生したオオタバコガの幼虫と思われる。
オオタバコガとタバコガは非常に似ていて判別するのは難しく、ここではオオタバコガの幼虫として紹介します。
トマトは穴だらけでした。
2010年の夏は、気象庁でも異常気象と言うぐらい、真夏日が9月23日まで続きました。
とにかく暑い夏でした。
オオタバコガの若齢幼虫と思われる。
上記の理由で、ここではオオタバコガの幼虫として紹介します。
バジルから落ちたオオタバコガと思われる幼虫です。この時は全体が茶色っぽく見えます。同じ個体の15日後の12月8日撮影と比べてみてください。
2010年11月23日撮影(同上)
顔の部分ですが、全体が黒っぽくなっています。
2010年11月23日撮影(同上)
頭の上部分ですが、黒っぽくなっています。
15日後、同じ個体ですが、全体が緑色をしています。顔と頭の部分の黒いところも緑色に変わっています。
上の個体の拡大写真
生長の課程で体の色が変わっていくのですね。
また、幼虫の体色は緑色から淡赤色までいろいろあるようです。
この日もたいへん寒く、霜が降りていました。バジルはもう殆ど元気がなく枯れてきているも相まって体力が落ちたのか、凍死してしまいました。体の真ん中あたりに霜が付き、体が凍り付いて硬くなっていました。
時期的に、ふ化が遅くて蛹を作れなかった結果のようですね。